マヴィックのレーシングロードシューズ「Cosmic Pro」の限定モデル第4弾「Cosmic Pro Limited Izoard」が登場。今夜行われるツール・ド・フランス第18ステージのフィニッシュ地点である、イゾアール峠をイメージしたデザインがあしらわれた特別モデルだ。



マヴィック Cosmic Pro Limited Izoardマヴィック Cosmic Pro Limited Izoard (c)MAVIC
今年初めにはパリ~ニースパリ~ルーベといった、名だたるレースをイメージしたデザインのCosmic Pro限定シューズをリリースしてきたマヴィック。そこに続く限定モデル第4弾として登場したのが、ツール定番の超級山岳「イゾアール峠」をイメージしたデザインを落とし込んだ「Cosmic Pro Limited Izoard」だ。

標高2360mにもなるイゾアール峠は、今年のツール・ド・フランスにおいて最後の山岳ステージとなる第18ステージの山頂フィニッシュ地点にも設定されており、今までも数々のドラマを生んできた場所である。男子に先立って行われる、與那嶺恵理(エフデジヌーヴェル・アキテーヌフチュロスコープ)も出場の女子レース”ラ・コルス・バイ・ル・ツール・ド・フランス”でも、今年はこのイゾアール峠を登るレイアウトが組まれている。

岩肌が露出し勾配も厳しいアルプスの山岳の様子を、茶色のグラデーションと山の形を彷彿とさせる三角のパターンで表現。その上には山にかかる霧をイメージしたブルーのカラーで塗り分けられたグラフィックとなっている。アッパーのベースカラーは紺色だ。

イゾアール峠をイメージしたデザインがあしらわれるイゾアール峠をイメージしたデザインがあしらわれる (c)MAVICパワー伝達指数80のカーボンアウターソールを採用パワー伝達指数80のカーボンアウターソールを採用 (c)MAVIC

カラーとグラフィックをシューズと揃えた限定ソックスも付属するカラーとグラフィックをシューズと揃えた限定ソックスも付属する (c)MAVICツール第18ステージの超級山岳イゾアール峠レイアウト(全長14.1km/平均7.3%)ツール第18ステージの超級山岳イゾアール峠レイアウト(全長14.1km/平均7.3%) ©A.S.O.

シューズ自体は「Cosmic Pro」と同スペックとなっており、グレードとしてはフラッグシップの「Cosmic Ultimate」に次ぐセカンドモデル。基本的な構造や搭載されているテクノロジーは通常モデルと変わらない仕様だ。フィッテングシステムには締め付け具合を1mm単位で調整出来るエルゴダイヤルを2個搭載。アッパー部分は柔軟な合成マイクロファイバー素材を採用することで、長時間の使用でも快適なフィット感が得られる履き心地に仕上がっている。

アウトソールにはパワー伝達指数80の「エナジーカーボン アウトソール」を採用。同社トップモデルのCosmic Ultimateに採用されるパワー伝達指数100の「エナジーフルカーボンSLRアウトソール」よりもやや剛性を落とすことで、ソールの快適性を高め、ホビーライダーにも扱いやすいよう味付けされている。価格は35,000円(税抜)。限定モデルの特典として、シューズのグラフィックとカラーに合わせたソックスも付属する。数量限定となるため、気になる方は早めにチェックをしてほしい。

超級山岳イゾアール峠に広がる荒涼とした風景超級山岳イゾアール峠に広がる荒涼とした風景 photo:Tim de Waele


マヴィック Cosmic Pro Limited Izoard
サイズ:25~28cm
付属品:限定ソックス
ソールフレックス:80
価 格:35,000円(税抜)

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