2018/10/16(火) - 15:08
抜群の安定性とグリップ力を発揮する27.5+規格のセミファットタイヤを装備した、キャノンデールのトレイルマウンテンバイク「BAD HABIT」がフレームを一新。あらゆる体格のライダーが同様のライドフィールを得られるよう、各サイズごとに調整したサスペンション設計を盛り込んだ画期的な1台に仕上がる。
キャノンデール BAD HABIT2 (c)キャノンデール・ジャパン
XCレーサーとエンデューロバイクの中間的な位置付けとされ、より幅広いシーンでライドを楽しめるトレイル向けフルサスマウンテンバイクとしてラインアップされるキャノンデールの「HABIT」。そこからさらに27.5+規格のセミファットタイヤに対応させ、よりワイルドな走りを獲得したモデルが「BAD HABIT」だ。
27.5インチ径のホイールに幅3.0インチ前後のセミファットタイヤを合わせることで、安定感やグリップ性能を高め優れた走破性を発揮する27.5+規格。荒れた路面を物ともせずトレイルを自在に駆け巡り、安心感や快適性も両立したハイスピードライドを楽しめるのが大きな特徴だ。そんなBAD HABITがフレームを一新し、より高いコントロール性能を獲得したバイクへと生まれ変わった。
ドライブトレインを6mmオフセットさせた独自のAIデザインがショートチェーンステーを生み出す (c)cannondale
2ピース構造のリンクデザインによりスムーズなサスペンション動作を実現 (c)cannondale
新型BAD HABITのコアとなるのが「プロポーショナルレスポンス」と呼ばれる新しいサスペンションテクノロジーだ。あらゆる身長・体重のライダーが同様のライドフィールを得られるよう、走行時の重心に着目してサスペンションのパフォーマンスを研究。各フレームサイズでスタックとリーチを変更するだけに留まらず、それぞれのサイズに最適化したピボット位置へ調整することでサスペンション性能を最大限活用できるよう設計されている。
そのため全てのサイズで異なるサスペンション設計を採用していると言い、開発陣の熱意が伺い知れるというもの。フレーム設計担当のルイス・アライズ氏は「一般的に、身長が低く体重の軽いライダーは、サスペンションの効果を得にくい傾向があり、逆に身長があり体重の重いライダーは、ペダリングパフォーマンスを得にくいことがわかりました。そこで、同一のサグでも、その前後の動きをコントロールすることで、それぞれのライダーに最適なサスペンションパフォーマンスを発揮することが可能となりました」と言う。
フリップチップテクノロジーにより27.5+に対応したクリアランスを確保 (c)cannondale
スルーアクスルピボットシステムによって接合部のねじれ剛性を高める (c)cannondale
チェーンステーにはプロテクターを装備しフレームを保護する (c)cannondale
サスペンションはフロント140mmトラベル、リア130mmトラベルとし、里山ライドを余裕を持って存分に楽しめる設定に。ドロッパーポストも標準装備され、登り下りのシーンでも最適なポジションを実現可能だ。ケーブルはインターナル仕様で木の枝などが引っかかるトラブルを解消。ダウンチューブにはボトルを搭載できるマウントも設けられている。
フレームの再設計に伴いジオメトリーも刷新。従来よりもシートを立ててヘッドを寝かせることでフロントセンターを長めに取り安定性を強化。キャノンデール独自のAIオフセットデザインを煮詰めることで、タイヤクリアランスを確保しつつさらに短くしたショートチェーンステーによって優れた反応性も実現している。
国内販売はアルミフレームモデルでシマノSLXコンポーネント完成車の「BAD HABIT2」で展開。オールブラックのカラーリングでS、M、Lの3サイズが用意される。ハンドル・ステム・サドルはキャノンデールオリジナルパーツが、タイヤは2.8インチサイズのマキシスRekonがアセンブルされる。価格は280,000円（税抜）。
キャノンデール BAD HABIT2
フレーム：ALL-NEW Bad Habit Alloy
フォーク：RockShox Sektor RL, 140mm, DebonAir, 15x110, tapered steerer, 51mm offset
リアショック：Fox Float Performance DPS EVOL, 130mm, 3-Pos adj.
