前年度覇者タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)が圧巻の走りを見せたツール5日目。悔しさを口にした2位キュングや、マイヨジョーヌを守ったファンデルプール、優勝候補に挙げられていたファンアールトたちのコメントを紹介します。



ステージ1位&マイヨブラン(ヤングライダー賞) タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)

マイヨブランを着るタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)がフィニッシュに向かうマイヨブランを着るタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)がフィニッシュに向かう photo:Kei Tsuji
素晴らしい日となった。全くミスすることなく、他の選手たちのように雨に降られることもない、完璧な天気と気温のなか走ることができた。コースは把握していたし、スタートから飛ばし過ぎた近々の2つのタイムトライアルとは違い、今日は適正なペースを守り、最後まで完璧なペダリングができた。

今日の目標は(総合の)ライバルたちに対しタイムを失わないことだった。だが実際は貴重なタイムを稼ぐことができとてもハッピーだよ。マイヨジョーヌを取らなかった方が良かったかどうかはわからない。だけどマイヨブランを着用できてとても嬉しいよ。

トップタイムでステージを制したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)トップタイムでステージを制したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:Makoto AYANO
ティレーノ~アドリアティコの直後に風洞実験を行った。そこでたくさんのことを学んだ。だがエアロ(ポジション)を追求するあまり(フレームに)近づきすぎてしまい、以前のように踏めなくなってしまったんだ。しかしいまは正しいバランスを見つることができ、おかげで良い走りに繋がった。ツール開幕の1週間前からTTバイクでの調子が上がってきた。まさかここまでタイム差がつくとは思っていなかったけどね。

これでよりアドバンテージが得られた。毎日のようにアタックがあるだろうし、展開も難しくないっていくだろう。それがレースというものだ。今後の展開がどうなっていくのか楽しみだし、やる気は十分だよ。コンディションはとても良いし、足の状態もいい。昨年と変わらないくらいにね。

ステージ2位 シュテファン・キュング(スイス、グルパマFDJ)

2位のシュテファン・キュング(スイス、グルパマFDJ)2位のシュテファン・キュング(スイス、グルパマFDJ) photo:Makoto AYANO
ポガチャルの強さは昨年のプランシュ・デ・ベル・フィーユ(第20ステージ)で証明されているし、僕は彼が世界最高の選手だと思っている。彼は強く、その走りには脱帽だよ。ベストを尽くしたので自分自身を責めるなんてことはしない。だが、ここに2位になるために来たわけではないので、がっかりはしている。だが、まだツールは終わっていないし、タイムトライアルはあと1つ残っている。ライバルたちは山で少し疲れるだろうから、リベンジできるよう頑張りたい。

ステージ3位 ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)

3位のヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)3位のヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ) photo:Makoto AYANO
トップに近いこのタイムに満足しているよ。自分のことをタイムトライアルスペシャリストだと思ってはいないが、今年は良いタイムトライアルができている。もちろんトップタイムが出せるとは思っていなかったけどね。プリモシュ(ログリッチ)の調子が日に日に良くなっているのは前向きなことだ。早く完全に回復することを願っている。いずれにしても、良い走りだった。

ステージ4位 ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)

優勝候補ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)は30秒遅れのステージ4位優勝候補ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)は30秒遅れのステージ4位 photo:Kei Tsuji
ポガチャルの勝利は予想外だった。だがもはや驚きとは言えないだろう。力の限りを尽くし、ミスもなく走り終えることができた。スタートから数kmで優勝できる脚がないとわかった。余裕がなかったんだ。勝利を狙っていただけに悔しいよ。

ステージ5位&マイヨジョーヌ マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)

柔らかい表情を見せるマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)柔らかい表情を見せるマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス) photo:Kei Tsuji
素晴らしい。(マイヨジョーヌを守るのは)不可能だと思っていたが、昨日はメカニックが夜までTTバイクの空力を上げるため作業してくれたんだ。ハンドルバーの位置を少しだけ高くし、ヘルメットとホイールも変えた。今朝試走した時の感覚にはとても驚いたよ。(以前から)もっとパワーが出せると思っていたが、ポジションが原因だったんだ。今日と言う日をそう簡単に忘れられないだろう。

予想以上の結果を生んでくれたチームに感謝したい。マイヨジョーヌは翼を授け、このジャージで観客の中を走るのは特別な気持ちだった。山岳ステージでポガチャルなど相手にこのジャージを守るのは難しいだろう。だが、明日もまたマイヨジョーヌを着用できることがとにかく嬉しいよ。

ステージ7位 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)

プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)はステージ7位のタイムにまとめるプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)はステージ7位のタイムにまとめる photo:Kei Tsuji
タフな日となった。力を振り絞って踏んだのだが、まだ傷が痛み、もちろん最悪の感覚だ。なんせ全身擦過傷だらけだからね。日に日に調子は良くなっているし、チームとして毎日力を尽くせるよう頑張るだけだ。今日ベストを尽くせたことを誇りに思う。それしかできることはないからね。

ステージ9位 リッチー・ポート(オーストラリア、イネオス・グレナディアーズ)

イネオスのトップタイムは9位のリッチー・ポート(オーストラリア、イネオス・グレナディアーズ)イネオスのトップタイムは9位のリッチー・ポート(オーストラリア、イネオス・グレナディアーズ) photo:Makoto AYANO
良い走りができた。雨が上がりドライな路面だったのも味方した。第1ステージの落車で遅れたのは、決して理想的な位置ではない。(総合上位に上がることで自分自身が)戦術的に良いカードになると思っている。だが、自分の仕事は必要とあらばカラパスやG(ゲラント・トーマス)の為に走ることだ。

ステージ14位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)

大声援を受けたジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)はステージ14位大声援を受けたジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)はステージ14位 photo:Kei Tsuji
走り出した直後から良い日にはならないことがわかり、タイムを失わないように走った。自分好みのコースでもっと良いタイムを期待していたのだが、とにかく脚がなかった。全力を出せたので落ち込んではいない。いまのところチームにとって素晴らしいツール・ド・フランスになっているし、この先更にチャンスが訪れ、チームと一緒に思い出に残る瞬間を味わいたい。

ステージ16位 ゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)


16位に沈んだゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)16位に沈んだゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) photo:Makoto AYANO
いまの状態でベストなタイムトライアルが出来たと思うが、正直少し保守的な走りをしてしまった。もちろん状態は100%じゃないが、いまさら気にすることでもない。できる限りの走りをしたが、それでは十分じゃなかった。こんな状況だ。戦い続けるほかない。

text:Sotaro.Arakawa
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