今大会最後の山岳ステージとなったツール第18ステージ。昨日に続いて勝利を挙げたタデイ・ポガチャルや2位のヴィンゲゴー、3位のカラパス、序盤から逃げたアラフィリップなどのコメントを紹介します。



ステージ1位&マイヨジョーヌ&マイヨアポワ(山岳賞)&マイヨブラン(ヤングライダー賞) タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)

超級山岳リュズ・アルディダンでステージ2連勝を飾ったタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)超級山岳リュズ・アルディダンでステージ2連勝を飾ったタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:Bettiniphoto
信じられない。昨日から引き続き調子は良く、再び勝てたなんて本当にクレイジーだよ。まだ3日間を残しているが、(総合優勝する確率は)50%じゃないかな。まだわからないけどね。

トゥールマレーから集団のペースは速く、僕はただイネオスの後ろを何も考えずただ集中して走っていた。そして最後の山岳を最大限の力で登っただけだ。

(明後日の)タイムトライアルはどうなるだろうね。ベストを尽くすだけだが、もちろんバッドデイの可能性だってある。だけどそれは新しい体験となるだろう。もちろんタイムトライアルで6分を失うこともゼロではないが、そうならない自信はあるよ。

着実に総合リードを広げているタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)着実に総合リードを広げているタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:Bettiniphoto
みんなが言う「ポガチャルの時代がやってきた」なんて馬鹿げた表現だ。たしかに多くの若い選手たちが高いレベルで活躍しているので、新しい世代は来ているのだろう。それはとても良い時代なんだと思う。この先、素晴らしい10年が待っているんじゃないかな。

前から言っているように、レースは楽しまなければならない。ファンが熱狂するマイヨアポワを獲得できてとても嬉しいが、このジャージについて考えたことはなかった。マイヨジョーヌが最優先で、これは大きなボーナスみたいなものだよ。

ステージ2位&総合2位 ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)

2日連続のステージ2位となったヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)2日連続のステージ2位となったヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ) photo:Makoto AYANO
最良の日ではなかった。とてもハードで、メンタルの戦いでもあった。その中で自分ができうる最大限の走りができたので満足しているよ。調子が良くないのにもかかわらず、ポガチャルについていけたことが嬉しかった。

ツール・ド・フランスの最終山岳ステージを終えた時点で総合2位にいるなんて素晴らしい。このツールはプリモシュ(ログリッチ)のアシストとしてスタートしたんだ。こんなことになるなんて夢にも思わなかった。また、セップ(クス)とワウト(ファンアールト)、マイク(テウニッセン)に感謝したい。彼らは素晴らしかった。

パリでの表彰台が現実的になってきたね。でも、僕らはこのツールが最後まで何が起こるか分からないことを知っている。だから明日もまた集中して、その翌日のタイムトライアルでは全力を尽くす。

ステージ3位&総合3位 リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)

ラスト450mでポガチャルを追いかけるリチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)ラスト450mでポガチャルを追いかけるリチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ) photo:Makoto AYANO
素晴らしい働きをしてくれてくれたチームに感謝したい。僕たちの目標はステージ優勝で、最後までの目標に向かって走り続けた。ライバルが強いことはわかっていたので、この結果には満足している。僕に失うものは何もなかったからね。

残り2日で何が起こるか分からないが、表彰台はほぼ決まっただろう。厳しいステージの連続だった。僕たちは速いペースで集団を引き、ステージ優勝を狙う姿勢を見せられたので、結果的には良かったのだと思う。

ステージ4位&総合6位 エンリク・マス(スペイン、モビスター)

今日の結果と走りが、僕の現在地を表している。トップにいる選手たちと争うことは、総合順位よりも大事なことだった。僕が前に出た瞬間、彼らはお互いを見合っていた。だがポガチャルがペースを上げた時に、彼が追いつき勝利すると悟ったよ。監督から無線で「誰も追ってこないぞ」と言われたが、ステージ優勝ができるとは思っていなかった。

僕たちは表彰台を目指してここにやってきたので、6位という結果には満足できない。だが、少しでも順位を上げられるようトライしてみるつもりだ。まだ土曜のタイムトライアルなどタフなステージは残されているからね。その後は休み、ブエルタのための準備を始めるつもりだ。

