先日フルモデルチェンジを果たしたシマノのフラッグシップシューズ、「RC9」に限定カラーのレッドが登場。3代目へと進化したS-PHYREシューズはアッパーやクロージャーダイヤル、ヒールカップをアップデートすることで、最高のペダリングパフォーマンスが発揮できるよう作り上げられた一足だ。



シマノ S-PHYRE RC9(レッド)シマノ S-PHYRE RC9(レッド) (c)シマノ
サポートチームであるユンボ・ヴィスマやサンウェブの走りを支えるシマノのフラッグシップシューズ「S-PHYRE RC9」。ツール・ド・フランス開催中に正式にフルモデルチェンジが発表され、それまでのデザインを踏襲しつつあらゆる箇所にアップデートを加えた3代目(型番はSH-RC902)へと進化している。

アッパーが足裏の土踏まずまで回り込んだ新しい360°サラウンドラップアッパーによって、アウトソールと一体化したような優れたフィット感とリニアな反応性を実現。アッパー前足部には新たに強化メッシュ生地を使用することで通気性を向上させるとともに、持ち味であるしなやかな履き心地も引き継いでいる。

BOAダイヤルは新型のLi2へ刷新され、薄型形状によって破損リスクを軽減しているBOAダイヤルは新型のLi2へ刷新され、薄型形状によって破損リスクを軽減している (c)シマノより効率的なペダリングを可能とするアンチツイストスタビライザー設計のヒールカップより効率的なペダリングを可能とするアンチツイストスタビライザー設計のヒールカップ (c)シマノ

シマノ最高の剛性を持つフルカーボンアウトソール、つま先にはエアインテークも備わっているシマノ最高の剛性を持つフルカーボンアウトソール、つま先にはエアインテークも備わっている (c)シマノ
かかとをホールドするヒールカップも刷新されており、アンチツイストスタビライザー設計とすることでペダリングによるねじれを防止し、より高いパワー伝達性を発揮できるよう改良された。また、ラスト(足型)も変更されたといい、プロレースのような長時間のライドでもストレスが少なく快適性が維持できるよう、細部までこだわって作り上げられている。

BOAダイヤル2個のフィッティングシステムは前作から変わらないものの、ダイヤル自体が"Li2"という新型へ変更されたことも大きな特徴だ。より薄型のダイヤルとすることで落車や接触による破損リスクを軽減している。滑り止めとなるラバー素材で縁取ったデザインとされ、締める/緩めるの両方向に1ノッチずつ回転するため、ライド中でも細かな締め付けの調整がしやすいだろう。

ヒールカップまで真紅を纏った目を引くカラーリングヒールカップまで真紅を纏った目を引くカラーリング (c)シマノ
シマノシューズで最高となる剛性指数「12」に設定されたフルカーボンアウトソールは健在。ペダリングに対しパワーロスのない優れた反応性がレースでの勝利に導いてくれるはずだ。クリート取り付け部分には細かく目盛りが刻まれているほか、つま先には空気を取り込むエアインテークも備わっている。

そんな新型RC9に限定カラーとなるレッドが登場した。ヒールカップまで真紅を纏った目を引くカラーリングに仕上がっている。既存のホワイト、ブラック、ブルーはサイドのS-PHYREロゴがオーロラカラーだったが、今作はシンプルなブラックロゴが採用されている。39-44(ワイドタイプあり、39-43ハーフサイズあり)までのサイズ展開で、価格は42,000円(税抜)。



シマノ S-PHYRE RC9
ソール剛性:12
重量:240g(サイズ42)
サイズ:39-44(ワイドタイプあり、39-43ハーフサイズあり)
カラー:レッド(限定カラー)
発売予定時期:2020年12月
価格:42,000円(税抜)

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