100％ Speedtrap、Speedcraft、S3、S2　サガンが愛用中の限定カラーモデルが登場

2019/07/16(火) - 12:04

ペテル・サガンが着用することで知られているアイウェアブランドの100％。現在開催中のツール・ド・フランスにおいてサガンが着用しているライトブルーの限定色が販売されることになった。Speedtrap、Speedcraft、S3、S2という4モデルでサガン仕様が用意される。

100% Speedcraft (c)SHIONO BICYCLE
先日ボーラ・ハンスグローエのチームモデルを発表した100％が、ペテル・サガン仕様の特別カラーをリリースする。今回の特別モデルは、モトレーシングの世界ではトレンドとなっているマットメタリックのペイントをフレームの塗装に採用。

カラーはフレームとレンズ双方をブルートパーズで彩ったトーン・オン・トーンデザインだ。同色を重ねているが、金属用な見た目のフレームとミラーレンズはそれぞれ印象が異なり、100％やサガンらしいユニークなルックスに仕上げられている。

100% S2 (c)SHIONO BICYCLE

100% Speedcraft (c)SHIONO BICYCLE

100% Speedtrap (c)SHIONO BICYCLE
この限定カラーが登場したのはSpeedtrap、Speedcraft、S3、S2という4種類。いずれにも共通するのは大きな一眼レンズを使用し、TOPVIEWというレンズ上・中央部を凸形状にする設計により、非常に広い視野を獲得していること。スプリントのような深い前傾姿勢でも視界をフレームが遮ってしまう心配は少ない。

Speedcraftはノーズブリッジから頬にかけてのフレームワークが特徴的なデザインを採用しており、フレームの下端部に通気口を設けることでレンズの曇りを抑えている。また、テンプル部分にも通気口が設けられている。

金属のような質感のマットメタリック塗装が施されている (c)SHIONO BICYCLE

サガンのロゴが描かれている (c)SHIONO BICYCLE

Speedcraftはノーズブリッジとレンズの間にベンチレーションホールが設けられている (c)SHIONO BICYCLE

S2のレンズ下部はレーザーエッチングが施されている (c)SHIONO BICYCLE

SpeedtrapはSpeedcraftをフルリム仕様に調整したもの。レンズ形状はSpeedcraftよりも下部が広めに取られており、リムの存在感を感じさせにくくなっている。通気口が上下どちらにも設けられ、レンズが曇りやすいフルリムの悩みの種に対処した。また、こちらのモデルはテンプルの長さを3段階で調節可能。

S2は上述の2モデルとは異なる系統のデザインを採用していることが特徴。ティアドロップのサングラスを1眼レンズにしたようなルックスに仕上げられており、プロトンの中でも存在感を放つモデルだ。ハーフリムのS2だが、レンズの下部にはレーザーエッチング加工を施しリムがあるかのようなルックスに仕上げている。

S3はS2とSpeedcraftを掛け合わせたようなデザインを採用。レンズ上部とフレームはS2の「TOPVIEW」デザインと同様で、レンズ下部はSpeedcraftを踏襲。S2はティアドロップのような丸型であったのに対し、S3ではシャープなデザインにアップデートされた。