2019/05/15(水) - 18:51
UCI(国際自転車競技連盟)は2019年5月15日に公式発表を行い、過去の血液ドーピングが疑われるクリスティアン・デュラセク(クロアチア、UAEチームエミレーツ)、クリスティアン・コレン(スロベニア、バーレーン・メリダ)とボルト・ボジッチ(スロベニア、バーレーン・メリダ監督)、アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)をUCIアンチドーピング規則に則り暫定活動停止処分とした旨を発表した。
UCIのリリースによれば、今回過去の血液ドーピングの疑いによって暫定活動停止処分が課されたのはボルト・ボジッチ(スロベニア、現バーレーン・メリダ監督)、クリスティアン・デュラセク(クロアチア、UAEチームエミレーツ)、クリスティアン・コレン(スロベニア、バーレーン・メリダ)、そしてアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)の4人。
ドーピングが疑われる期間はボジッチとコレン、ペタッキが共に2012〜2013年(当時ボジッチはアスタナ、コレンはリクイガス〜キャノンデール、ペタッキはランプレ)で、デュラセクは直近の2017年(当時UAEチームエミレーツ)。4名はUCIアンチドーピング規則7.9.3によって暫定活動停止処分が課されている。オーストリアの法執行機関からの情報を元にしているため、情報の信憑性は高いと言えそうだ。
バーレーン・メリダは即座に声明を出し、現在ジロ・デ・イタリアに出場中のコレンと、ボジッチを暫定活動停止としたことを発表。二人のケースはチーム設立以前の疑惑であることを強調し、最終的な決断が下るまではコメントを出さない旨についても触れられている。
今回のドーピング騒動「オペレーション・アデルラス」は、今年2月末にオーストリアのノルディックスキー選手多数が逮捕されたことで明るみとなったもの。シュテファン・デニフル(オーストリア、CCCチーム)とゲオルク・プライドラー(オーストリア、グルパマFDJ)も自己輸血目的の採血を自白したことでチームから解雇されていた。2011年当時ランプレ・ISDに所属していたダニーロ・ホンド(ドイツ)も血液ドーピングを告白し、本日イタリアのガゼッタ・デッロ・スポルトがペタッキを除く上記3名の関係を実名報道していた。
バーレーン・メリダは昨年9月にカンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ)のEPO陽性が発覚したばかりだった。
text:So.Isobe
UCIのリリースによれば、今回過去の血液ドーピングの疑いによって暫定活動停止処分が課されたのはボルト・ボジッチ(スロベニア、現バーレーン・メリダ監督)、クリスティアン・デュラセク(クロアチア、UAEチームエミレーツ)、クリスティアン・コレン(スロベニア、バーレーン・メリダ)、そしてアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)の4人。
ドーピングが疑われる期間はボジッチとコレン、ペタッキが共に2012〜2013年(当時ボジッチはアスタナ、コレンはリクイガス〜キャノンデール、ペタッキはランプレ)で、デュラセクは直近の2017年(当時UAEチームエミレーツ)。4名はUCIアンチドーピング規則7.9.3によって暫定活動停止処分が課されている。オーストリアの法執行機関からの情報を元にしているため、情報の信憑性は高いと言えそうだ。
バーレーン・メリダは即座に声明を出し、現在ジロ・デ・イタリアに出場中のコレンと、ボジッチを暫定活動停止としたことを発表。二人のケースはチーム設立以前の疑惑であることを強調し、最終的な決断が下るまではコメントを出さない旨についても触れられている。
今回のドーピング騒動「オペレーション・アデルラス」は、今年2月末にオーストリアのノルディックスキー選手多数が逮捕されたことで明るみとなったもの。シュテファン・デニフル(オーストリア、CCCチーム)とゲオルク・プライドラー(オーストリア、グルパマFDJ)も自己輸血目的の採血を自白したことでチームから解雇されていた。2011年当時ランプレ・ISDに所属していたダニーロ・ホンド(ドイツ)も血液ドーピングを告白し、本日イタリアのガゼッタ・デッロ・スポルトがペタッキを除く上記3名の関係を実名報道していた。
バーレーン・メリダは昨年9月にカンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ)のEPO陽性が発覚したばかりだった。
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