和歌山県と三重県にまたがる熊野地方で行われるツール・ド・熊野(UCI2.2)。初日のプロローグはシモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)が50秒95で優勝、チーム右京のジョン・アベラストゥリが3位、日本人選手では中村龍太郎(イナーメ信濃山形)が4位に食い込んだ。
両手に華のダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー) photo:Hideaki TAKAGI
選手宣誓は地元キナンサイクリングチームの山本元喜 photo:Hideaki TAKAGI
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)50秒95 photo:Hideaki TAKAGI
今年のツール・ド・熊野は例年通りの日程とコースで、4日間1プロローグ3ステージの構成だ。初日6月1日(木)のプロローグは和歌山県新宮市の熊野川河口部に近い市田川沿いの0.7kmで細いコの字型のコース。コーナーがタイトでこの部分の攻め方で差がつく。コースレコードは2013年にマッティア・ポッツォが出した50秒26。昨年はウェット路面で阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が51秒00で優勝している。
参加は全19チーム各6名まで計110名がスタートリストに。宇都宮ブリッツェンはU23の海外遠征で3名が不在のため4名での出走だ。全6ヒート制で行われ、上位陣は最終ヒートに集中。前半に黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)が出した51秒70を次々に塗り替え、シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)が50秒95を出す。
2位 ケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)+0秒02 photo:Hideaki TAKAGI
3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ(チーム右京)+0秒19 photo:Hideaki TAKAGI
日本人1位、4位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)+0秒36 photo:Hideaki TAKAGI
5位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+0秒52 photo:Hideaki TAKAGI
6位 大久保陣(ブリヂストンアンカー)+0秒62 photo:Hideaki TAKAGI
7位 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)+0秒75 photo:Hideaki TAKAGI
8位 ドミニク・ペレス(セブンイレブン・ロードバイク・フィリピンズ)+0秒76 photo:Hideaki TAKAGI
9位 原田裕成(愛三工業レーシングチーム)+0秒81 photo:Hideaki TAKAGI
昨年1位の阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)は51秒47で5位、昨年2位の大久保陣(ブリヂストンアンカー)は51秒57で6位に。2015年の全日本TTチャンピオン中村龍太郎(イナーメ信濃山形)が51秒31で日本人選手トップに。最終走者ジョン・アベラストゥリ(チーム右京)は51秒14で3位になった。
優勝したシモン・サジノックは1997年ポーランド生まれ19歳、2015年にポーランドジュニアTTチャンピオン、同年パリ~ルーベ ジュニア5位、直前のツアー・オブ・ジャパンは美濃6位、東京7位の成績があるスプリンター。なお2位のケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)もU23のため、翌日の新人賞ジャージはU23は3位で11位の大前翔(東京ヴェントス)が着用する。
10位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+0秒89 photo:Hideaki TAKAGI
11位 大前翔(東京ヴェントス)+0秒90 翌日はホワイトジャージを着る photo:Hideaki TAKAGI
リーダージャージを着用するU23年齢のシモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト) photo:Hideaki TAKAGI
ツール・ド・熊野2017 プロローグ結果
プロローグ市田川 0.7km
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)50秒95
2位 ケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)+0秒02
3位 ジョン・アベラストゥリ(チーム右京)+0秒19
4位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)+0秒36
5位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+0秒52
6位 大久保陣(ブリヂストンアンカー)+0秒62
7位 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)+0秒75
8位 ドミニク・ペレス(セブンイレブン・ロードバイク・フィリピンズ)+0秒76
9位 原田裕成(愛三工業レーシングチーム)+0秒81
10位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+0秒89
個人総合時間賞 プロローグ終了時点
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)50秒
2位 ケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)+00秒
3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ(チーム右京)+01秒
4位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)+01秒
5位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+01秒
6位 大久保陣(ブリヂストンアンカー)+01秒
7位 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)+01秒
8位 ドミニク・ペレス(セブンイレブン・ロードバイク・フィリピンズ)+01秒
9位 原田裕成(愛三工業レーシングチーム)+01秒
10位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+01秒
個人総合ポイント賞 プロローグ終了時点
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)10点
2位 ケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)9点
3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ(チーム右京)8点
個人総合U23賞 プロローグ終了時点
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)50秒
チーム総合 プロローグ終了時点
1位 愛三工業レーシングチーム 2分34秒
2位 チーム右京 +01秒
3位 ブリヂストンアンカー +01秒
photo&text:Hideaki TAKAGI



今年のツール・ド・熊野は例年通りの日程とコースで、4日間1プロローグ3ステージの構成だ。初日6月1日(木)のプロローグは和歌山県新宮市の熊野川河口部に近い市田川沿いの0.7kmで細いコの字型のコース。コーナーがタイトでこの部分の攻め方で差がつく。コースレコードは2013年にマッティア・ポッツォが出した50秒26。昨年はウェット路面で阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が51秒00で優勝している。
参加は全19チーム各6名まで計110名がスタートリストに。宇都宮ブリッツェンはU23の海外遠征で3名が不在のため4名での出走だ。全6ヒート制で行われ、上位陣は最終ヒートに集中。前半に黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)が出した51秒70を次々に塗り替え、シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)が50秒95を出す。








昨年1位の阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)は51秒47で5位、昨年2位の大久保陣(ブリヂストンアンカー)は51秒57で6位に。2015年の全日本TTチャンピオン中村龍太郎(イナーメ信濃山形)が51秒31で日本人選手トップに。最終走者ジョン・アベラストゥリ(チーム右京)は51秒14で3位になった。
優勝したシモン・サジノックは1997年ポーランド生まれ19歳、2015年にポーランドジュニアTTチャンピオン、同年パリ~ルーベ ジュニア5位、直前のツアー・オブ・ジャパンは美濃6位、東京7位の成績があるスプリンター。なお2位のケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)もU23のため、翌日の新人賞ジャージはU23は3位で11位の大前翔(東京ヴェントス)が着用する。



ツール・ド・熊野2017 プロローグ結果
プロローグ市田川 0.7km
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)50秒95
2位 ケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)+0秒02
3位 ジョン・アベラストゥリ(チーム右京)+0秒19
4位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)+0秒36
5位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+0秒52
6位 大久保陣(ブリヂストンアンカー)+0秒62
7位 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)+0秒75
8位 ドミニク・ペレス(セブンイレブン・ロードバイク・フィリピンズ)+0秒76
9位 原田裕成(愛三工業レーシングチーム)+0秒81
10位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+0秒89
個人総合時間賞 プロローグ終了時点
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)50秒
2位 ケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)+00秒
3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ(チーム右京)+01秒
4位 中村龍太郎(イナーメ信濃山形)+01秒
5位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+01秒
6位 大久保陣(ブリヂストンアンカー)+01秒
7位 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)+01秒
8位 ドミニク・ペレス(セブンイレブン・ロードバイク・フィリピンズ)+01秒
9位 原田裕成(愛三工業レーシングチーム)+01秒
10位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)+01秒
個人総合ポイント賞 プロローグ終了時点
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)10点
2位 ケイデン・グローヴス(セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム)9点
3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ(チーム右京)8点
個人総合U23賞 プロローグ終了時点
1位 シモン・サジノック(アタッキ・チーム・グスト)50秒
チーム総合 プロローグ終了時点
1位 愛三工業レーシングチーム 2分34秒
2位 チーム右京 +01秒
3位 ブリヂストンアンカー +01秒
photo&text:Hideaki TAKAGI
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