イル・ロンバルディアが8月15日、ユーロアイズが10月3日開催に決定

UCIがワールドツアーの日程調整を行うことを発表。モニュメントの一つであるイル・ロンバルディアが8月15日、日程未定だったユーロアイズ・サイクラシックス・ハンブルクは10月3日、ツアー・オブ・グアンシーは11月5日開幕へと変更されている。女子ワールドツアーも同時に再調整が加えられた。

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2019年のイル・ロンバルディア　落ち葉のクラシックが真夏開催となる (c)CorVos
UCIレースの再開に向け各チームが再始動を図る中、UCIが男女ワールドツアーのレースカレンダーを調整することを発表した。今回の発表はライダー（CPA）、チーム（AIGCP）、オーガナイザー（AIOCC）の代表者からなるプロフェッショナル・サイクリング・カウンシルの決定をUCIが承認したもの。以下、UCIのプレスリリースの内容を紹介する。

男子レースでは10月31日に開催予定とされていたイル・ロンバルディアが、ミラノ～サンレモの翌週にあたる8月15日に移動。例年であればヨーロッパ最終戦として開催されていた落ち葉のクラシックが、今年は真夏に開催されることに。また、今回の再調整でストラーデ・ビアンケから3週連続でイタリアのワンデーレースが開催されるスケジュールとなった。

また、5月5日の新日程発表段階ではスケジュール未定とされていたユーロアイズ・サイクラシックス・ハンブルクが10月3日に決定。同じくドイツで開催されるエッシュボルン・フランクフルトの2020年大会は中止という判断となった。

男女ともにUCIワールドツアー最終戦はツアー・オブ・グアンシーとなる (c)CorVos
10月15日開幕予定とされていた中国のステージレース、ツアー・オブ・グアンシーが、11月5日～11月10日というスケジュールへと変更。当初の予定ではブエルタ・ア・エスパーニャ最終ステージがワールドツアー最終日となる予定だったが、新日程ではグアンシーの最終ステージが2020年のUCIワールドツアー最終日となる。

女子ワールドツアーのカレンダーにもいくつか変更が加えられている。10月20日に開催予定だったツアー・オブ・グアンシー（ワンデーレース）が11月10日に移動。ポストノルドUCI WWT ヴォーゴーダ・ウェストスウェーデンのTTTとロードレース、レディース・ツアー・オブ・ノルウェーは中止となる。