雨の重馬場レースが展開されたシクロクロス世界選手権2日目。マチュー・ファンデルポール(オランダ)が男子エリートで、マリオン・ノーブルリブロール(フランス)が女子U23で、ティボー・ネイス(ベルギー)が男子ジュニアレースで新世界王者に輝いた。



男子ジュニア カテゴリー2年目のティボー・ネイス(ベルギー)が優勝男子ジュニア カテゴリー2年目のティボー・ネイス(ベルギー)が優勝 (c)CorVos
女子U23 フランス国旗を手にフィニッシュするマリオン・ノーブルリブロール(フランス)女子U23 フランス国旗を手にフィニッシュするマリオン・ノーブルリブロール(フランス) (c)CorVos
スイス、デューベンドルフで開催されたシクロクロス世界選手権2日目は、前日と打って変わって超重馬場の泥レースが展開された。第一種目の男子ジュニアではベルギー勢が表彰台を独占し、レース中盤のアタックを成功させたティボー・ネイスが初のアルカンシエルを獲得。オランダの連勝に待ったを掛けた。女子U23レースでは力強い走りを披露したマリオン・ノーブルリブロール(フランス)が優勝を掴んだ。

男子エリート 圧倒的な走りで2連覇を果たしたマチュー・ファンデルポール(オランダ)男子エリート 圧倒的な走りで2連覇を果たしたマチュー・ファンデルポール(オランダ) (c)CorVos
男子エリート 再びアルカンシエルに袖を通したマチュー・ファンデルポール(オランダ)男子エリート 再びアルカンシエルに袖を通したマチュー・ファンデルポール(オランダ) (c)CorVos
最終競技の男子レースではディフェンディングチャンピオンのマチュー・ファンデルポール(オランダ)が誰も寄せ付けない堂々たるレース運びで2連覇し、混戦の2位争いは並み居るベルギー・オランダ勢を打ち破ったトーマス・ピッドコック(イギリス)が制し銀メダル。残る銅メダルはトーン・アールツ(ベルギー)が確保している。

各レースの詳報は追ってお伝えします。
男子エリート結果
1位 マチュー・ファンデルポール(オランダ) 1:08:52
2位 トーマス・ピッドコック(イギリス) 1:20
3位 トーン・アールツ(ベルギー) 1:45
女子U23結果
1位 マリオン・ノーブルリブロール(フランス) 48:31
2位 カータ・ヴァス(ハンガリー) 0:27
3位 アンナ・ケイ(イギリス) 0:40
男子ジュニア結果
text:So.Isobe
photo:CorVos