大逃げが決まったジロ・デ・イタリア第6ステージのコメント集。ファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)やマリアローザを着用したヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAEチームエミレーツ)ら逃げメンバーや、落車で負傷したプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)らの言葉で振り返ります。



ステージ優勝:ファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)

ステージ初優勝を飾ったファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)ステージ初優勝を飾ったファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク) photo:Kei Tsuji
今日は逃げ切りに絶好のチャンスだったから、何が何でも逃げたかった。エスケープするまで1時間半は戦い続けた。その時のペースはクレイジーだったけれど、正しい動きに同調することができた。逃げメンバーは協力的に走れていた。グループ内には強力なルーラーが数人含まれていたので逃げきるためには登りで引き離す必要があった。僕にはスプリント力が無いからだ。コンティとも利害関係が共有できていて最後の最後まで一緒に走った。このジロには良い状態で挑めており、チームの目標であるステージ優勝をこうして美しい形で飾ることができて嬉しい。今日は予想しないシナリオが僕を待っていてくれた。

ステージ2位&マリアローザを着用したヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAEチームエミレーツ)

マリアローザを着用したヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAEチームエミレーツ)マリアローザを着用したヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAEチームエミレーツ) (c)RCS
ログリッチェがマリアローザを手放すつもりだと分かっていたので、今日はステージ優勝と総合成績を同時に狙いながらの逃げだった。でもマスナダは最後まで強かったよ。イタリア人選手にとってマリアローザ着用は特別。ステージレースで総合首位に立つのも初めての経験なので興奮している。

僕にとっては夢が叶った瞬間だ。開幕前にはジャージ着用は可能ではあるけれど、決して簡単な目標ではないとチーム全体で共有していたんだ。マリアローザは降って湧いたチャンスではなく、僕らが目標として準備を重ねてきたこと。もちろん簡単じゃ無いのは分かっている。それでもチームとしてベストを尽くしながらできるだけ長くこのジャージを着続けたい。

ステージ3位:ホセ・ロハス(スペイン、モビスター)

今日は逃げに乗りたい選手があまりにも多かった。ログリッチェやミケルなどが含まれた大落車がきっかけとなって逃げが生まれた。2級山岳では何度もアタックを仕掛けたものの、若干の向かい風だったので単独逃げはリスキーだったし、彼らを振り切ることはできなかった。カルボーニと一緒にアタックしたプラサを追いかけたけれど、今ひとつ成功しなかった。マスナダとコンティは強かったけれど、彼らが僕らより脚があったとは思わない。僕らが逃げた時と、彼らが逃げた時のリードはほぼ同じだったからだ。嬉しくもあるし、悔しくもある。調子は良かったし、このジロでこんなチャンスは滅多にやってこないのだから。僕のミッションはミケルとリシャルを守ることにある。

ステージ5位&総合2位&マリアビアンカ獲得:ジョヴァンニ・カルボーニ(イタリア、バルディアーニCSF)

マリアビアンカを手にしたジョヴァンニ・カルボーニ(イタリア、バルディアーニCSF)マリアビアンカを手にしたジョヴァンニ・カルボーニ(イタリア、バルディアーニCSF) (c)RCS
このマリアビアンカ、そして今日のパフォーマンスに対して非常に満足している。今日はチーム全体として逃げに乗ることを目標にしていた。僕は50kmも集団先頭でアタックを続けたよ。最初に数人が逃げて、そのあと僕やマスナダを含むメンバーがカウンターアタックを仕掛けた。全員一丸となってメイン集団からアドバンテージを築き、最後に個々の勝負が始まるまで強調体制を組み続けたんだ。

マスナダが強力なアタックを決めた後、追走していたモビスターの二人に期待しすぎた。僕が自ら動けば状況は変わっていたと思うんだ。ステージ優勝が不可能ならば、せめてマリアビアンカを、できればマリアローザをと考えを変えたんだ。信じられないようなことさ。今の目標はできるだけマリアビアンカを着続けること。日曜日は僕の地元で、今も家族が住んでいるサンコスタンゾの街を通るんだ。楽しみでならないよ。

マリアローザを手渡したプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)

痛々しい姿でフィニッシュしたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)痛々しい姿でフィニッシュしたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) photo:Kei Tsuji
今日の逃げグループは非常に力強かった。チームとしてレースのコントロールを担ったが、同時に無駄なパワーを使いたくなかった。遅れを喫してマリアローザを失ったわけじゃない。これで僕もチームもプレッシャーから解放されて一息つけると思う。まだまだジロは長く、難関ステージは一つも走っていないんだ。

落車は僕の目の前で起きたので避けきれなかった。自転車競技の一部だから仕方ないが、擦過傷だけで大きなダメージが無かった。

サイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)

話しながらフィニッシュするサイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)とプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)話しながらフィニッシュするサイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)とプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) (c)CorVos
総合勢を含まない逃げメンバーを先行させるために、序盤のペース配分が最重要だった。あの落車では何人も路面に叩きつけられてしまったが、幸い僕はバランスを崩しただけで転がったりぶつけたりは無かった。あの状況ではラッキーだった。逃げが決まり、ユンボ・ヴィズマがコントロールを行う後ろで、なるべく力を使わないように務めた。コンティは強い選手だが、これでUAEはレースのコントロールをすることになった。明日もまた逃げが決まる可能性がありそうだ。

初山翔(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)

グルペット内でフィニッシュした初山翔(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)グルペット内でフィニッシュした初山翔(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ) photo:Kei Tsuji
序盤のアタック合戦がなかなか終わらなくて速い展開でしたが、向かい風が強いこともあって集団内で走る分には何も問題ありませんでした。最後の2級山岳に入ったところでスプリンターたちがグルペットを作りたい雰囲気を出していて、自分もすぐにそこに入ってフィニッシュしました。今日も長いステージだった。

text:So.Isobe
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