2017/07/25(火) - 11:52
地元フランスのUCIプロコンチネンタルチームであるフォルトゥネオ・オスカロのルック 785 HUEZ RSと795 LIGHTをピックアップ。フランスチームらしいアッセンブルが特徴的だ。
マキシム・ブエ(フランス、フォルトゥネオ・オスカロ)の785 HUEZ RS
ブルターニュ・セシェアンビロンマン時代から数えて4年目のツール・ド・フランス出場を叶えたフォルトゥネオ・オスカロが採用するのは、フランスを代表するバイクブランド、ルックから先日発表された軽量クライミングバイクの785 HUEZ RSと、エアロロードの795 LIGHTの2モデルだ。
785 HUEZ RSの発表がツール開幕の直近だったためか、メインバイクとして795を据え、必要な選手は785 HUEZ RSを使用するという形で運用していた。
785 HUEZ RSのシートチューブはシンプルな作りで、シートポストの固定方法はクランプ式
785 HUEZ RSはシンプルな造形のヘッドチューブはレーシングバイクにしては長め
イタリアンブランドのチャレンジ STRADAを使う
LOOKのZEDクランクにスラムのチェーンリング
785 HUEZ RSはフレーム重量730gを誇り、ウルトラハイモデュラスカーボンにより高剛性に仕上げた山岳向けレーシングバイク。ルックといえば奇を狙ったような独創的なフレームワークや機構を搭載したバイクが多い中で、至ってシンプルなデザインのロードバイクとなっている。一方795LIGHTはISPやインテグレーテッドステムを搭載したルックならではの奇抜なスタイルをしたエアロロード。ブレーキをフォークに内蔵する795AEROLIGHTは整備性を考慮してか採用していない。
ダニエル・マクレー(イギリス、フォルトゥネオ・オスカロ)のバイクにはスペシャライズドのPOWERサドルがセットされていた
トップチューブと面一になるAEROステムが特徴的だ
ピエールリュック・ペリション(フランス、フォルトゥネオ・オスカロ)の795LIGHT
コンポーネントはスラムの電動コンポーネントE-tapを使用しているが、クランク周りはルックZEDクランクにスラムやストロングライト、プラクシスワークスのチェーンリングを合わせているなど統一性がない。
ホイールも同郷のホイールブランド、コリマを使用しているが、グレードはS+を中心に時折ワイドリムのWSも混ざっており、山岳コースではブリース・フェイユ(フランス)がカーボンスポークのMCCを使用することも。リムハイトは32mmと47mmをコースに応じてチョイスしている。タイヤはイタリアブランドのチャレンジ STRADA。
パワー計測にペダルタイプのパワーメーターKEO POWERを使用する
ホイールは同郷のコリマで、S+を中心にワイドリムのWSやカーボンスポークのMCCなども使用する
ハンドル、ステム、シートポストはルック純正のものかFSAのSL-Kなどバイクによりまちまちだ。サドルはセライタリアのSLRをメインにするものの、ダニエル・マクレー(イギリス)はスペシャライズドのPOWERを使用するなど、ここでも統一は図られていなかった。ペダルはルックのKEO POWERでパワー計測も行う。
第9ステージで超級山岳モンデュシャを下るブリース・フェイユ(フランス、フォルトゥネオ・オスカロ)
text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.Ayano

ブルターニュ・セシェアンビロンマン時代から数えて4年目のツール・ド・フランス出場を叶えたフォルトゥネオ・オスカロが採用するのは、フランスを代表するバイクブランド、ルックから先日発表された軽量クライミングバイクの785 HUEZ RSと、エアロロードの795 LIGHTの2モデルだ。
785 HUEZ RSの発表がツール開幕の直近だったためか、メインバイクとして795を据え、必要な選手は785 HUEZ RSを使用するという形で運用していた。




785 HUEZ RSはフレーム重量730gを誇り、ウルトラハイモデュラスカーボンにより高剛性に仕上げた山岳向けレーシングバイク。ルックといえば奇を狙ったような独創的なフレームワークや機構を搭載したバイクが多い中で、至ってシンプルなデザインのロードバイクとなっている。一方795LIGHTはISPやインテグレーテッドステムを搭載したルックならではの奇抜なスタイルをしたエアロロード。ブレーキをフォークに内蔵する795AEROLIGHTは整備性を考慮してか採用していない。



コンポーネントはスラムの電動コンポーネントE-tapを使用しているが、クランク周りはルックZEDクランクにスラムやストロングライト、プラクシスワークスのチェーンリングを合わせているなど統一性がない。
ホイールも同郷のホイールブランド、コリマを使用しているが、グレードはS+を中心に時折ワイドリムのWSも混ざっており、山岳コースではブリース・フェイユ(フランス)がカーボンスポークのMCCを使用することも。リムハイトは32mmと47mmをコースに応じてチョイスしている。タイヤはイタリアブランドのチャレンジ STRADA。


ハンドル、ステム、シートポストはルック純正のものかFSAのSL-Kなどバイクによりまちまちだ。サドルはセライタリアのSLRをメインにするものの、ダニエル・マクレー(イギリス)はスペシャライズドのPOWERを使用するなど、ここでも統一は図られていなかった。ペダルはルックのKEO POWERでパワー計測も行う。

text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.Ayano
Amazon.co.jp