ベルギー籍のUCIワールドチーム「ロット・スーダル」にバイクを供給するリドレーより、同チーム仕様のカラーで彩られたNOAH FAST DISC、HELLIUM SLXがリリースされる。世界のトップ選手と同じスペック、ルックスのバイクは日本国内では極少量で展開となるため、気になる方は早めにチェックしよう。



リドレー NOAH FAST DISC Frame setリドレー NOAH FAST DISC Frame set (c)ジェイピースポーツグループ
カレブ・ユアンやトーマス・デヘント、アダム・ハンセンなど日本でもお馴染みの選手たちが所属するベルギー籍のUCIワールドチーム「ロット・スーダル」。同チームは長らくリドレーのバイクを使用しており、多くのレースで勝利を収めてきた。ロット・スーダルの選手たちは、2019年も変わらずリドレーで世界最高峰のレースを戦う。

そんなロット・スーダル仕様のデザインで彩られたエアロロードのNOAH FAST DISCとヒルクライムバイクのHELIUM SLXが発売されることに。チームカラーである赤色と黒色は例年通りだが、それぞれのバイクでデザインが異なる。NOAH FAST DISCは両色がバランスよく用いられる一方、HELLIUM SLXは赤色が多めの配色だ。

どちらもモデルもプロ選手が使用するハイエンドグレードでの展開。2019モデルとして通常カラーのHELIUM SLXの国内展開はされていなかったが、ユーザーやマーケットからのリクエストに応えるべく、少量のチームカラーでのみ発売されることとなった。HELIUM SLXの2019年モデルを手に入れることのできる唯一の機会となる。NOAH FAST DISCのチームカラーも少数のみとなっているため、気になる方は早めにチェックしよう。

リドレー HELIUM SLX Frame setリドレー HELIUM SLX Frame set (c)ジェイピースポーツグループ
NOAH FAST DISCは2019年モデルとしてデビューしたばかりのエアロロード。今季はエーススプリンターを務めると目されているカレブ・ユアンが愛用するはずだ。ディスクブレーキ化を果たすことでケーブル類のフル内装を実現するとともに、新設計のF-Surface Plusによってエアロダイナミクスを向上させている。

また新型NOAH FAST DISCは、前作NOAH SL DISCに対してフレームセットで250gの軽量化を達成しているという。平坦だけでなくヒルクライムにも対応するオールラウンダーへとNOAH FAST DISCは進化した。シクロワイアードではインプレッションを実施している。詳しくはこちらをチェックして欲しい。リドレーの公式HPでもテクノロジーページが解説されている。リンクはこちら。チームカラーの展開はXS、Sという2サイズ、価格は486,000円(税抜)

HELIUM SLXはリドレーの軽量オールラウンドバイクにおけるフラッグシップグレード。60T、40T、30Tのそれぞれ弾性率の異なる複数のカーボンを適材適所に配置することで、トッププロ選手の強大なパワーを即座に推進力に変える優れたパワー伝達性能を実現している。それでいてフレーム重量は750gという軽さも魅力だ。

ストラーデビアンケでのティシュ・ベノートや、ジロ・デ・イタリアの第4ステージでのティム・ウェレンスの勝利など過酷なレースを支えてきた、HELIUM SLX。日本国内ではXXS、XS、Sという3種類のサイズを展開する。価格は365,000円(税抜)。デビュー当時のシクロワイアード・インプレッションはこちら



リドレー NOAH FAST DISC Frame set
素材:60ton.40ton.30ton HM Carbon
サイズ:XS、S
価格:486,000円(税抜)

リドレー HELIUM SLX Frame set
素材:60ton.40ton.30ton HM Carbon
サイズ:XXS、XS、S
価格:365,000円(税抜)