JBCF(一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)が主催するトラックシリーズの第1戦「西日本トラック」が、7月31日と8月1日に大阪府岸和田市の岸和田競輪場で開催された。改修されて新しくなった走路で2日間にわたり行われた競技の模様をフォトレポートする。



走路改修を終えて今年から再開した岸和田競輪場走路改修を終えて今年から再開した岸和田競輪場 photo:Satoru Kato
岸和田競輪場の愛称「ブッキースタジアム岸和田」岸和田競輪場の愛称「ブッキースタジアム岸和田」 photo:Satoru Kato「JBCFトラックシリーズ」は、今回の「西日本トラック」と、8月末の「東日本トラック」、10月末の「全日本トラックチャンピオンシップ」の3戦が予定されている。

西日本トラックの会場となった岸和田競輪場は、施設の改修工事を終えて今年5月に新装された走路がお披露目されたばかり。JBCFの大会は2017年以来4年ぶりの開催となった。初日朝に自ら試走した安原理事長によれば、新しい走路の走行感は軽めだと言う。

2日共に夏の陽差しが照りつけて30℃を超える中、男女合わせて13種目が行われた。



スクラッチ、ポイントレースをキナンサイクリングチームが制する

男子スクラッチ 西谷泰治(AISAN SUPPORTERS)を先頭に逃げる3名男子スクラッチ 西谷泰治(AISAN SUPPORTERS)を先頭に逃げる3名 photo:Satoru Kato
男子ポイントレース レース中盤以降逃げた山本元喜(キナンサイクリングチーム)と西谷泰治(AISAN SUPPORTERS)男子ポイントレース レース中盤以降逃げた山本元喜(キナンサイクリングチーム)と西谷泰治(AISAN SUPPORTERS) photo:Satoru Kato
初日に行われた男子スクラッチは、レース中盤以降逃げ集団を形成していた荒井佑太(キナンサイクリングチーム)が、終盤に単独アタックを決めて優勝した。同じく初日に行われた男子ポイントレースでは、山本元喜(キナンサイクリングチーム)が西谷泰治(AISAN SUPPORTERS)と共に逃げて大幅にポイントを加算し、ラップポイントも加算して勝負を決めた。

4km個人パーシュートは渡邉歩が優勝 チームパーシュートはVC VELOCE

男子4kmIP 優勝 渡邉歩(愛三工業レーシングチーム)4分53秒051男子4kmIP 優勝 渡邉歩(愛三工業レーシングチーム)4分53秒051 photo:Satoru Kato男子チームパーシュート 優勝 VC VELOCE 4分40秒865男子チームパーシュート 優勝 VC VELOCE 4分40秒865 photo:Satoru Kato

男子4kmIP 表彰式男子4kmIP 表彰式 photo:Satoru Kato男子チームパーシュート 表彰式男子チームパーシュート 表彰式 photo:Satoru Kato

男子4km個人パーシュートは、渡邉歩が1位、大前翔が2位となって愛三工業レーシングチームが1位・2位を独占。チームパーシュートはVC VELOCEが優勝した。



男子ジュニアユース3kmIP 優勝 田村一暉(崇徳高等学校)3分38秒646男子ジュニアユース3kmIP 優勝 田村一暉(崇徳高等学校)3分38秒646 photo:Satoru Kato女子500mTT優勝 伊藤優里(朝明高校)37秒955女子500mTT優勝 伊藤優里(朝明高校)37秒955 photo:Satoru Kato



オムニアムは京都産業大学の谷内健太が優勝

オムニアム/ポイントレース 総合上位勢がお互いをマークオムニアム/ポイントレース 総合上位勢がお互いをマーク photo:Satoru Kato
オムニアム/ポイントレース 総合首位の谷内健太(京都産業大学)が、2位の岡本隼(愛三工業レーシングチーム)の動きをマークするオムニアム/ポイントレース 総合首位の谷内健太(京都産業大学)が、2位の岡本隼(愛三工業レーシングチーム)の動きをマークする photo:Satoru Kato
オムニアム 表彰式オムニアム 表彰式 photo:Satoru Kato2日目に行われたオムニアムは京都産業大学の活躍が目立った。スクラッチでは、谷内健太が1位、中村栄杜が2位となり、テンポレースでは、後半にポイントを連取した矢萩悠也が1位となった。エリミネイションまで3種目を終えて谷内が総合首位となり、6点差の2位に岡本隼(愛三工業レーシングチーム)と中村、8点差の4位に荒井佑太(キナンサイクリングチーム)と、上位4名が僅差で最後のポイントレースへ。

序盤から積極的にポイントを取りに行く谷内に対し、岡本、中村、荒井はポイントを加算できないままレース終盤へ。岡本は得点が倍となるフィニッシュで1位となるも、終始コンスタントにポイントを重ねた谷内が20点差まで差を広げて優勝。中村が3位となり、京都産業大学の1-3フィニッシュ。2週間後に迫ったインカレに向けて弾みをつけた。