コンポーネント：Shimano SLX, 11-speed
サイズ：S, M, L
カラー：Jet Black w/ Stealth Gray - Gloss (SGY)
価格：280,000円（税抜）
キャノンデール BAD HABIT2 (c)キャノンデール・ジャパンXCレーサーとエンデューロバイクの中間的な位置付けとされ、より幅広いシーンでライドを楽しめるトレイル向けフルサスマウンテンバイクとしてラインアップされるキャノンデールの「HABIT」。そこからさらに27.5+規格のセミファットタイヤに対応させ、よりワイルドな走りを獲得したモデルが「BAD HABIT」だ。
27.5インチ径のホイールに幅3.0インチ前後のセミファットタイヤを合わせることで、安定感やグリップ性能を高め優れた走破性を発揮する27.5+規格。荒れた路面を物ともせずトレイルを自在に駆け巡り、安心感や快適性も両立したハイスピードライドを楽しめるのが大きな特徴だ。そんなBAD HABITがフレームを一新し、より高いコントロール性能を獲得したバイクへと生まれ変わった。
ドライブトレインを6mmオフセットさせた独自のAIデザインがショートチェーンステーを生み出す (c)cannondale2ピース構造のリンクデザインによりスムーズなサスペンション動作を実現 (c)cannondale新型BAD HABITのコアとなるのが「プロポーショナルレスポンス」と呼ばれる新しいサスペンションテクノロジーだ。あらゆる身長・体重のライダーが同様のライドフィールを得られるよう、走行時の重心に着目してサスペンションのパフォーマンスを研究。各フレームサイズでスタックとリーチを変更するだけに留まらず、それぞれのサイズに最適化したピボット位置へ調整することでサスペンション性能を最大限活用できるよう設計されている。
そのため全てのサイズで異なるサスペンション設計を採用していると言い、開発陣の熱意が伺い知れるというもの。フレーム設計担当のルイス・アライズ氏は「一般的に、身長が低く体重の軽いライダーは、サスペンションの効果を得にくい傾向があり、逆に身長があり体重の重いライダーは、ペダリングパフォーマンスを得にくいことがわかりました。そこで、同一のサグでも、その前後の動きをコントロールすることで、それぞれのライダーに最適なサスペンションパフォーマンスを発揮することが可能となりました」と言う。
フリップチップテクノロジーにより27.5+に対応したクリアランスを確保 (c)cannondaleスルーアクスルピボットシステムによって接合部のねじれ剛性を高める (c)cannondaleチェーンステーにはプロテクターを装備しフレームを保護する (c)cannondaleサスペンションはフロント140mmトラベル、リア130mmトラベルとし、里山ライドを余裕を持って存分に楽しめる設定に。ドロッパーポストも標準装備され、登り下りのシーンでも最適なポジションを実現可能だ。ケーブルはインターナル仕様で木の枝などが引っかかるトラブルを解消。ダウンチューブにはボトルを搭載できるマウントも設けられている。
フレームの再設計に伴いジオメトリーも刷新。従来よりもシートを立ててヘッドを寝かせることでフロントセンターを長めに取り安定性を強化。キャノンデール独自のAIオフセットデザインを煮詰めることで、タイヤクリアランスを確保しつつさらに短くしたショートチェーンステーによって優れた反応性も実現している。
国内販売はアルミフレームモデルでシマノSLXコンポーネント完成車の「BAD HABIT2」で展開。オールブラックのカラーリングでS、M、Lの3サイズが用意される。ハンドル・ステム・サドルはキャノンデールオリジナルパーツが、タイヤは2.8インチサイズのマキシスRekonがアセンブルされる。価格は280,000円（税抜）。
キャノンデール BAD HABIT2
フレーム：ALL-NEW Bad Habit Alloy
フォーク：RockShox Sektor RL, 140mm, DebonAir, 15x110, tapered steerer, 51mm offset
リアショック：Fox Float Performance DPS EVOL, 130mm, 3-Pos adj.
コンポーネント：Shimano SLX, 11-speed
サイズ：S, M, L
カラー：Jet Black w/ Stealth Gray - Gloss (SGY)
価格：280,000円（税抜）
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