誰もが「冷たく過酷な1日だった」と口を揃えるジロクイーンステージ。一騎討ちを制したジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)や、激しいバトルを繰り広げたヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)ら総合勢、遅れたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)らのコメントで振り返ります。



ステージ優勝:ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)

ステージ優勝を飾ったジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)ステージ優勝を飾ったジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード) photo:Kei Tsuji
このステージ2勝目を2年間待ち続けた。とても寒くて雨が降り続く複雑なステージだったので、フィニッシュラインでは喜びのあまり雄叫びが出たんだ。ヤン・ヒルトは協調しようとしなかったのでナーバスな関係になったけど、こうして最高の形で1日を締めくくることができて本当に嬉しい。勝ったと理解した時には2年間ジロのステージ勝利がなかったフラストレーションが声となって出たんだ。

歴史的なモルティローロを先頭通過することもできたし、間違いなくキャリア最高の勝利だ。モルティローロでは調子自体は良かったけれど、ヒルトの存在が問題だった。最終的に勝つか負けるか分からず不安だったんだ。最後は協力しない彼の存在はもちろん、後続との距離がどのくらい離れているか分からなかった。でも、最終的にはベストな形で締めくくることができた。

雄叫びをあげてフィニッシュするジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)雄叫びをあげてフィニッシュするジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード) photo:Kei Tsuji
ダウンヒルは本当に本当に寒かった。僕は雨や寒いコンディションは好きじゃない。冷たいモルティローロの下りではとても苦しめられたけれど、勝てば全てを忘れ去ることができる。最後の勝負で先行を選んだのは、状況を自分でコントロールしたかったから。スプリントできる脚があるのも分かっていたこともある。もちろんリスクだったけれど、今日はうまくいった。山岳賞において大きなリードを築くことができたので、明日からは総合エースのバウケ・モレマのアシストとして走りたい。

ステージ2位:ヤン・ヒルト(チェコ、アスタナ)

スプリントするジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)とヤン・ヒルト(チェコ、アスタナ)スプリントするジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)とヤン・ヒルト(チェコ、アスタナ) photo:Kei Tsuji
凍えてしまってスプリント勝負できる脚がなかった。モルティローロではとても調子が良くベストな走りができたものの、厳しい寒さのダウンヒルで苦しめられた。でもこれがロードレース。チームカーの監督から"ロペスがタイムを奪うチャンスがある"と伝えられていたので、自分の勝負を止めて後ろに戻る決意はできていた。でも最終的に総合勢はかなり後ろで、追走グループもいた状況で自分のチャンスを狙うことにした。ベストを尽くしたけれど、チッコーネは強かった。彼におめでとうと伝えたい。

マリアローザ:リチャル・カラパス(エクアドル、モビスター)

スプマンテを開けるリチャル・カラパス(エクアドル、モビスター)スプマンテを開けるリチャル・カラパス(エクアドル、モビスター) photo:Kei Tsuji
悪天候と幾つもの峠を越えていく非常にタフなステージ。今日もまた僕らのチームの強さとコントロール力が証明された。モビスターは自分とミケル・ランダのために最高の働きをしてくれたと思う。モルティローロでニバリがアタックした時も彼との差を最小限に留め、3対1という数の利を活かして引き戻すことができた。

素晴らしいチームワークでログリッチェから得たリードは非常に貴重だ。レースにおいては常に冷静でいることが大切だ。タフなステージが待ち受けているとなればなおさら。総合有力選手がより明確になったけど、まだタイム差が生まれるステージは多く残されているので、まだ確定的なものは何もない。

総合2位:ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)

1分41秒遅れでフィニッシュするヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)ら1分41秒遅れでフィニッシュするヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)ら photo:Kei Tsuji
ガヴィアを通らずとも、特にモルティローロからフィニッシュまでの悪天候によって非常に厳しいタフなクイーンステージと呼べるものだった。ダミアーノ(カルーゾ)とカラパス、そしてランダと協力してログリッチェに対してできるだけリードを築こうと試みたんだ。これからはマリアローザに目標を変えてトライしていく。ただし今日彼が示したように、彼は非常に力のある選手だ。

総合3位:プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)

マリアローザから1分22秒遅れたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)マリアローザから1分22秒遅れたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) photo:Kei Tsuji
タフな1日で特に終盤の悪天候は厳しかった。モルティローロでは全力を尽くした。今日はマリアローザ争い上で重要な戦いだった。でもまだジロは終わっていない。どんなことだって起こりうる。

総合6位:ラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)

フォルモロに感謝しながらフィニッシュしたラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)フォルモロに感謝しながらフィニッシュしたラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ) (c)CorVos
何が原因でタイムを失ってしまったのか分からない。モルティローロでは脚が重かったけれど、単なるバッドデイだと信じたい。まだまだこれからも厳しいステージがやってくるんだ。シュワルツマンが素晴らしいアシストをし、モルティローロでのフォルモロの走りはパーフェクトだった。下りでタイムを取り戻そうとしたが成功せず。厳しい1日だったが、見る限り全員が苦しめられていた。

総合7位:マリアビアンカ:ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

シヴァコフからマリアビアンカを奪ったミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)シヴァコフからマリアビアンカを奪ったミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ) photo:Kei Tsuji
残り1.5km地点で完全に売り切れてしまった。なんとかやり過ごそうとしたけれど簡単ではなかった。ただしチームの働きも含めて今日のステージは満足できるものだった。取り戻したマリアビアンカはこれからの終盤戦に向けてモチベーションになってくれるはず。1日1日を大切にしていきたい。

text:So.Isobe
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