ツール・ド・フランスを走ったトレック・セガフレードのバイクをピックアップ。軽量オールラウンダーのEmonda、エアロロードのMadone、そして未発表の新型Speed Conceptを紹介する。



ニューカラーのクロームレッドでペイントされたトレック・セガフレードのMadone SLRニューカラーのクロームレッドでペイントされたトレック・セガフレードのMadone SLR photo:Makoto AYANO
ニューカラーと合わせて従来のチームカラーモデルも併用されていたニューカラーと合わせて従来のチームカラーモデルも併用されていた photo:Makoto AYANOヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)のEmonda SLRヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)のEmonda SLR photo:Makoto AYANO


ピレネー初日の第14ステージで、バウケ・モレマ(オランダ)が劇的な独走勝利を挙げるなど存在感を見せたトレック・セガフレード。今年も軽量オールラウンダーのEmondaとエアロロードのMadoneを併用し、コースプロフィールに合わせて乗り分けた。

チームは節目のビッグレースでトレック独自のカスタムオーダープログラム「ProjectOne」を活用したスペシャルペイントバイクを用意するが、今ツール・ド・フランスではEmonda、Madone共にレッドクロームメタリックにペイントされたバイクが目を惹いた。なおこのニューペイントは、女子チームのブルーメタリックと共に「ICON Chromaシリーズ」の新色(Ruby & Sapphire)として一般オーダーも開始されている。

新型のSpeed Concept。全選手がこのニューモデルを使用した新型のSpeed Concept。全選手がこのニューモデルを使用した photo:Makoto AYANO
リアバックは大きくそのフォルムを変えているリアバックは大きくそのフォルムを変えている photo:Makoto AYANOインテグレート化が進んだヘッド周りインテグレート化が進んだヘッド周り photo:Makoto AYANO

デビューまでのカウントダウンを思わせるロゴデビューまでのカウントダウンを思わせるロゴ photo:Makoto AYANO新型Speed Conceptのハンドル周りを見る新型Speed Conceptのハンドル周りを見る photo:Makoto AYANO


また、最も注目を集めたのは新型のTTバイク、Speed Concept。前哨戦のクリテリウム・デュ・ドーフィネから実戦投入された新型はディスクブレーキ化はもちろん各部のインテグレート化が推し進められている模様。今ツールでは全選手が新型を駆ったため、チームは100%ディスクブレーキ化を達成したことになる。

コンポーネントはブレーキレバーやクランクにスラムロゴ(プロ供給専用グラフィック)が目立つRED eTAP AXSを使用。チェーンリングはAXSコンポーネント登場以来長らく供給専用だったものの、今年3月に通常ラインナップに加わった54/41Tや52/39Tなど、アウタートップでギア比5.4や5.2を実現する大きなチェーンリングを使用。TTでは56/43Tが使われていた。

ヤスパー・ストゥイヴェン(ベルギー)のバイク。スプリンタースイッチが取り付けられていることが分かるヤスパー・ストゥイヴェン(ベルギー)のバイク。スプリンタースイッチが取り付けられていることが分かる photo:Makoto AYANO
TTステージでは56/43Tチェーリングを使用TTステージでは56/43Tチェーリングを使用 photo:Makoto AYANOペダルは引き続きシマノ デュラエースペダルは引き続きシマノ デュラエース photo:Makoto AYANO

ハンドルはボントレガーのステム一体型ハンドルバー。モレマのバイクはコンピュータを搭載していないハンドルはボントレガーのステム一体型ハンドルバー。モレマのバイクはコンピュータを搭載していない photo:Makoto AYANOボントレガーではなくケーエッジのマウントを使用するボントレガーではなくケーエッジのマウントを使用する photo:Makoto AYANO


また、スラムコンポーネントを使用しているものの、エドワード・トゥーンスやヤスパー・ストゥイヴェン(共にベルギー)、ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)は下ハンドルにスプリンタースイッチ(SW-R610)をセットしていた。スラムはBlipsやMultiClicsというサテライトスイッチを用意しているものの、選手たちの要望を受けチーム側で取り付けているものと思われる。また、ペダルはシマノのDURA-ACEを使い続けている。

コックピット周りはEmondaと同時に登場したステム一体型ハンドルバーが基本。ガーミンのEDGEシリーズをケーエッジのマウントを介して搭載しているが、相変わらずモレマはコンピュータ無しでレースを走っている模様。

ボントレガーのAeolus RSLシリーズ。画像はTTで使われた75ボントレガーのAeolus RSLシリーズ。画像はTTで使われた75 photo:Makoto AYANO
メインタイヤはピレリの新型P ZERO RACE TUB SLメインタイヤはピレリの新型P ZERO RACE TUB SL photo:Makoto AYANO従来品のP ZERO VELOも併用されていた従来品のP ZERO VELOも併用されていた photo:Makoto AYANO


ホイールはボントレガーのAeolus RSLシリーズだ。昨年ツールでは特にディープリムにおいて既存のXXXシリーズが継続採用されてきたが、これらは2021年にAeolus RSLシリーズに加わった”51”や”62”、そして”75”に置き換えられた。なおボントレガーがディスクホイールをラインアップしていないため、TTバイクの後輪はジップSuper-9だ。

ボントレガーのホイールに組み合わせるタイヤはピレリのP ZERO VELOチューブラーだが、赤いSLロゴが入る新型のP ZERO RACE TUB SLも併用されている。

text:So Isobe
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