クベカ・アソスがオンライン記者会見を行い、白基調の新ジャージデザインを発表した。またアフリカのことわざ「UBUNTU(みんながいるから私がいる)」をスローガンに、チーム一丸となって勝利を目指すと意気込みを語った。



クベカ・アソスが新チームキットを発表クベカ・アソスが新チームキットを発表 (c)TEAM QHUBEKA ASSOS
「2021年のジャージは美しく(選手が)このジャージを着てレースに挑むのが待ち遠しい。このデザインは私が個人的にパートナーであるアソスと関わり作り上げ、チームが歩んできた道のりを表現することに注力したデザインになっている。このジャージは私たちのチームが伝えるべき特徴的な物語を強調されており、着用することに大きな誇りを感じる」クベカ・アソス代表のダグラス・ライダーGMは新ジャージについてこう語った。

1月22日、トレーニング合宿を行うスペイン・ジローナで開催されたオンライン記者会見。その場で発表された白基調のジャージには、アフリカに自転車を贈る活動「クベカチャリティー」を表す「クベカの手」が随所にあしらわれ、後ろの首下にはアフリカのことわざ「UBUNTU(みんながいるから私がいる)」という字が刻まれた。そして肩にはNTTプロサイクリングから引き続きバイクサプライヤーを務めるBMCのロゴが入っている。

現在スペインのジローナで合宿中のクベカ・アソス現在スペインのジローナで合宿中のクベカ・アソス (c)TEAM QHUBEKA ASSOS
今回のデザインについて、アソスのクリエイティブデザイン長であるロッシュ・マイヤー氏は「白と黒はアソスの伝統的な色。クベカのシンボルである手助けを意味する手はシンプルかつ上品になっている。我々の企業アイデンティティは使命によって構築されている。つまり(チームへのスポンサードは)単なるエゴでなく、企業が掲げるミッションに沿った行動なのだ」とコメントしている。

スポンサー獲得が遅れた影響で全27人中16人が新加入となったクベカ・アソス。その中でも注目されるファビオ・アル(イタリア)は、出席した記者会見でツール・ド・ラ・プロヴァンス(2月11~14日)で2021年シーズンをスタートすると発表した。

新天地となるファビオ・アル(イタリア)新天地となるファビオ・アル(イタリア) (c)TEAM QHUBEKA ASSOS新ジャージの背面デザイン 白と黒のシンプルなデザインに蛍光イエローのラインが入る新ジャージの背面デザイン 白と黒のシンプルなデザインに蛍光イエローのラインが入る (c)TEAM QHUBEKA ASSOS現イタリア選手権・ヨーロッパ選手権チャンピオンのジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)現イタリア選手権・ヨーロッパ選手権チャンピオンのジャコモ・ニッツォーロ(イタリア) (c)TEAM QHUBEKA ASSOS


また、昨年末から今年にかけて出場したシクロクロスについて聞かれると、「出場の機会を与えてくれたチームに感謝したい。レースを楽しむことができたが、目的はあくまでもクベカ・アソスでのロードレースだ。僕の(CXの)レベルはそれほど高くないからね。十分に楽しめたし、ロードの良い準備に繋がったよ」と答えた。

同じく会見に出席した現イタリア選手権・ヨーロッパ選手権チャンピオンのジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)は、膝の怪我から復活した昨季を振り返るとともに、昨年5位だったミラノ〜サンレモでの優勝を目指すと意気込みを語った。

text:Sotaro.Arakawa
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