UCIワールドチームのBMCレーシングを協力関係にあるスイスのハイパフォーマンスアパレルブランド・アソス。2018年の秋冬コレクションの中から、プロユースの雨天用ジャージLIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEY、レインジャケットEQUIPE RS RAIN JACKET、幅広い季節で着用できる長袖ジャージMILLET GT SPRING FALL LS JERSEYをピックアップして紹介しよう。



アソス LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEY

アソス LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEYアソス LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEY (c)ダイアテックアソス LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEYアソス LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEY (c)ダイアテック


LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEYは、アソスがサポートするBMCレーシングの協力のもと開発された雨天用レーシングジャージ。気温が低い上に雨が降るという厳しい環境を想定した1着であり、パリ〜ルーベをはじめとするレースでテストが行われたという。

雨天用レーシングジャージに求められるものは、冷たい風雨から身体を守り体温低下を防ぐ防風防水性と、レースにおける体温上昇によるオーバーヒートを防ぐための透湿性、エアロダイナミクスのためのタイトめのフィット感。LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEYは5種類の生地と13種類パターンを採用することで、それらの性能を獲得した。

防風防水性、透湿性の肝となるメインファブリックはストラタゴンライトというもの。耐水圧は20,000mm、透湿性は35,000g/㎥/24hという高い性能を備えており、身体を厳しい天候から守ってくれる。ストラタゴンライトは軽量と柔軟性に優れているため、体にピッタリとしたフィット感にも関わらずライダーの動きを妨げない。

雨天レースでのパフォーマンスを追求した1着だ雨天レースでのパフォーマンスを追求した1着だ (c)ダイアテック
防水性に優れるストラタゴンライトという素材が用いられている防水性に優れるストラタゴンライトという素材が用いられている (c)ダイアテック
LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEYでは左胸の内側に軽量ソフトシェル生地を追加している。これは心臓周りの保温性を高め、血流を守るためだという。ジャージで守られていない手足まで温かい血を送り出すことができるのは大きなメリットとなるはずだ。

また、背中には一般的なジャージ同様3分割ポケットが設けられており、いつも通り補給食を携行しながらレースに挑むことができる。Climarangeはサマーとスプリング。サイズはXS、S、M、L、XLG。価格は54,000円(税抜)

アソス LIBERTY RS23 THERMO RAIN JERSEY
ライン:EQUIPE RS
クリマレンジ:サマー、スプリング
サイズ:XS、S、M、L、XLG
価格:54,000円(税抜)



アソス EQUIPE RS RAIN JACKET

アソス EQUIPE RS RAIN JACKET(ブラック)アソス EQUIPE RS RAIN JACKET(ブラック) (c)ダイアテックアソス EQUIPE RS RAIN JACKET(ローリーレッド)アソス EQUIPE RS RAIN JACKET(ローリーレッド) (c)ダイアテック


THERMO RAIN JERSEYと同様にBMCレーシングと共同開発が行われたジャケットがEQUIPE RS RAIN JACKETだ。アソスを代表するレインジャケット RS STORM PRINCEをベースに、脱ぎ着と持ち運びを行いやすくした次世代モデル。

独自開発のSchloss Texという防水性と透湿性を併せ持つ3層構造のシェル生地によって高い機能を実現。身体を雨水から守るプロテクション性に優れながらも170gと非常に軽量に仕上げられていることが特徴だ。加えて背骨に沿ってリフレクターがあしらわれているため、悪天候で視界が悪い時でも後続の自動車などから存在を確認してもらえやすいだろう。

今回、カラーバリエーションはローリーレッドとブラック(チタンカラー)という2色となった。サイズはXS〜XLGまでの6種類。価格は45,000円(税抜)だ。

高機能素材を使用していながら170gと軽量に仕上げられているため、持ち運びにもストレス無い高機能素材を使用していながら170gと軽量に仕上げられているため、持ち運びにもストレス無い (c)ダイアテック各所の縫い目には防水シールが貼られている各所の縫い目には防水シールが貼られている (c)ダイアテックジッパーは下からも開けられる仕様となっているため、レース中の体温調節も行いやすいジッパーは下からも開けられる仕様となっているため、レース中の体温調節も行いやすい (c)ダイアテック


アソス EQUIPE RS RAIN JACKET
クリマレンジ:ALL YEAR
サイズ:XS、S、M、L、XLG
カラー:ローリーレッド、ブラック
価格:45,000円(税抜)



アソス MILLET GT SPRING FALL LS JERSEY

アソス MILLET GT SPRING FALL LS JERSEY(ブラック)アソス MILLET GT SPRING FALL LS JERSEY(ブラック) (c)ダイアテックアソス MILLET GT SPRING FALL LS JERSEY(ブルー)アソス MILLET GT SPRING FALL LS JERSEY(ブルー) (c)ダイアテックアソス MILLET GT SPRING FALL LS JERSEY(レッド)アソス MILLET GT SPRING FALL LS JERSEY(レッド) (c)ダイアテック


アソスが2018年シーズンで新たに用意したMILLE GTの長袖ジャージが登場する。MILLET GT SPRING FALL LS JERSEYは名前の通り春と秋といったミッドシーズンで活躍する1着に仕上げられていることが特徴だ。推奨使用温度帯は12〜22℃。

冷え込む朝晩に対応するためにフロント部分には冷たい風から身体を守るフリース素材を使用。気温が高くなる日中や、体の発熱を考慮し袖内側と背中部分にはストライプテックスと呼ばれる夏用ジャージと同じ素材を採用している。タイプが異なる生地を使い分けることで幅広いシチュエーションに対応可能となっている。

春や秋といったミッドシーズンに活躍するMILLET GT SPRING FALL LS JERSEY春や秋といったミッドシーズンに活躍するMILLET GT SPRING FALL LS JERSEY (c)ダイアテック背中部分は夏用ジャージと同じ素材が用いられている背中部分は夏用ジャージと同じ素材が用いられている (c)ダイアテック

前身頃のパネルはフリース素材となっている前身頃のパネルはフリース素材となっている (c)ダイアテック袖内側は通気性に優れる素材であるとともに、アソスのモノグラムがあしらわれていることが特徴袖内側は通気性に優れる素材であるとともに、アソスのモノグラムがあしらわれていることが特徴 (c)ダイアテック


さらにインナーウェアやベストなどと組み合わせて着用することで、単体で着用するよりも活躍する時期の幅が広がる。寒暖差がある状況を走る際の基本のジャージとしてクローゼットに加えておけば、ミッドシーズン通して着回す機会が多くなるだろう。

デザインはMILLE GTシリーズに共通するアソスのモノグラムが袖内側にあしらわれたシンプルなもの。カラーはレッド、ブラック、ブルーという3種類が揃う。サイズはXS〜XLGまでの6種類。価格は20,000円(税抜)。

アソス MILLET GT SPRING FALL LS JERSEY
ライン:MILLET GT
クリマレンジ:スプリング、フォール
推奨使用温度帯:12〜22℃
サイズ:XS、S、M、L、XLG
カラー:レッド、ブラック、ブルー
価格:20,000円(税抜)

リンク