女子3kmIP優勝 橋本優弥(MINOURA大垣レーシング)3分55秒939女子3kmIP優勝 橋本優弥(MINOURA大垣レーシング)3分55秒939 photo:Satoru Kato男子1kmTT優勝 大屋健司(岩井商会レーシング) 1分06秒233男子1kmTT優勝 大屋健司(岩井商会レーシング) 1分06秒233 photo:Satoru Kato

男子ケイリン 小堀敢太(京都産業大学 )奥澤優也(AutoBahnGotemba)齊藤宏樹(BMレーシングZUNOW)の争いを小堀が制する男子ケイリン 小堀敢太(京都産業大学 )奥澤優也(AutoBahnGotemba)齊藤宏樹(BMレーシングZUNOW)の争いを小堀が制する photo:Satoru Kato
女子ケイリン 伊藤優里(朝明高校)が、中本真弥(VC VELOCE)を下して優勝女子ケイリン 伊藤優里(朝明高校)が、中本真弥(VC VELOCE)を下して優勝 photo:Satoru Kato男子スプリント決勝 伊藤京介(日本大学 /三重県自転車競技連盟)が2本連取で優勝男子スプリント決勝 伊藤京介(日本大学 /三重県自転車競技連盟)が2本連取で優勝 photo:Satoru Kato

男子チームスプリント優勝 岩井商会レーシング 1分18秒194男子チームスプリント優勝 岩井商会レーシング 1分18秒194 photo:Satoru Kato
個人パーシュート 結果
男子4km女子3km
1位渡邉 歩(愛三工業レーシングチーム)4分53秒051橋本優弥(MINOURA大垣レーシング)3分55秒939
2位大前 翔(愛三工業レーシングチーム)4分53秒153五味田奈穂(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)4分0秒421
3位徳田 匠(岩井商会レーシング)4分55秒529伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)4分03秒879
ジュニアユース個人パーシュート 結果
男子(3km)
1位田村一暉(崇徳高等学校)3分38秒646
2位世古眞太郎(LEOMO Bellmare Racing Team)3分38秒650
3位宮内由樹(広島城北高等学校 ※オープン参加)3分49秒155
女子(2km)
1位松原爽花(広島市立広島工業高等学校 ※オープン参加)2分51秒893
男子4kmチームパーシュート 結果
1位VC VELOCE(井上、大原、二階堂、山住)4分40秒865
2位朝明高校 ※オープン参加(加藤、竹野、松岡、柚木)4分44秒338
3位eNShare Racing Team(大塚、河賀、木原、嶋田)4分50秒115
スクラッチ 結果
男子(10km)女子(6km)
1位荒井佑太(KINAN Cycling Team)13分20秒030橋本優弥(MINOURA大垣レーシング)8分29秒890
2位⻄谷泰治(AISAN SUPPORTERS)伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)
3位福永和人(広島市立広島工業高等学校 ※オープン参加)川嶋百香(岩井商会レーシング)
男子ポイントレース 結果(30km)
1位山本元喜(KINAN Cycling Team)68p
2位西谷泰治(AISAN SUPPORTERS)42p
3位岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)31p
男子1kmタイムトライアル・女子500mタイムトライアル 結果
男子1kmTT女子500mTT
1位大屋健司(岩井商会レーシング)1分06秒233伊藤優里(朝明高校 ※オープン参加)37秒955
2位村田瑞季(岩井商会レーシング)1分06秒715石中 葵 (富山県自転車競技連盟)38秒216
3位小堀敢太(京都産業大学 ※オープン参加)1分06秒779下条未悠(富山県自転車競技連盟)38秒507
男子スプリント 結果
1位伊藤京介(日本大学 /三重県自転車競技連盟 ※オープン参加)
2位島 奨乃(Team ZERO UNO FRONTIER)
3位藤井昭吾(岩井商会レーシング)
チームスプリント 結果
男子(400m×3)女子(400m×2)
1位岩井商会レーシング(畑段、村田、山本)1分18秒194富山県自転車競技連盟(石中、下条)58秒531
2位AutoBahnGotemba ※オープン参加(奥澤、石井、宮崎)1分21秒290スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ(五味田、鈴木)1分2秒341
3位BMレーシングZUNOW(井狩、江口、齊藤)1分21秒313岩井商会レーシング(辻本真希、辻本真里)1分2秒617
ケイリン 結果
男子女子
1位小堀敢太(京都産業大学 ※オープン参加)11秒560伊藤優里(朝明高校 ※オープン参加)14秒220
2位齊藤宏樹(BMレーシングZUNOW)中本真弥(VC VELOCE)
3位奥澤優也(AutoBahnGotemba)昼田奈緒(同志社大学 ※オープン参加)
オムニアム 結果
SCTEELPR
1位谷内健太40323230132
2位岡本 隼36283414112
3位中村栄杜38342698
※SC=スクラッチ、TE=テンポレース、EL=エリミネイション、PR=ポイントレース



text&photo:Satoru Kato
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