中村魁斗(宇都宮ブリッツェン)に大腿骨寛骨臼の診断が下り、治療のため活動を一時休止をすることをチームが発表。中村は「チームに再合流した時には、しっかり走る姿を皆さんにお見せできるように頑張ります」と語っている。以下はチームのプレスリリースより。



中村魁斗(宇都宮ブリッツェン)が治療による活動一時休止を発表中村魁斗(宇都宮ブリッツェン)が治療による活動一時休止を発表 (c)宇都宮ブリッツェン
サイクルスポーツマネージメント株式会社が運営する地域密着型プロ自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」に所属する中村魁斗選手につきましては、大腿骨寛骨臼(編集部注:骨盤と大腿骨が衝突し関節組織を傷つけてしまう症状)の治療の為、レース活動を一時的に休止する事になりましたのでお知らせします。

中村選手は、7月22~24日に群馬CSCで開催された東日本ロードクラシックに出場した際に、股関節に違和感と痛みを感じ後日受診したところ、大腿骨寛骨臼(インピンジメント)との診断を受けました。今後は医療機関での治療とリハビリを経て、レース復帰を目指して参ります。

今期より宇都宮ブリッツェンに加入した中村魁斗選手は、2月のツールドランカウィでの好走をはじめ、チームの大きな戦力として活躍し、将来の宇都宮ブリッツェンを牽引する若手選手として期待される選手です。治療完了後に再びチームに合流してくれることを願いつつ、今は治療に専念して貰う事となります。今後とも変わらぬ応援をお願い申し上げます。

ツール・ド・ランカウィで増田成幸に続いて走る中村魁斗ツール・ド・ランカウィで増田成幸に続いて走る中村魁斗 photo:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
中村魁斗コメント
いつも応援を頂きありがとうございます。1年ほど前から股関節に違和感を感じていましたが、徐々に痛みが強くなりました。今年7月の東日本クラシックでは、股関節の痛みからレースで力を発揮できなくなり後日受診をしたところ、大腿骨寛骨臼と診断されました。

股関節の違和感や痛みから、トレーニングでも追い込むことが出来ない状況もあったので、原因が明確になった事を前向きに捉え、しっかり治療とリハビリをして今後チームに再合流した時には、しっかり走る姿を皆さんにお見せできるように頑張ります。今後とも応援をお願い致します。

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