ユニークなアイデアを具現化してきたアクセサリーブランドのノグ。今回紹介するのは面発光LEDを湾曲させたデザインを採用することで、330°という広い範囲に光を届けるライトシリーズ「COBBER」だ。



ノグ COBBER(左よりBIG、右上MID、右下LIL')ノグ COBBER(左よりBIG、右上MID、右下LIL') (c)ダイアテック
ノグが掲げる製品づくりに対してのコンセプトの1つに「Safety in Style(スタイルに溶け込む安全性)」というのがある。これはデザインとして優れていてカッコいいと思えるものであり、かつライトであれば視界の確保や被視認性といった性能が満たせる物であることを示している。代表例は「Oi」だ。スポーツバイクに馴染むデザインとしながらも、ベルとしての役割を全うできることは多くの方がご存知だろう。

今回紹介するCOBEBR(コバー)もそのコンセプトのもとで生み出されたプロダクトであり、既存のライトには無いものの自転車のスタイルに溶け込むボディと、ライトとしての性能を兼ね備えていることが特徴だ。COBBERという言葉がオーストラリアのスラングで相棒や親友という意味を持つように、このプロダクトもスポーツバイクとも馴染んでくれるはずだ。

Safety in Styleを実現しているのは湾曲したチップインボードのLEDだ。一般的なライト形状というとフロントは円筒状もしくはボックス形状、リアはボックス形状をイメージしやすい。これらのライトは自転車と一体になるデザインではなく、ライトとしての存在感があるものだった。しかし、COBBERの場合はシートポストやハンドルバーに巻きつけるかのようなデザインとなっている。

前後ともに揃えられるノグのライトシリーズ COBBER前後ともに揃えられるノグのライトシリーズ COBBER (c)ダイアテック
ヘッドチューブに取り付けてもバイクのルックスを崩さないヘッドチューブに取り付けてもバイクのルックスを崩さない (c)ダイアテックシートポストにビルトインされているかのようなデザインシートポストにビルトインされているかのようなデザイン (c)ダイアテック


湾曲したチップオンボードは約330°というワイドな配光を実現していることもポイント。斬新なデザインを採用しながらもセーフティーライトとしての性能もこの設計によって満たしていると言っても良いだろう。

ラインアップはフロントとリア、それぞれにBIG(大)、MID(中)、LIL'(小)が揃う計6種類。サイズによって明るさが異なり大きくなるほど最大光量が増え、フロントのBIGは最大で470ルーメンの光を放つ設定だ。詳しい明るさとランタイムは記事下部に記載しているため、気になる方は確認して欲しい。

また、フロント用(白色LED)はライトを水平に装着した際、対向車を眩惑させないためのEYESAVERというモードが備えられているため、前照灯としても使用しやすくなっている。長さが異なる3種類のストラップが付属し、丸型チューブだけではなく、エアロ形状やさらに太いチューブにも取り付けることが可能だ。ライトも含めたバイクコーディネートを行いたい方にピッタリだろう。


ノグ COBBER(lm=ルーメン数、h=可動時間)
BIG(前) BIG(後) MID(前) MID(後) LIL'(前) LIL'(後)
点灯 280lm/2.5h 160lm/2h 200lm/2.5h 75lm/2h 70lm/1.5h 30lm/1.4h
フラッシュ 470lm/9h 270lm/6.5h 320lm/9h 170lm/6.5h 110lm/10h 50lm/7h
エコフラッシュ 35lm/120h 15lm/100h 25lm/120h 15lm/100h 20lm/60h 10lm/40h
重量 60g 60g 40g 40g 25g 25g
税抜価格 9980円 9980円 7980円 7980円 5940円 5940円
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