休息日明けのタフな個人TT。「まだまだブエルタのスタート地点でしかない」と言うプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)やモビスター勢をはじめ、総合上位陣の言葉でブエルタ第10ステージを振り返ります。



ステージ1位&マイヨロホ プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)

マイヨロホを射止めたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)マイヨロホを射止めたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) photo:CorVos
今日は集中して可能な限り強くペダルを回すことだけを考えていた。できるだけハイペースを保つことに務め、ステージ優勝するには十分余裕があった。僕らはまだまだブエルタのスタート地点。このリードがマドリードで勝つのに十分かどうか見定めなくてはならない。すでにいくつか激しいステージを消化してきたけれど、まだまだ難しいコースが待ち構えている。今一番大切なのはその日その日を大切に乗り切ること。(総合首位に立ったことで)レースをコントロールする必要があるけれど、僕には強いチームがついていてくれる。

ステージ2位 パトリック・ベヴィン(ニュージーランド、CCCチーム)

ステージ2位 パトリック・ベヴィン(ニュージーランド、CCCチーム)ステージ2位 パトリック・ベヴィン(ニュージーランド、CCCチーム) photo:hcccteam/sirotti
全く休む場所がない超タフコース。スタート直後から2.5kmの登りたあって、ペースコントロールが非常に難しい。回復できる場所なんてどこにもない。

残念だけど、プリモシュはとにかく強いTTスペシャリストなので、もし彼に勝てることができれば素晴らしいことだ。ただし2位は2位。これまで何度もホットシートに座り、彼が僕の記録を破る瞬間を味わってきたけれど、これが自転車競技さ。もっと力をつけて、いつか勝てるようになりたい。これまで厳しいシーズンを過ごし、世界選に向けてコンディションを整えてきた。だからその上で、ここまでのブエルタ10日間で好調を維持しているのは良いサイン。だけど本当に狙っているのはもう少し上のリザルトだ。

今日スーパーハードなコース。コースマップからでは読み取れないものだ。クライマー向けのコースだと思うけれど、ログリッチェはピュアクライマーではなく、シーズンを通して強いTTスペシャリストだ。最初からこのステージを狙っていただけに2位はあまりにも残念だけど、僕にとってはブエルタの第2のスタートだ。ここまでは自分のコンディションをあげるために色々トライしてきた。これからはステージ優勝を狙って挑戦していきたいと思う。

ステージ3位 レミ・カヴァニャ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)

休息日開けはいつだってタフ。それでも脚は好調で、自分の前にスタートした選手を次々とパスしていくだけの力があった。特別な目標は置いていたわけではなく、ただ単に自分のタイムトライアルを走った。良い走りができたし自分のパフォーマンスには満足しているよ。これまで重ねてきた努力が反映された結果だと思う。

総合2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) photo:CorVos
ログリッチェから1分38秒遅れだって?そうだね、あまり悪い結果ではない。予想の範囲内だ。彼は有力勢の中で最も今回のTTに強い選手。自分のコンディションは良かったし、終盤は脚が終わりかけていたけれど、今日みたいなロングTTでは普通のこと。チームとしては非常に良く努力を尽くしたと思う。昨日の休息日は残るステージを徹底的に研究するために時間を費やしたけれど、これからあんなにも厳しい山が待っているなんて信じられないよ。

僕らはまだ戦いの舞台にあって、自分たちにもまだまだ戦う素質は残されている。ポガチャルはこれまで登りで強さを示してきたログリッチェやロペス同様に強力なライバルになるだろう。彼は初日のチームTTで落車していないので、僕たちとのタイム差をもっと詰めてくるはずだ。1日1日を大切に走りたい。まだまだこのレースではたくさんのことが起こり得る。僕がナイロから1分先行しようと後退しようと、チーム戦略には何も変化はない。メディア陣が僕らの誰がエースなのか問題について語ることにうんざりしている。僕らは共にベストを尽くし、同じ目標を目指して戦っている。それは誰が何を言おうと、モビスターとしてグランツールに勝つことだ。

総合3位 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)は2分遅れのステージ14位ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)は2分遅れのステージ14位 photo:A.S.O.
今日の自分の走りにとても満足している。僕の得意とする分野でこそないけれど、トレーナーや監督陣と共に良い作戦を立て、可能な限りその通りに従ってレースを進めた。もちろんもっとタイムロスを最小限に留められれば良かったけれど、全体的に良いTTだった。ログリッチェとバルベルデに対してタイムを失ったけれど、逆にキンタナに対してはタイムを稼ぐことができた。これでTTが終わり、これから2週間ほぼぶっ通しの山岳ステージが始まる。自分にも、チームに対しても自信を持っているよ。これから良い戦いができれば良いと思っている。

総合4位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)

3分06秒遅れ、ステージ27位に終わったナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)3分06秒遅れ、ステージ27位に終わったナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) photo:CorVos
力を尽くしたけれど、自己ベストのタイムトライアルではなかったことは明らかだ。ログリッチェから2分遅れ程度にまとめることを目標としていたけれど、3分以上の遅れは予想の範囲外だった。しかしそれでもまだ僕らは総合争いの土俵に立っている。タイムトライアルで失敗したからといって、自分のコンディションが悪いわけではないんだ。今後のステージで攻撃するチャンスはあるし、チーム戦略をもってレースの状況を利用しながらログリッチェとのタイム差を埋めていくつもり。過去にも似たような状況は何度かあって、いくつかはそのままだったし、いくつかは予想以上に上手く進んだこともあった。アレハンドロは大きく遅れていないし、チームとしては彼と僕で2つの可能性を維持している。今の僕に失うものは何もない。アドバンテージを活かしてレースを楽しみたいと思う。

総合5位 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)

1分29秒遅れのステージ11位にまとめたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)1分29秒遅れのステージ11位にまとめたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:CorVos
厳しい個人TTだったけど、かなり調子が良かったので全開で攻め抜いた。下り区間では若干脚を休ませたものの、次の登りでは少し苦しんでしまい、ペースを刻む走りを強いられてしまった。スロベニアのなしょなるチャンピオンジャージでグランツアーを走るのは僕の夢だった。今日は母国への誇りを胸に走ったんだ。今日はログリッチェの日だったし、彼が勝ったこと何の驚きもない。

新城幸也(バーレーン・メリダ)

新城幸也(バーレーン・メリダ)と宮島マッサー(チームイネオス)新城幸也(バーレーン・メリダ)と宮島マッサー(チームイネオス) photo:CorVos
今日コースは36kmと1時間以内だが獲得標高500m以上あり、下りは道が狭くて荒れてるところもあったりで、なかなかタフなコースだった。今日は良いテンポで走り切った。リザルトが出てビックリしたのが、チームメイト2人と同タイムだった(笑)同じチーム3人が同タイムって今まであっただろうか!?特にワットの指定があった訳でもなく、各々で走った結果だから、良いチームワークがここでも表れたね!休息日を久しぶりにフランスで走って、浅田監督にも会えて、宮島さんにも会って、元気になった!!明日からはまたスペインに戻り、レース続きます。

text:So.Isobe
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