10月9日から11日に予定されていたツール・ド・北海道(UCI 2.2)が、新型コロナウィルスの影響を受けて中止されることが決まり、大会公式サイトと公式SNSで発表された。6月に予定されていた市民レースも中止となる。




今年は道央地域での開催が予定されていたツール・ド・北海道 写真は2016年大会バックに見えるのは羊蹄山今年は道央地域での開催が予定されていたツール・ド・北海道 写真は2016年大会バックに見えるのは羊蹄山 photo:Hideaki TAKAGI
ツール・ド・北海道を主催する公益財団法人ツール・ド・北海道協会は、新型コロナウィルス感染症の状況をふまえ、5月12日の理事会で中止することを決定したと発表した。また、6月21日(日)に予定していた市民レースの中止もあわせて発表した。ツール・ド・北海道の中止は、大会直前に北海道胆振東部地震が発生した2018年以来2度目のこと。

今年のツール・ド・北海道は東京オリンピック・パラリンピック開催時期を避け、例年の開催月だった9月から10月へと変更し、道央地域を中心とするステージが予定されていた。ツール・ド・北海道の前後には、大分市で開催の「おおいたアーバンクラシック」や、宇都宮市で開催の「ジャパンカップ」が予定されているが、開催の可否に影響を与える可能性が懸念される。

text:Satoru Kato