全国470以上の店舗を展開するサイクルベースあさひが、メリダとコラボレーションしたグラベルロード「ROAD TOURER」をリリースする。オフロードレーシングバイクをベースに開発したモデルであり、未舗装路でも安定した走りを発揮してくれる冒険バイクだ。



メリダ ROAD TOURERメリダ ROAD TOURER (c)あさひ
ロードではバーレーン・メリダ、MTBではマルチバン・メリダへのバイクを供給することで、世界の最高峰レースで活躍するバイクを作り上げるメリダ。レーシングバイクの開発で得たノウハウを元にSILEXのようにオンオフ選ばずあらゆるシチュエーションで活躍するバイクを作り上げているブランドだ。

そんなメリダと、サイクルベースあさひがコラボレーション。「ROAD TOURER(ロードツアラー)」という新モデルを共同で開発し、あさひの店舗限定で展開することとなった。

「"冒険する"を選ぼう」というコンセプトのもと開発されたのは、オンロードとオフロードを縦横無尽に行き来できるグラベルロード。ROAD TOURERはメリダのオフロードレーシングバイクをベースとして生み出されており、ハイスピードでの走行とオフロードでの走破性を両立している。ロードバイクのように舗装路をメインに走り、ちょっとしたダートを見つけた際に冒険してみたくなる、そんなバイクだ。

ケーブル類は内装するためフレームバッグが装着しやすいケーブル類は内装するためフレームバッグが装着しやすい (c)あさひ標準装備のタイヤはマキシス製標準装備のタイヤはマキシス製 (c)あさひ

シフト系統はスラムAPEXが採用されるシフト系統はスラムAPEXが採用される (c)あさひフロントシングルのコンポーネントを採用するフロントシングルのコンポーネントを採用する (c)あさひ


オフロードを想定した装備はオンロードでも活躍してくれる。例えば、ワイドなタイヤは大きなエアボリュームによって衝撃を吸収してくれる役割を担っており、街中のひび割れた路面や段差などを通過する際も快適に走り続けられるはずだ。ROAD TOURERに搭載されるタイヤは、マキシスのALL TERRANE 35C。

スポーツバイクの定番装備になりつつあるディスクブレーキはあらゆるシチュエーションでも確かな制動力を発揮する性能を備えており、通勤ライドの際に雨に降られてしまっても安全に止まることができる。ROAD TOURERに備えられたのはワイヤーで操作するメカニカル仕様。毎日のライドで酷使していても自分で調整を行いやすいはずだ。ローター径は160mm。

コンポーネントはグラベルロードで採用されることが多いスラムからAPEXのワンバイ仕様をチョイス。フロントシングル×リア11-42Tのワイドスプロケットという組み合わせとなっており、幅広いスピード域に対応できる。ワンバイコンポーネントは、メンテナンスを行いやすさもメリットだ。グラベルを走るライダーから通勤通学に使う人までにピッタリだろう。

メリダ ROAD TOURERメリダ ROAD TOURER (c)あさひ
ダートで楽しめる懐の深さが特徴だダートで楽しめる懐の深さが特徴だ (c)あさひ毎日の通勤ライドにも耐えられるタフさも魅力毎日の通勤ライドにも耐えられるタフさも魅力 (c)あさひ


インターナルケーブル仕様としフレームバッグを装着しやすくしたアルミフレームのROAD TOURER。カラーはアウトドアやミリタリーテイストをイメージさせる「マットオリーブ」の1色展開。サイズは470と500mmの2種類。店頭販売価格は99,980円(税込)。



メリダ ROAD TOURER
フレーム:Full Alloy Internal
フォーク:Lightweight aluminium
コンポーネント:SRAM APEX
タイヤ:MAXXIS ALL TERRANE 35C
サイズ:470、500
カラー:マットオリーブ
価 格:99,980円(税込)