新型コロナウイルスの感染拡大防止のため行われていた都市封鎖が徐々に緩和されることを受け、ベルギー籍のワールドチーム、ドゥクーニンク・クイックステップがトレーニングキャンプを実施することを発表した。8月から再開されるワールドツアーに向けて再始動を図る。



トレーニングキャンプを実施する予定のドゥクーニンク・クイックステップトレーニングキャンプを実施する予定のドゥクーニンク・クイックステップ (c)Deceuninck Quick Step
ベルギーをはじめヨーロッパ諸国では段階的なロックダウン緩和が進められており、プロ選手たちも屋外でトレーニングを再開し始めている。事態の進展を受けドゥクーニンク・クイックステップは、6月の3週目から3日間のトレーニングキャンプを実施することを発表した。

トレーニング中の宿泊にはホテルを利用せず大きな家を使うことで、ライダーとスタッフがチーム外の人物と接触するリスクを最小限に抑える体制を確保。また、チームの医療スタッフがキャンプに参加する全てのライダーとスタッフに新型コロナウイルスの検査を移動前もしくはキャンプ地到着後に行うという。キャンプ期間は厳格な医療体制を維持し、ウイルス感染の可能性を最小限に抑える予定だ。

既に複数勝利を挙げているドゥクーニンク・クイックステップ既に複数勝利を挙げているドゥクーニンク・クイックステップ (c)CorVos
コーチのクーン・ピルグリム氏は「選手たちはこの数週間、コーチが指示したビルドアッププログラムを行ってきたので、今回のキャンプではトレーニングセッションではなく、チームをまとめるためのものです。この機会を利用してロンドやヘントの石畳コースの試走にあてるつもりです。本当はルーベのコースも走りたいですが、国境を越えることになってしまうので今は難しいでしょう」と語る。

「今回のキャンプは良いトレーニングになるでしょう。何よりも離れていた期間が長かったので、グループでのトレーニングと自転車を楽しむことが大切です」とピルグリム氏。ドゥクーニンク・クイックステップにとって今回のトレーニングキャンプが、新型コロナウイルスの感染拡大前を含めチームメンバーが集結する初めての機会となる。

6月には今回のチームキャンプに加え、高地トレーニングキャンプも計画中だという。8月から再開されるワールドツアーレースに向けウルフパックは再始動する。

text:Gakuto Fujiwara

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