ジャイアント SURGE HV　特殊ソールでパワー伝達と快適性を高めたロードシューズ

2017/07/28(金) - 09:27

ジャイアントより、ダイナミック・サイクリング・フィット開発設計哲学のもと実際のペダリング時に最も機能を発揮するよう設計されたシューズ「SURGE HV（サージHV）」を、弟分モデルの「CONDUIT（コンデュイット）」と併せて紹介する。

ジャイアント SURGE HV

新発想の設計が高い機能をもたらすSURGE HV (c)ジャイアント
SURGE HVはジャイアントのロードシューズラインアップの中で、ハイエンドに位置するハイパフォーマンスモデル。バイオメカニカルの専門家や、シューズ製造会社、ラボバンクデベロップメントチームや、ジャイアントがサポートするオフロード選手などと共に開発した同社独自の「モーション・エフィシェンシー・システム」を搭載。ペダリングパワー伝達効率を最大化しながらも、ライダーの自然なペダリングモーションを引き出し、総合的に快適で効率の良いシューズを開発することを目標として生み出されたアイテムだ。

アウトソールには「モーション・エフィシェンシー・システム」の基幹技術となるExo Beamカーボンソールテクノロジーを導入。中央部分を細長いフィン状の形状にし、あえてねじれ柔軟性を持たせることで、脚の自然な動きを引き出し、パワー効率向上と脚へのストレス軽減に繋げている。もちろんパワーが最もかかる前部には剛性をしっかり持たせることで、優れたパワー伝達性を実現している。

Boaダイヤルによりフィッティングを行う

ワイヤーで締めつけたExo Wrapにより包み込むようなホールド感を実現

Exo Beamカーボンソールにより意図的なねじれを発生させ、ペダリング効率を向上させる

インソールは2重構成のEVA素材

また「モーション・エフィシェンシー・システム」のもう一つの基幹技術として、ライダーの足を下部から引き上げながら360°包み込むフィッティングシステム、Exo Wrapテクノロジーも採用。Boaダイヤルを締めこむことで、土踏まずからライダーの足の形に沿ってしっかりホールドしていく。そのため優れたフィット感を生み出し、引き足時にもシューズのずれを防止している。

アッパー部分には軽量かつ柔軟性に優れたマイクロファイバー合皮素材を採用。インソールは2重構成のEVA素材を使用し、快適性とホールド感を演出。アッパー部分とアウトソール部分に設けられたベンチレーションによりシューズ内の蒸れを抑えるよう通気性を確保している。

ジャイアント SURGE HV（ブルー） (c)ジャイアント

ジャイアント SURGE HV（ホワイト/ブラック） (c)ジャイアント

かかとやつま先部分には歩行時のアウトソールへのダメージを軽減するTPUパーツを配置する。カラーはジャイアントらしいブルーとウェアを選ばないホワイト/ブラックの2種類で、サイズは39～45まで1サイズ刻みで用意される。価格は税抜30,000円だ。

ジャイアント SURGE HV
サイズ：39、40、41、42、43、44、45
カラー：ブルー、ホワイト/ブラック
価格：30,000円（税抜）

ジャイアント CONDUIT

ジャイアント CONDUIT (c)ジャイアント
CONDUITはジャイントのロードシューズラインアップの中でセカンドグレードにあたるモデル。軽量で柔軟性に富んだシームレスTPUコーティングメッシュ素材をアッパー素材に採用し、素足のような軽い装着感を実現している。

アウトソールにはパワー伝達効率を最適化したフォースドライブアウトソールを採用。前方と中央部にはシューズ内の蒸れを防ぐベンチレーションが配される。また、かかととつま先部分には歩行時にカーボンソールを守るTPUパーツを配置。かかと部分のパーツは交換も可能なため、より長くシューズを使用することが出来る。

ソールにはパワー伝達効率を最適化したフォースドライブアウトソールを採用

アッパー部分には細かなホールが無数に配されシューズ内の通気性を確保

インソールにはつま先部分は柔らかく、かかと部分はホールド性を高めた2重構造の2Density ErgoComfortインソールを使用。適度なホールド感により快適性を向上させる。クロージャーシステムにはアウトドアシューズブランドからも多くの信頼を集めるBoa社の最新システム IP1を導入。軽量かつ耐久性も高いダイヤルは直感的な操作が可能で、締める、緩めるといった微調整がライディング中でも容易に行える。

カラーはシックなブラック1色で、サイズは39～45まで1サイズ刻みで用意される。価格は税抜26,000円だ。