イタリアンタイヤブランドの雄、ヴィットリアが新しいタイヤシーラント"Universal Tubeless Tire Sealant"をリリースした。タイヤ自体やアルミリムにダメージを与えるアンモニア、アレルギー反応を起こす可能性のあるラテックスを含まないパンク修復材となっている。



ヴィットリア Universal Tubeless Tire Sealantヴィットリア Universal Tubeless Tire Sealant
ロードバイクでも存在が定着しつつあるチューブレスタイヤ。タイヤだけではなくタイヤシーラントも運用には欠かせない存在であり、パンク時の修復剤としての役割はもちろん、チューブレス"レディ"の場合は特に空気保持のために必要なアイテムだ。

タイヤシーラントで最もポピュラーな素材はラテックスだろう。ゴムの原料として使われることで知られる物であり、チューブラータイヤやクリンチャータイヤのインナーチューブの素材としてご存じの方も多いだろう。一方で、ラテックスはアレルゲンでもあり、触るとアレルギー反応を起こすという方もいる。

ボトルのキャップはバルブコアツールとして機能するボトルのキャップはバルブコアツールとして機能する 工具箱からバルブコアツールを取り出さなくても、ボトルだけで完結することができる工具箱からバルブコアツールを取り出さなくても、ボトルだけで完結することができる

ボトルには特徴や使い方が記載されているボトルには特徴や使い方が記載されている シーラント自体は匂いが少なくサラサラとした液体だシーラント自体は匂いが少なくサラサラとした液体だ


ヴィットリアがリリースしたUniversal Tubeless Tire Sealantは、ラテックスが使用されていないため、ラテックスアレルギーの方でも安心して使うことが可能だ。もちろんパンク修復性能には問題ないように素材が配合されており、MTBタイヤでは最大7mm、ロードタイヤでは最大5mmの穴を塞いでくれるという。

走行距離を伸ばしてもタイヤの中で球状に固まってしまう心配も少なく、しっかりとシーラントとしての機能を維持してくれるという。ライド環境、気温に左右されるが3~5ヶ月毎、もしくは1200km毎に補充し直すことが推奨されている。-15℃の気温まで凍結せずに使用可能だ。

バルブから直接流し入れることができる80mlボトルバルブから直接流し入れることができる80mlボトル
また、タイヤやアルミリムなどを腐食させる可能性があるアンモニアを使用していないこともポイント。エアライナーのようなタイヤインサートを使用する際のシーラントとしても最適だという。

ラインアップは80ml、150ml、250ml、500ml、1000mlという5種類。80ml~250mlのボトルキャップはバルブコアツールも兼ねているため、バルブコアの脱着を気軽に行える。シーラントの推奨使用量はロードタイヤ1本で40ml、MTBタイヤで80ml。価格は下記スペック欄をチェックして欲しい。

ヴィットリア Universal Tubeless Tire Sealant(80ml)ヴィットリア Universal Tubeless Tire Sealant(80ml)


ヴィットリア Universal Tubless Tire Sealant
80ml:680円
150ml:1,090円
250ml:1,680円
500ml:2,200円
1000ml:3,300円

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