ロード、トラック、そしてMTBと幅広い活動を行うTEAM BRIDGESTONE Cycling(チームブリヂストンサイクリング)が2021年体制を発表。2024年を視野に入れ、ロードとトラックチームに若手選手4名を迎えることとなる。



男子オムニアムアジア王者の橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)男子オムニアムアジア王者の橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
新規加入するのは新山響平と河野翔輝(早稲田大学)、兒島直樹(日本大学)、そして山本哲央(中央大学)という4名。いずれも20歳である河野、兒島、山本の3名はトラックとロードを兼業し、現役競輪選手の新山は脇本雄太らと共にトラック短距離種目班の屋台骨を担うこととなる。

新山響平新山響平 (c)ブリヂストンサイクル河野翔輝河野翔輝 (c)ブリヂストンサイクル兒島直樹兒島直樹 (c)ブリヂストンサイクル山本哲央山本哲央 (c)ブリヂストンサイクル


トラック
新山響平
(27)青森県出身
「中距離とロードが主体のチームですが、短距離も負けないぐらい人気を出せるよう、パリ 2024オリンピックでのメダル獲得を目標に活動していきます」

トラック/ロード
河野翔輝
(20)奈良県出身
「2021年は学生最後の年なので、取れる学生タイトルは全て取りにいきます。そして、全日本王者が多く所属するチームの一員として、強いだけでなく、多くの方に応援していただけるような走りをします」

兒島直樹(20)福岡県出身
「パリ2024オリンピック自転車競技トラック男子オムニアムでの出場を目標とし、今は追いかけるだけの尊敬するチームの先輩方の背中に、いずれ追いつき、そして追い抜けるよう挑戦していきます」

山本哲央(20)山梨県出身
「パリ2024オリンピック自転車競技トラック男子チームパシュートと男子マディソンでの出場を目指しています。トラックはもちろん、ロードでも平坦や山岳問わずに勝ちを狙っていけるような選手になります」

また、トラック/ロード部門の監督は六峰亘から宮崎景涼にスイッチする。同氏は過去ブリヂストンの選手として競技を経験し、引退後はチームの運営・マネジメントを通じて選手を支えてきた。小林輝紀氏が率いるMTBクロスカントリー部門も平野星矢、そして先のシクロクロス全日本選手権で優勝した沢田時の2人体制が維持されている。

平野星矢と沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)も現体制を維持する平野星矢と沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)も現体制を維持する photo:Makoto AYANO
トラック/ロード部門に所属するのは窪木一茂、近谷涼、橋本英也、徳田優、今村駿介、脇本雄太、太田りゆ、平野星矢と沢田時(MTB 兼務)、新山響平、河野翔輝、兒島直樹、山本哲央の13名。今年在籍した沢田桂太郎、石橋学、黒枝士揮、孫崎大樹はチームを離れることに。トラックオムニアムの世界王者である梶原悠未や、小林優香などに対する機材サポートも継続される。

宮崎景涼新監督コメント

2021年シーズンから、ロード・トラックチームの監督に就任することになりました。チーム最大の目標は2021年に延期となった東京2020オリンピックにおいて、チーム所属選手で東京2020オリンピック自転車競技トラック男子の日本代表内定選手の橋本英也と脇本雄太がメダルを獲得することなので、それを達成できる環境を、代表チームと連携しながら築いていきます。

また、チームとしてはその先にあるパリ2024オリンピックでのメダル獲得も目指しており、今回、次世代を担う有望な若手選手を新たに迎え、選手育成、チーム力強化を図ってまいります。2021 年以降も強いチームブリヂストンの活躍にご期待ください。

Team Bridgestone Cycling 2021年陣容Team Bridgestone Cycling 2021年陣容 (c)ブリヂストンサイクル
H3
TEAM BRIDGESTONE Cycling 2021年体制
トラック/ロード
窪木一茂 平野星矢(MTB兼務)
近谷涼 沢田時(MTB兼務)
橋本英也 新山響平
徳田優 河野翔輝
今村駿介 兒島直樹
脇本雄太 山本哲央
太田りゆ
MTB クロスカントリー
平野星矢 沢田時
機材サポート選手
トライアスロン パラトライアスロン トラック
上田藍 谷真海 梶原悠未
ゴードン・ベンソン 秦由加子 小林優香

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