FFWD(ファストフォワード)から新作のディスクブレーキホイール「TYRO」が登場。フルカーボンリムモデルながらアンダー15万円というハイコストパフォーマンスを実現。23~40Cまで許容するワイドリム、エアロな45mmハイト、チューブレスレディ対応と充実のスペックを備えたホイールだ。



ファストフォワード TYRO-FCCファストフォワード TYRO-FCC (c)ジェイピースポーツグループ
オランダにて職人の手によって1本1本組み上げられる高品質&高性能なホイールを各種展開しているFFWD(ファストフォワード)。今回、通常のロードホイールラインアップである「F」シリーズとは趣向を変えた新作のディスクブレーキホイール「TYRO」が登場した。トップモデルのテクノロジーを引き継ぎつつも、ロード/グラベル問わずより幅広いライダーが手に取りやすいプライスレンジを目指して開発されたモデルだ。

フルカーボンクリンチャーホイールながら、前後セットでアンダー15万円というハイコストパフォーマンスを実現。DTスイスハブではなく自社オリジナルハブに切り替えコストカットを図っているものの、リム形状は上位モデルと同じ独自のDARC(ダルク)プロファイルを採用。リムのサイドウォール中央部分を内側に湾曲させることでスムーズな空気の流れを生み出し空気抵抗を低減させている。

サイドウォール中央部分を内側に湾曲させエアロ効果を高める独自のDARCテクノロジーサイドウォール中央部分を内側に湾曲させエアロ効果を高める独自のDARCテクノロジー (c)ジェイピースポーツグループ
FFWDオリジナルのハブを採用しコストカットを実現したFFWDオリジナルのハブを採用しコストカットを実現した (c)ジェイピースポーツグループ
空力性能を高めつつオールラウンドに使えるリムハイト45mmの設定で、ディープリムホイールを試してみたい人にもオススメ。リム内幅19mm、外幅27mmという昨今主流のワイド形状を採用しており、23~40Cまでのタイヤ幅に対応している。カーボンホイールと言えど耐久性は高く、ロードサイクリングからグラベルライドまで幅広く使える製品に仕上がっている。

リムはチューブレスレディ対応で、チューブレス用のリムテープとバルブもパッケージに同梱。ディスクローターはセンターロックで12mmスルーアクスル仕様だ。発送は4月上旬~6月上旬予定で、価格は129,000円(税抜)。取り扱いはジェイピースポーツグループ。

23~40Cタイヤに対応しロードからグラベルライドまで幅広く楽しめる23~40Cタイヤに対応しロードからグラベルライドまで幅広く楽しめる (c)ジェイピースポーツグループ


ファストフォワード TYRO-FCC
リム:フルカーボンクリンチャー(チューブレスレディ対応)
リムサイズ:ハイト45mm、内幅19mm、外幅27mm
重量:1,695g
最大空気圧:8.3BAR/120PSI
制限体重:120kg
タイヤサイズ:Min23c、Max40c
フリーボディ:シマノ 11S、XDR 12S
付属品:ホイールバッグ、チューブレスバルブ、チューブレスリムテープ
価格:129,000円(税抜)
※ 2020年4月上旬 〜 2020年6月上旬 発送予定

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