サーヴェロが誇る2つのフラッグシップバイク「S5」と「R5」に、スラムの最新コンポーネントRED eTAP AXS組みの完成車が追加された。12速化による細やかなギアレンジ、無線変速がもたらすスマートなルックスなどが特徴の最上級モデルを紹介しよう。



サーヴェロ S5 DISC(SRAM RED eTap AXS 完成車)サーヴェロ S5 DISC(SRAM RED eTap AXS 完成車) (c)東商会
チームCSCやガーミン・シャープ、ディメンションデータ、サンウェブと長年に渡ってトップチームをサポートしてきたサーヴェロ。世界のトップレースで数々の輝かしい勝利に貢献してきたバイクが、サーヴェロが誇る2つのフラッグシップモデル「S5」と「R5」である。今季もスプリンターであるマイケル・マシューズがS5を、軽量バイクを好むトム・デュムランがR5を選択しワールドツアーを駆けている。

今回スラムの新型コンポーネント「RED eTAP AXS」発表に伴い、サーヴェロも新たに完成車モデルをラインアップに追加。エアロロードのS5 DISC、オールラウンドモデルのR5 DISC及びR5にてRED eTap AXS完成車が販売される。12速化に伴いコンパクトになった48/35Tのクランクと、10-28Tのスプロケットを装備したスペックだ。

サーヴェロ R5 DISC(SRAM RED eTap AXS 完成車)サーヴェロ R5 DISC(SRAM RED eTap AXS 完成車) (c)東商会
昨年フルモデルチェンジを果たし、ディスクブレーキ専用設計となった「S5 DISC」。ケーブルフル内装のためのユニークなコックピット周りのデザインや、ボリューム溢れるチューブ形状などによってエアロダイナミクスを強化させた1台である。特に前衛的なV字型ステムは、前方投影面積を減らしかつ後方へのスムーズな空気の流れを実現するなどエアロ効果向上に寄与している。

ハンドル、ステム、シートポストはS5専用設計パーツをアセンブル。DTスイスの48mmハイトホイールを合わせたレースレディな仕様に仕上がる。マットとグロスの2色のブラックで塗り分け、ライングラフィックをあしらったフレームカラーで販売。価格は148万円(税抜)だ。

サーヴェロ R5(SRAM RED eTap AXS 完成車)サーヴェロ R5(SRAM RED eTap AXS 完成車) (c)東商会
対してディスクブレーキ/リムブレーキ両方のモデルをラインアップするR5は、そのどちらもでRED eTap AXS完成車を用意。ケーブルフル内装の設計ではないため、シフトケーブルがなくなることでよりスッキリとしたルックスを実現している。

Sシリーズを参考としたボリュームあるダウンチューブが空力性能を強化するとともに、Rシリーズに特徴的な極細のシートステーによって快適性も担保。低めのBBドロップと長めのホイールベースに設計されたジオメトリーによって、高速域でも安定感の高い乗り心地に仕上がる。ネイビーベースにオレンジの差し色を加えたフレームカラーで販売。R5 DISCが137万円(税抜)、R5が135万円(税抜)だ。取り扱いは東商会。



サーヴェロ SRAM RED eTap AXS 完成車
S5 DISC:1,480,000円(税抜)
R5 DISC:1,370,000円(税抜)
R5   :1,350,000円(税抜)

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