アメリカの総合自転車ブランドのリッチーが「BEACON HANDLEBAR」をリリースした。ドロップ部が外側に36°もフレアし、荷物を積載した状態でも安定したハンドル操作を行えることが特徴だ。



リッチー BEACON HANDLEBARリッチー BEACON HANDLEBAR (c)東京サンエスハンドルのトップとドロップ部の幅の差が非常に大きいことがわかるハンドルのトップとドロップ部の幅の差が非常に大きいことがわかる (c)東京サンエス大胆にフレアするドロップ部。角度は36°大胆にフレアするドロップ部。角度は36° (c)東京サンエス
OUTBACKやSWISS CROSSといったバイクやタイヤなど様々なグラベルバイク系プロダクトをリリースするリッチー。今回はグラベルラインアップにBEACON HANDLEBAR(ビーコン・ハンドルバー)というモデルを追加する。BEACON HANDLEBARはリッチーのハンドル開発で培われたエルゴノミック形状が与えられたアルミ製ドロップハンドル。

最大の特徴はドロップ部のフレア角度を36°と非常に大きく設計されたこと。エンド部分も2°フレアアウトしており、ハンドルトップの幅よりエンド部分の幅が125mmも広くなるハンドルに設計された。詳しい幅のサイズは下記スペック欄でチェックして欲しい。

ハンドルを握る手のスタンスを広くすることで、荒れたオフロードの下りでのコントロール性を確保することが可能となる。また、ハンドルバーバッグを装着した際にバッグと手、デュアルコントロールレバーが干渉しにくくなるため、手がハンドルに触れるストレスや、シフトやブレーキ操作を妨げられにくくなっている。

トップ部にはバックスイープを加えることで、ハンドルを握りやすくしているトップ部にはバックスイープを加えることで、ハンドルを握りやすくしている (c)東京サンエス非常にコンパクトな設計のドロップ部非常にコンパクトな設計のドロップ部 (c)東京サンエス


加えてハンドルトップ部のバックスイープ4.5°や若干扁平した形状により、自然な感覚でハンドルトップを持つことも特徴だ。リーチが65mm、ドロップが80mmと非常にコンパクトな設計もリッチーらしい作りで、乗車中にハンドルを握る部分を細く変えやすいはずだ。

バッグを自転車に積載するアドベンチャーライドから気楽なグラベルライド、街中のコミューティングまで幅広いシチュエーションで、このワイドスタンスのドロップハンドルは活躍してくれるだろう。クランプ径とアクセサリーマウント径は31.8mm。シマノDI2のバーエンドジャンクション、リッチーのC260ステムに対応可能。価格は14,500円(税抜)。



リッチー BEACON HANDLEBAR
素材:トリプルバテット7050 アルミ
幅:400、420、440、460mm
ドロップ:80mm
リーチ:65mm
ドロップフレア:36°
フレアアウト:2°
バックスイープ:4.5°
クランプ径:31.8mm
アクセサリーマウント径:31.8mm
対応品:シマノEW-RS910、クリップオン、Ritchey C260
重量:270g(420mm)
色:Blatte BK
価格:14,500円(税抜)


BEACON HANDLEBAR サイズBEACON HANDLEBAR サイズ (c)東京サンエス
W1 W2
400 525 100
420 545 120
440 565 140
460 585 160
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