ポルトガルを舞台にしたヴォルタ・アン・アルガルヴェ(UCI2. Pro)が閉幕。個人TTでの落車ダメージに苦しむイーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)を最終日に逆転したジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)が母国最大のレースで大金星となる総合優勝を掴んだ。



第1ステージ 開幕スプリントを制したサム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ)第1ステージ 開幕スプリントを制したサム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ) (c)voltaaoalgarve.com
第2ステージ ジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)との一騎打ちを制したイーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)第2ステージ ジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)との一騎打ちを制したイーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) (c)voltaaoalgarve.com
例年2月にポルトガルで開催され、ヨーロッパに春を告げるレースとして親しまれていたヴォルタ・アン・アルガルヴェ(UCI2. Pro)。今年は5月初旬に移されたことでワールドチームの参加が減ったものの、それでもサム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ)やパスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)、イバン・ソーサ(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)といった面々が集結。平坦ステージ2、山岳ステージ2、個人タイムトライアル1という変化に富んだ5日間に挑んだ。

スプリンター向けの初日はドゥクーニンク・クイックステップが緩斜面のフィニッシュ前を支配した。他チームを寄せ付けないリードアウトトレインを形成し、ミケル・モルコフ(デンマーク)から発射されたベネットがダニー・ファンポッペル(オランダ、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)を抑えて勝利。山頂フィニッシュの2日目はイーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)がジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)をゴール勝負で下し総合首位浮上を叶えている。

第3ステージ サム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ)が2勝目を掴む第3ステージ サム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ)が2勝目を掴む (c)voltaaoalgarve.com
第4ステージ トップタイムで勝利したカスパー・アスグリーン(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ)第4ステージ トップタイムで勝利したカスパー・アスグリーン(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ) (c)voltaaoalgarve.com
第4ステージ 落車しながらもリードを守ったイーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)第4ステージ 落車しながらもリードを守ったイーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) (c)voltaaoalgarve.com
3日目の平坦ステージでは、リードアウトのモフコフ自身が3着に入る圧倒的な支配力でベネットが区間2勝目。ヘイターとロドリゲス、そしてジョナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)の3名が総合同タイムで並ぶ中、重要な個人タイムトライアルと最終山岳ステージを迎えることとなった。

海岸線の登りを含む個人タイムトライアルで首位へイターは快調な走りを見せていたものの、下りコーナーでフロントタイヤを滑らせて落車をしてしまう。擦過傷を負いながらレースを続行したへイターは区間9位(ロドリゲスは区間11位)に入り、ロドリゲスに対し総合リードを12秒まで広げたものの、落車のダメージは翌日の最終ステージに響くこととなる。

第5ステージ エリー・ジェスベール(フランス、アルケア・サムシック)が優勝、2位のジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)が総合優勝を掴む第5ステージ エリー・ジェスベール(フランス、アルケア・サムシック)が優勝、2位のジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)が総合優勝を掴む (c)voltaaoalgarve.com
キャリア最大の勝利を射止めたジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)キャリア最大の勝利を射止めたジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト) (c)voltaaoalgarve.com
中盤から5つの3級山岳をこなし、最後は標高510mの2級山岳にフィニッシュする最終日ではロドリゲスの逆転総合優勝を狙うW52/FCポルトが猛攻撃を開始する。最後の2級山岳で強烈なペースを刻んでワールドチームを崩壊させ、傷つきながら走ったへイターは残り2kmを切ってついに脱落。エリー・ジェスベール(フランス、アルケア・サムシック)と共に抜け出し、区間2位に入ったロドリゲスが総合優勝を掴み取った。

ワールドチーム勢と渡り合い、地元最大と言えるレースで優勝したロドリゲスは、プロ入り以降ポルトガルチームに在籍する26歳。なお2016年から所属するW52/FCポルトは衣料品ブランドのW52とポルトガルの老舗サッカークラブFCポルトをタイトルスポンサーに据えるチームで、かつてマトリックスパワータグに所属したエデュアルド・プラデス(現デルコ)も輩出している。ロドリゲスが2022年シーズンの移籍市場注目株となるかに期待がかかる。
5月5日 第1ステージ ラゴス〜ポルティマン(189.5km)
1位サム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ)4:37:41
2位ダニー・ファンポッペル(オランダ、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
3位ジョン・アベラストゥリ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)
4位スタニスワフ・アニオコウスキ(ポーランド、ビンゴール・ワロニーブリュッセル)
5位イウリ・レイタオ(ポルトガル、タブファー・マシンドット)
5月6日 第2ステージ サグレス〜フォイア(182.8km)
1位イーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)4:48:43
2位ジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)
3位ジョナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)
4位エリー・ジェスベール(フランス、アルケア・サムシック)0:04
5位イバン・ソーサ(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)0:09
5月7日 第3ステージ ファロ〜タビラ(203.1km)
1位サム・ベネット(アイルランド、ドゥクーニンク・クイックステップ)5:02:14
2位ダニー・ファンポッペル(オランダ、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
3位ミケル・モルコフ(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ)
4位ジョン・アベラストゥリ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)
5位パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)
5月8日 第4ステージ ラゴア〜ラゴア(20.3km)
1位カスパー・アスグリーン(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ)23:52
2位ラファエル・レイス(ポルトガル、エファペル)0:03
3位バンジャマン・トマ(フランス、グルパマFDJ)0:09
4位ティボー・ゲルナレック(フランス、アルケア・サムシック)0:19
5位ニルス・ポリッツ(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)0:28
5月9日 第5ステージ アルブフェイラ〜マルハオ(170.1km)
1位エリー・ジェスベール(フランス、アルケア・サムシック)4:10:10
2位ジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)
3位ジョニ・ブランダオ(ポルトガル、W52/FCポルト)
4位ジョナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)
5位アマロ・アントゥヌス(ポルトガル、W52/FCポルト)
個人総合成績
1位ジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト)19:03:56
2位イーサン・ヘイター(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)0:09
3位カスパー・アスグリーン(デンマーク、ドゥクーニンク・クイックステップ)0:28
4位ジョナタン・ラストラ(スペイン、カハルラル・セグロスRGA)0:41
5位エリー・ジェスベール(フランス、アルケア・サムシック)0:44
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