新型コロナウィルスの影響で延期となったジロ・デ・イタリアが代替策としてバーチャルレースを開催する。5つのUCIチームとイタリア代表チームが世界中のサイクリストと共にバーチャルレースへと挑む。
プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)らも参加するジロ・デ・イタリア バーチャルレース photo:RCS Sport
本来であればグランツール最初のレースである、ジロ・デ・イタリアが開催されているこの時期に、もともとジロにて使われる予定だったコースを使用したジロ・デ・イタリア バーチャルが開催される。
ガーミンバーチャルライドのシステムを利用して開催されるこのレースには、アスタナ、バーレーン・マクラーレン、モビスター、ユンボ・ヴィズマ、バルディアーニCSFファイザネの5つのUCIチームとイタリアナショナルチームが参戦。更に、レジェンドライダーとして、イヴァン・バッソ、ステファノ・ガルゼッリ、アレサンドロ・バッラン、クラウディオ・キャプッチ、アンドレア・タフィ、ステファノ・アロッキオ、アレッサンドロ・ベルト―ニなど往年の名選手たちも参加する。
マイヨロホを獲得したプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) photo:Kei Tsuji
今シーズン好調ぶりを見せていたヤコブ・フルサン(デンマーク、アスタナ) (c)CorVos
優勝トロフィーにキスするイヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス) photo:Kei Tsuji
参戦するプロ選手の中には、昨年のブエルタ覇者でありジロでは3位につけたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)や、ヤコブ・フルサン(デンマーク、アスタナ)など強豪選手が多数顔をそろえる。また、イタリアナショナルチームには、エリア・ヴィヴィアーニやアルベルト・ベッティオル、ダヴィデ・フォルモロ、マッテオ・トレンティン、ディエゴ・ウリッシ、ソンニ・コルブレッリらが招待されているという。
また、女子カテゴリーも設けられている。アスタナ、モビスター、トレック・セガフレードの3つの女子プロチームとイタリアナショナルチームが"ピンクレース"と名付けられた女子レースへ参戦する。U23のヨーロッパチャンピオンであるレティツィア・パテルノステル(イタリア、トレック・セガフレード)や、イタリアTT女王を3度経験したエリサ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード)、リジー・デイグナン(イギリス、トレック・セガフレード)、エレン・ファン・ダイク(オランダ、トレック・セガフレード)ら、有力な女子選手が参加予定だ。
ツアー・ダウンアンダー2019 第1ステージを制したレティツィア・パテルノステル(イタリア、トレック・セガフレード) photo:Kei Tsuji
イタリアTT女王を3度経験したエリザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード) (c)CorVos
女子プロカテゴリーとアマチュアカテゴリーは個人総合成績を競う。アマチュアライダーの優勝者には、マリアローザやマリアビアンカが贈られる。一方で、男子プロは個人成績ではなく、チーム成績を競いあう。
レースは4月18日(土)より開催される。舞台となるのは各ステージの山場となる30kmほどの区間となり、中には獲得標高1,180mのセストリエールへのヒルクライムステージも登場する。ステージと開催日程は以下の通りとなり、週に2回のペースでバーチャルレースが行われる。

本来であればグランツール最初のレースである、ジロ・デ・イタリアが開催されているこの時期に、もともとジロにて使われる予定だったコースを使用したジロ・デ・イタリア バーチャルが開催される。
ガーミンバーチャルライドのシステムを利用して開催されるこのレースには、アスタナ、バーレーン・マクラーレン、モビスター、ユンボ・ヴィズマ、バルディアーニCSFファイザネの5つのUCIチームとイタリアナショナルチームが参戦。更に、レジェンドライダーとして、イヴァン・バッソ、ステファノ・ガルゼッリ、アレサンドロ・バッラン、クラウディオ・キャプッチ、アンドレア・タフィ、ステファノ・アロッキオ、アレッサンドロ・ベルト―ニなど往年の名選手たちも参加する。



参戦するプロ選手の中には、昨年のブエルタ覇者でありジロでは3位につけたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)や、ヤコブ・フルサン(デンマーク、アスタナ)など強豪選手が多数顔をそろえる。また、イタリアナショナルチームには、エリア・ヴィヴィアーニやアルベルト・ベッティオル、ダヴィデ・フォルモロ、マッテオ・トレンティン、ディエゴ・ウリッシ、ソンニ・コルブレッリらが招待されているという。
また、女子カテゴリーも設けられている。アスタナ、モビスター、トレック・セガフレードの3つの女子プロチームとイタリアナショナルチームが"ピンクレース"と名付けられた女子レースへ参戦する。U23のヨーロッパチャンピオンであるレティツィア・パテルノステル(イタリア、トレック・セガフレード)や、イタリアTT女王を3度経験したエリサ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード)、リジー・デイグナン(イギリス、トレック・セガフレード)、エレン・ファン・ダイク(オランダ、トレック・セガフレード)ら、有力な女子選手が参加予定だ。


女子プロカテゴリーとアマチュアカテゴリーは個人総合成績を競う。アマチュアライダーの優勝者には、マリアローザやマリアビアンカが贈られる。一方で、男子プロは個人成績ではなく、チーム成績を競いあう。
レースは4月18日(土)より開催される。舞台となるのは各ステージの山場となる30kmほどの区間となり、中には獲得標高1,180mのセストリエールへのヒルクライムステージも登場する。ステージと開催日程は以下の通りとなり、週に2回のペースでバーチャルレースが行われる。
開催ステージ | 距離 | 獲得標高 | 開催期間 |
---|---|---|---|
第10ステージ | 32.1㎞ | 480m | 4/18(土)~4/21(火) |
第12ステージ | 32.7㎞ | 980m | 4/22(水)~4/24(金) |
第16ステージ | 26.9km | 550m | 4/25(土)~4/28(火) |
第17ステージ | 25.9km | 930m | 4/29(水)~5/1(金) |
第18ステージ | 31.5km | 710m | 5/2(土)~5/5(火) |
第20ステージ | 30.0km | 1,180m | 5/6(水)~5/8(金) |
第21ステージ | 15.7km | 30m | 5/9(土)~5/10(日) |







各ステージの結果と総合順位は、毎週火曜日と金曜日に ジロ公式ページ にて発表される。さらに、毎週土曜日、日曜日、水曜日、木曜日には、ジロのソーシャルメディアプラットフォーム(YouTube、Instagram、Facebook)で、ステージ後のライブ放送が視聴可能だ。
現在、ジロ・デ・イタリア・バーチャルは一般参加者を受付中。必要なのはガーミンコネクトのアカウント、ガーミンのEDGEシリーズのサイクルコンピューター、そしてインタラクティブ・スマートトレーナー。これらを持っていれば、ガーミンバーチャルライドから無料で登録可能。登録後に、7ステージ分のGPXデータを取得しガーミンにインストールすれば参加準備は完了となる。
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