ハイパフォーマンスコンポーネントブランドのカデックスが、Race Handlebarをリリースする。ワンピース構造によって重量160gを達成した超軽量なロードハンドルだ。



カデックス Race Handlebarカデックス Race Handlebar (c)カデックス
高い技術力を駆使したプレミアムコンポーネントを開発するカデックス。ホイールやサドルに続き、ロード用ハンドル"Race Handlebar"をラインナップに加えた。

Race Handlebarはカーボンファイバーを緻密にレイアップする技術を駆使し、屈曲したロードハンドルをワンピースで成型。これにより、従来の3ピース構造で発生する接合部の余分な重量とたわみを排除することができ、420mm幅で160gという非常に高い軽量性と高剛性を実現した。

ショートリーチとすることでハンドルの握りかえが行いやすくなったショートリーチとすることでハンドルの握りかえが行いやすくなった (c)カデックス
ハンドル・トップの後端部は握りやすいようにフラットになっているハンドル・トップの後端部は握りやすいようにフラットになっている (c)カデックス
軽量性だけではなく、ハンドルバーの形状を人間工学に基づいて最適化。トップ部分は緩やかなカーブを描くとともに、親指がかかる後端部はフラットな造作に。このデザインによって握りやすさと手を置ける範囲を広げた。さらに、路面からの振動を吸収する性能も確保されており、一日中快適に過ごせるという。

ドロップ部はショートリーチ&アナトミックシャローデザインが採用されている。コンパクトな設計とすることで、ハンドルを握る位置を素早く切り替えられ、不意のアタックなどに反応する際に、ドロップを握りやすくなっている。また、ドロップ部は楕円断面とされており、グリップ性と剛性を同時に向上させている。

カデックス Race Handlebarカデックス Race Handlebar (c)カデックス
この新たなハンドルについて、カデックスのプロダクト&マーケティング部門の責任者であるジェフ・シュナイダーは次のようにコメントしている。

「最高の製品を追求するために、私たちは自転車で最も重要なタッチポイントの一つであるハンドルバーを大幅に改善したいと考えました。CADEX Race Handlebarには、CADEXのフックレスリムと同じ最先端のカーボンレイアップ技術が採用されていますが、最大の成果は、従来の3ピースハンドルバーの接合部に見られた余分な重量とたわみを排除した革新的な1ピースロードハンドルバーを開発したことです。エルゴノミクスの最適化と相まって、剛性、強度、快適性に妥協することなく、420mmのドロップバーで160g という驚異的な軽量化を実現しました。」

そんなRace Handlebarのラインアップは380mm、400mm、420mmの3種類。価格は44,000円(税込)だ。

軽量なハンドルバーはヒルクライムバイクなどに最適だろう軽量なハンドルバーはヒルクライムバイクなどに最適だろう (c)カデックス


カデックス Race Handlebar
素材:Full carbon bar
クランプ径:31.8mm
サイズ:
380mm (Reach 68mm / Drop120mm)
400mm (Reach 72mm / Drop125mm)
420mm (Reach 72mm / Drop125mm)
重量:160g (420mm)
価格:44,000円(税込)

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