名門タイヤブランドのヴィットリアより、ロード用ミドルグレード「RUBINO PRO」とグラベルタイヤ「TERRENO DRY」「TERRENO ZERO」の限定モデルがリリース。いずれもアメ色のサイドとされたクラシカルなルックスが特徴だ。RUBINO PROはタイヤ&チューブ×2の数量限定セットでの販売となる。



ヴィットリア Rubino Proヴィットリア Rubino Pro (c)ヴィットリア
ヴィットリアが誇るハイエンドロードタイヤ「CORSA」のコットンケーシングをイメージさせるナチュラルカラーのサイドウォール。タンサイドのタイヤはクラシカルな装いとなり、ロード用であれば伝統的なチューブラーの様な雰囲気、グラベル用であればカルチュアルなアドベンチャーライドにぴったりの雰囲気を演出することができる。

そんなアメ色サイドが3種類のタイヤに与えられることに。一つはロード用セカンドグレード「RUBINO PRO」、残りの2つはCX/グラベル用シリーズ「TERRENO」のDRYとZEROだ。いずれも限定製品とされているため、気になる方は早めにチェックしておこう。

RUBINO PROはグラフェン2.0と3Cテクノロジーをコンパウンドに採用することで、転がり抵抗、グリップ力、耐久性などロードタイヤに求められる性能全般を向上させている。詳しい性能はインプレッションをチェックして欲しい。リンクはこちら

ヴィットリア Terreno Dryヴィットリア Terreno Dry (c)ヴィットリア
今回の限定カラーではタイヤとチューブ(コンペティション ブチルチューブ)が2本ずつセットのパッケージで発売され、タイヤ単品での販売は設定されていない。それぞれを単品で購入時の定価合計が11,200円であるのに対し、限定パッケージでは7,900円(税抜)とされている。非常にお得なセットは合計1000セット限定だ。サイズは28C(6月下旬発売)、25C(7月下旬発売)の2種類。

TERRENO DRYとZEROはそれぞれ得意とするフィールドが異なるトレッドパターンが与えられている。DRYは魚の鱗のようなデザインのトレッドをセンターに、低めのノブをサイドに配置することで、直線時の転がり抵抗を抑えつつ、コーナーでのグリップ力を稼いでいる。ハードパックなグラベルを得意としていることが特徴だ。

一方ZEROはセンタースリック、サイドを魚の鱗のようなトレッドとしたモデル。舗装路での転がり抵抗を意識しつつ、砂利道のようなハードパックなグラベルでのグリップを確保している。舗装路と河川敷を繋ぐようなグラベルライドには最適だ。今回の限定モデルはいずれも38Cのみの展開となっている。価格は6,000円(税抜)で共通している。

ヴィットリア Terreno Zeroヴィットリア Terreno Zero (c)ヴィットリア


ヴィットリア RUBINO PRO
サイズ:700x25c(7月下旬発売予定)、700x28c(6月下旬発売予定)
セット内容:タイヤ2本、インナーチューブ2本(コンペティションブチルチューブ 700x25/28c 48mmバルブ、リムーバルブコア)
展開数:合計1000セット限定
価格:7,900円(税抜)※単品定価合計:11,200円

ヴィットリア TERRENO DRY
サイズ:700x38c(40-622)
ケーシング:ナイロン120TPI、チューブレスレディ
コンパウンド:グラフェン2.0
重量:490g
価格:6,000円(税抜)
7月下旬発売予定

ヴィットリア TERRENO ZERO
サイズ:700x38c(40-622)
ケーシング:ナイロン120TPI、チューブレスレディ
コンパウンド:グラフェン2.0
重量:470g
価格:6,000円(税抜)
6月下旬発売予定

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