シマノの電動アシストコンポーネンツ、SHIMANO STEPSにスポーツサイクリングからシティライド向けのミドルグレード「E6180」と「E5080」が登場。今まで以上に幅広いタイプ&価格帯のE-BIKE展開に拍車をかける新製品だ。これら2モデルを搭載したE-BIKEは各バイクブランドより続々登場予定だ。



SHIMANO STEPS E6180シリーズSHIMANO STEPS E6180シリーズ (c)シマノ
SHIMANO STEPS E5080シリーズSHIMANO STEPS E5080シリーズ (c)シマノ
「Shimano Total Electric Power System」略してSTEPSと名付けられたシマノの電動アシストコンポーネンツ。欧州を中心とした爆発的な広がりを受け、国内でも2017年よりSTEPS搭載のE-BIKEを販売してきた。今まではハイエンドグレードである「E8080」シリーズのみの展開だったが、今回スポーツサイクリングやシティライド向けにチューニングしたミドルグレードの「E6180」と「E5080」が追加された。

E8080との違いはアシストユニットのトルク値。E6180では60Nm、E5080では40Nmと上位グレードから抑えることで街乗りに最適な穏やかな加速感や軽快な走行感に仕上げている。モーターのトルクを下げたことでよりコンパクトで軽量なデザインとなり、E-BIKEながらスマートなルックスに寄与している。

BluetoothやANT+によってアプリとの連携も可能となったSTEPS用ヘッドディスプレイBluetoothやANT+によってアプリとの連携も可能となったSTEPS用ヘッドディスプレイ (c)シマノマウンテンライディング用に開発された小型のディスプレイも登場マウンテンライディング用に開発された小型のディスプレイも登場 (c)シマノ

自然なアシストで快適な乗り心地をもたらす他、優れたバッテリー効率によって長時間駆動を実現している。またバッテリーが切れたり24km/h以上でアシストがオフになったりしても、ペダリングに加わるモーターの抵抗を極限まで低減することで軽快な走行を可能としている。

アシストユニットに付随して、サイクルコンピューターの役割を果たすヘッドディスプレイ、手元で電池残量やモード確認が行えるコンパクトなディスプレイ、より小型化したスイッチユニット、スマートな形状でフレーム内蔵を可能とした新型バッテリーも登場している。

これらE6180&E5080シリーズを搭載したE-BIKEは、すでにミヤタサイクル、メリダ、フカヤ、ルイガノからも発表されており、随時デリバリーも開始される予定だ。なおSHIMANO STEPSコンポーネンツ単体での販売はない。

シティライドに最適なミドルグレードを追加しさらにラインアップを拡充したシティライドに最適なミドルグレードを追加しさらにラインアップを拡充した (c)シマノ

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