ツール・ド・フランス主催者A.S.O.は、2回目の休息日に行われたPCR検査の結果が全て陰性だったことを発表。現時点でツールに参加する全選手・スタッフの出場続行が決まった。



第16ステージのスタートプレゼンに登場したマイヨジョーヌのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)第16ステージのスタートプレゼンに登場したマイヨジョーヌのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) photo:CorVos
主催者A.S.O.(アモリ・スポル・オルガニザシオン)の発表によれば、新型コロナウイルスに対するUCI(国際自転車競技連合)ルールの枠組みにおいて、9月13日、14日の2日間で実施された合計785件のPCR検査での陽性反応はなし。”レースバブル”に属する全選手やスタッフはここまで合計4回のPCR検査を受けたこととなる。

「ツール・ド・フランス主催者、そしてUCIは全チームに対する協力と感染症蔓延への警戒に、そしてパリまでショーが続行されることに感謝したい」とプレスリリースの最後には加えられてる。

距離を空けてインタビューを受けるトーマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル)距離を空けてインタビューを受けるトーマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル) photo:CorVos
今日の第16ステージからは1回目の休息日でのPCR検査いで陽性反応が検出されたクリスティアン・プリュドム氏が7日間の隔離を終えてレースに復帰しているが、フランスでは1日あたりの感染者数が9月13日時点で7183名(死亡者数は累計30950人)と、依然として感染者数は増大傾向にある。

過酷な山岳ステージが待ち受けるツール第3週に向け、22チーム156名の選手たちがスタートを切っている。

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