ステージ5位 ダニエル・マーティン(アイルランド、イスラエル・スタートアップネイション)

ステージ5位 ダニエル・マーティン(アイルランド、イスラエル・スタートアップネイション)ステージ5位 ダニエル・マーティン(アイルランド、イスラエル・スタートアップネイション) photo:Makoto AYANO
(ポガチャルのアタックによって)集団が分裂した時、総合順位のためにペースを保っていたオコーナーとケルデルマンと一緒になった。だが、彼らが疲れて見えたので、先頭集団を目指して加速したんだ。セップ・クスの速い牽引がなければ追いついていただろう。どちらにせよ、今大会で初めて自分の走りができたと思う。

ステージ8位&総合4位 ベン・オコーナー(オーストラリア、アージェードゥーゼール・シトロエン)

昨日ほど調子が良くなかったのだが、なんとか走り切ることができた。僕とチームにとって良いステージとなった。グランツールの第3週目は僕に合っているね。ウィルコ・ケルデルマンと僕は今日、同じようなレースをした。総合4位で、5位の彼との差は僅か(32秒差)だ。土曜にあるタイムトライアルの後の結果はどうなっているだろうね。

ステージ9位&総合5位 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)

それぞれが総合順位を守ったベン・オコーナー(オーストラリア、アージェードゥーゼール・シトロエン)とウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)それぞれが総合順位を守ったベン・オコーナー(オーストラリア、アージェードゥーゼール・シトロエン)とウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ) photo:CorVos
昨日の落車の痛みもあり、素晴らしいステージとはならなかった。最後の山岳ステージなので当然だが、フィニッシュに向け激しい戦いが繰り広げられていた。エマヌエル(ブッフマン)とパトリック(コンラッド)の調子はよく、特にエマヌエルはラスト2kmまで僕を連れて行ってくれた。総合順位のためにベストを尽くした。順位をもう1つ上げることができるかもしれないが、たとえ5位だとしても良い結果だ。土曜にやってくる決戦の結果を見てみよう。

ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)

最終山岳リュズ・アルディダンまでアシストを務めたワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)最終山岳リュズ・アルディダンまでアシストを務めたワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ) photo:CorVos
もう少し長く先頭集団には残れたのだが、限界ギリギリで登っても役には立たないと判断した。僕はヨナス(ヴィンゲゴー)のためにできる仕事をして、困難に陥りながらも僕らはチームとして素晴らしい働きができたと思う。ヨナスがステージ優勝できず残念だが、若いながらも素晴らしい走りを見せてくれた。このツールにエースとして来たわけではないのにもかかわらず、こんな走りができるなんて将来が本当に楽しみだよ。

ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)

先頭グループに追いついてそのまま逃げるジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)先頭グループに追いついてそのまま逃げるジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:Bettiniphoto
逃げ切りの可能性がある最後のステージだと分かっていたので、全力でアタックしたんだ。ベストは尽くしたが、集団がフルガスで追ってきた。トゥールマレーで吸収されてしまったが、悔いはない。逃げに乗り、この美しいアルカンシェルを披露できて良い時間だったよ。

マイヨヴェール(ポイント賞) マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ドゥクーニンク・クイックステップ)

マーク・カヴェンディッシュ(ドゥクーニンク・クイックステップ)を制限タイム以内にサポートしたウルフパック列車がフィニッシュマーク・カヴェンディッシュ(ドゥクーニンク・クイックステップ)を制限タイム以内にサポートしたウルフパック列車がフィニッシュ photo:Makoto AYANO
トゥールマレーの前からこのステージの厳しさを脚に感じていた。短くも勾配のあるカテゴリー山岳(ルクルー峠)でのアタックが集団のペースを速め、スプリントポイントでは力を使わなくてはならなかった。トゥールマレーは今大会で最も辛い登りで、何度ツールを走っても慣れることはない。このタフなステージを一緒に走ってくれたチームメイトに感謝したい。フィニッシュの瞬間、今大会を通した彼らの働きに感謝の思いで涙が溢れてきた。このチームの一員として走れることがどれほど誇りかつ幸せなことか、言葉では言い尽くせない。

text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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