大集団を振り切る独走勝利を飾ったレミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)は「もっと速く走りたかったけど、強い向かい風のおかげでスピードを上げることができなかった」。集団落車後のモビスターによるペースアップに批判が集中したブエルタ第19ステージ終了後の選手たちコメントを紹介します。


ステージ優勝 レミ・カヴァニャ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)

ステージ優勝のレミ・カヴァニャ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)ステージ優勝のレミ・カヴァニャ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) (c)CorVos
最後の逃げ切りのチャンスをしっかり掴むために全力を尽くしたんだ。今日はフィリップ(ジルベール)でステージ優勝を狙う作戦だったけど、大きな逃げグループが形成されつつあったので飛びついた。終盤はとても苦しんだよ。(独走に持ち込んだ)ラスト25kmは酷いものだった。もっと速く走りたかったけど、強い向かい風のおかげでスピードを上げることができなかった。

後続に追いつかれるんじゃないかとずっとハラハラしていたけど、最後まで逃げきれて本当に良かったよ。最終ストレートに入ってから振り返ると、最終コーナーを曲がる彼らの姿が見えた。でも追いつかれる距離じゃなかったので勝利を確信したんだ。

ドゥクーニンク・クイックステップは毎日ステージ優勝のために全力を尽くしていて、その結果がステージ4勝目。個人的にもステージ優勝という目標を達成することができた。リカバリー力には自信があるので、日を追うごとにコンディションが良くなっていると感じる。もちろんフレッシュではないけど、脚には力が残っていた。

ステージ2位 サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)

ステージ2位のサム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)ステージ2位のサム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ) (c)CorVos
何よりも最初に、落車に巻き込まれた選手が全員無事であることを願っている。残念ながらチームメイトのジャンピー(ドリュケール)が巻き込まれて、肘を怪我してしまった。今日も1日中ずっと速くて、選手全員がポジションを争うようなステージだった。良いタイミングでアタックしたレミ(カヴァニャ)を懸命に追走したけど最終的に届かなかった。

総合1位 プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)

総合1位のプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)総合1位のプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) (c)CorVos
目の前で発生した落車を避けようとして壁にぶつかった。自分の周りにはもっとひどい怪我を負った選手がいっぱいいた。モビスターの動きに関してはしっかりと状況を把握できていないのでコメントできない。それよりも落車後は新しいバイクが早く来ることだけを願っていた。集団に復帰してからも攻撃が続いたけど、幸いタイムを失わずに済んだ。明日の戦いへの準備はできている。

総合4位 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

総合4位のミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)総合4位のミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ) (c)CorVos
そこまで落車の影響はない。目の前で多くの選手が落車して、どうすることもできずに突っ込んだ。手と右脚に擦過傷を負ったけど、全体的に見るとそこまで大怪我を負わずに済んだ。幸い自分にはアスタナという強力なチームメイトたちがいるので、問題なく集団に戻ることができた。落車後もモビスターがハイペースでメイン集団を牽引していたので、追走に力を使うことになってしまった。

(モビスターの集団牽引を)誰も好ましく思っていない。もっと集団内にリスペクトの気持ちがあればと思う。リーダージャージへのリスペクトが欠けていた。そして今回が初めてのことではない。彼ら(モビスター)はこのような状況をいつも利用しようとする。いつの日か彼らはこういう馬鹿げたアタックでグランツールを勝つかもしれない。少なくとも世界チャンピオンのチームがすることじゃない。

自分たちにできることは、集団に復帰して、タイムを失わずにフィニッシュすることだった。終わってみれば総合4位とヤングライダー賞ジャージをキープ。落車の怪我から早く回復して、明日の重要なステージに臨みたい。

総合5位 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)

総合5位のタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)総合5位のタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) (c)CorVos
今日は平穏な1日になると思っていたのに、始まってみるとずっとスピードが速くて、町を通過するたびに激しいポジション争いが起こった。そして落車が起こったんだ。落車した選手たちを待つのは正しい判断だったと思う。落車後も横風で集団が慌ただしく動いて、常に集団先頭でポジションを争わなければならなかった。本当に速いステージだった。

ホセルイス・アリエッタ監督(モビスター)

(落車が発生した)下りは危険だと認識していた。そしてその後に細い橋と横風区間がやってくることもわかっていた。だから最初から(集団ペースアップは)予定していた動きだった。落車が起こる前からモビスターは集団前方に位置していたんだ。

これまでモビスターは落車が原因でレースを落としたことがある。UCIコミッセールに「遅れている選手を後ろから引き上げている」と告げられて、彼らを待つことにした。過去にツールやブエルタでアレハンドロ(バルベルデ)が落車した時、どうして集団が待たないんだと声を上げる人は誰もいなかった。

ニキアス・アルント(ドイツ、サンウェブ)

序盤に逃げに乗ったニキアス・アルント(ドイツ、サンウェブ)序盤に逃げに乗ったニキアス・アルント(ドイツ、サンウェブ) (c)CorVos
サンウェブは逃げに選手を送り込む作戦で、自分が乗った逃げが決まった。逃げグループはカヴァニャを除いて協調体制を築けていた。カヴァニャは常にグループの最後尾にいて、完璧なタイミングでアタックした。残念ながら自分たちはフィニッシュまで残り数キロというところで吸収。ウィルコ(ケルデルマン)はしっかりと総合成績を守った。明日はチーム全体で彼をサポートする。

オウェイン・ドゥール(イギリス、チームイネオス)

落車が発生した時、集団の後方に位置していた。下りコーナーを曲がりながら、ユンボ・ヴィズマの選手の多くが地面に倒れているのが見えた。他にも多くの選手が巻き込まれていた。路面は完全に濡れていて、風も強かった。前で(モビスターが)ペースを上げているのは知らなかったけど、集団はバラバラになった。決して簡単なステージではなかった。


text&photo:Kei Tsuji
photo:CorVos
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