多くのサイクリストにインドアトレーニングを身近なものとしたオンラインゲーム、ズイフトがプロサイクリストが出場するeスポーツ競技会を発足する。史上初のプロeサイクリングレースとなる「KISS スーパーリーグ」へは4つのプロチームが参加予定だ。


eスポーツ初のプロサイクリングリーグ”KISS スーパーリーグ”を発足eスポーツ初のプロサイクリングリーグ”KISS スーパーリーグ”を発足 (c)ズイフト
サイクリスト向けのグローバルなオンライントレーニングとレースのプラットフォーム、ズイフト
が、「KISS スーパーリーグ」の発足を発表した。これまでもゲーム内では随時レースイベントが行われており、また今年の2月にはズイフト内でチャンピオンジャージを着用できる権利をかけたナショナルチャンピオンシップも開催され、大きな注目を集めた。

しかし、これまでプロレーサーが組織的に参加するようなレースイベントは行われておらず、ナショナルチャンピオンシップもアマチュアライダーが主な参加者となっていた。つまり史上初のプロサイクリングチームが出場するeスポーツ競技会として開催されるのが、「KISS Super League」だ。

ハーゲンスベルマン・アクセオンに所属するミッケル・ビョーグ(デンマーク)ハーゲンスベルマン・アクセオンに所属するミッケル・ビョーグ(デンマーク) photo:Kei Tsuji
このエポックメイキングなレースに参加するのは、アメリカのプロコンチネンタルチーム「ハーゲンスベルマン・アクセオン」、コンチネンタルチームの「チームウィギンズ」「キャニオン dhb p/b ブロアーホームズ」そして、ディメンションデータのU23チームとなる「チームディメンションデータ フォーキュベカ」ら4つのチームたち。

出場チームの一つ、ハーゲンスベルマン・アクセオンのチームオーナーであるアクセル・メルクスはKISS スーパーリーグの開催によせて以下のようにコメントしている。

「KISS スーパーリーグに出場する運びとなり、非常に嬉しく思います。ズイフトが米国、欧州、そ
してオーストラリアのプロサイクリングを支援しているという事実は、サイクリング界にとって素晴らしい朗報です。

これまでアクセオンは、世界レベルの若き才能を発掘してきました。ズイフトで繰り広げられるeスポーツは、こうした取り組みを更なる成功へと導いてくれると楽観視しています。また、プロサイクリング界には時折、活気づかせてくれるような起爆剤が必要です。ズイフトなら、自転車競技に新たな次元をもたらしてくれると確信しています。プロサイクリストもサイクリングファンも皆同様に、この展開に大いに注目するべきですね。」


また、ズイフトのエリック・ミンCEOは「ズイフトとeスポーツに関して、私たちは壮大なプランを考えています。サイクリング界と協議を重ねてきた結果、来年に向けて非常に心踊るような計画を打ち出しました。皆さんに詳細をお伝えするのが待ちきれませんが、当面はぜひ楽しみにお待ちいただきたいと思います!」と、これからのプロeサイクリングレースの展開に自信を覗かせた。

これまでズイフトがこのレースについて発表してきたのは、ローンチイベントとしてロンドンにおいて2019年1月23日にライブレースを開催するという概略のみ。ズイフトとイベント主催者のKISSは、この4チームの参加発表を皮切りに、今後数週間にわたって男子プロチーム、女子エリートリーグ、アマチュアリーグの情報を随時発表していく予定だという。