サスペンションシートポストとステムのKINEKT(キネクト)が国内で展開されることとなった。ロードバイクやクロスバイクなどサスペンションが搭載されていないバイクでもインストールすることができ、快適性を向上させられるアイテムだ。



キネクト 2.1 Aluminum Seatpostキネクト 2.1 Aluminum Seatpost (c)キネクトキネクト Stem(30°)キネクト Stem(30°) (c)キネクトキネクト Stem(7°)キネクト Stem(7°) (c)キネクト


最初のひと漕ぎ目で味わえる加速感、軽やかな走行感や身のこなしこそがスポーツバイクの魅力。どこまでも進んで行けるような楽しみがある一方で、スポーツバイク特有の前傾姿勢で手や肩、首、腰に負担にかかりやすいことも特徴の1つだ。

ロードバイクやクロスバイクのように衝撃を受け止める物がタイヤだけであれば、サドルやハンドルから身体に衝撃が伝わりやすい。そのため厚手のサドルやバーテープなどで対策を行うケースは多い。中には専用サスペンションを組み込んだロードバイクを用意しているブランドも存在している。ブランドとユーザーどちらも衝撃を和らげ、長距離、長時間のライドを楽しもうと模索している。

一般的なロードバイクやクロスバイクの快適性を向上させるために、KINEKT(キネクト)はサスペンション機構を取り入れたシートポストとステムを開発した。どちらもコイルスプリング式とされており、トラベル量の調整が可能となっていることが特徴。シートポストは0~35mm、ステムは15~20mmの間で稼働量を調整でき、体重や好みに合わせやすくなっている。

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またシートポストとステムどちらもサスペンションが機能した時の動きにも考慮して開発が行われている。シートポストの場合は前後移動を少なくする特許取得構造により、自然なショック吸収とペダリングを実現したという。ステムもハンドルポジションと操作に支障をきたさないように作られた。

シートポスト径は27.2mmだが、別売のシムで30.9mm、31.6mmにも対応可能だ。オフセットは12mm。長さは350mm(525g)と420mm(563g)という2種類が用意されているため、ロードやクロスバイクだけではなく小径車などにも使用することができるはずだ。素材は6061アルミ。価格は29,800円(税抜)。

ステムは7°と30°という2種類の角度が用意されている。7°ステムには90mm(470g)と105mm(500g)、30°ステムには100mm(500g)という長さが揃う。ハンドルクランプ径は31.8mmが標準で、別売シムを使用すると25.4mm、26.0mmにも対応できる。価格は19,800円(税抜)。






キネクト 2.1 Aluminum Seatpost
径:27.2mm (別売シムで30.9・31.6mmにも対応可能)
長さ:350mm、420mm
素材:6061アルミ
オフセット:12mm
トラベル量:0~35mm
重量:525g(350mm)、563g(420mm)
価格:29,800円(税抜)

キネクト Stem
角度:7°30°
長さ:【7°】90、105mm【30°】100mm
素材:6061アルミ
ハンドルクランプ径:31.8mm(別売シムで25.4・26.0mmにも対応可能)
コラムクランプ径:28.6mm
クランプ幅:40~45mm
トラベル量:15~20mm
重量:470~530g
価格:19,800円(税抜)
キネクト Stem
長さ 角度 重量 クランプ幅
90mm 470g 45mm
105mm 500g 40mm
100mm 30° 500g 45mm

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