リドレー HELIUM Xにロットカラー　FENIXの新色とオリジナルサイクルジャージも登場

2017/01/23(月) - 09:02

ベルギーブランドのリドレーから、軽量山岳ミドルグレードの「HELIUM X」にロット・ソウダルチームカラーが、人気のロングライドモデル「FENIX」にはプロトタイプカラーとなるブラックが追加された。リドレーユーザーなら是非持っていたいオリジナルジャージも合わせて紹介しよう。

リドレー HELIUM X 2017年ロット・ソウダルチームカラー

リドレー HELIUM X （HELX-06As） (c)ジェイピースポーツグループ
軽量山岳モデルである「HELIUM SLX」のコンセプトを継承するミドルグレードのオールラウンダー「HELIUM X」。同一のフレーム形状を持つHELIUM SLXからカーボングレードを下げつつも、重量900gと軽量に仕上げられたコストパフォーマンス優れるフレームだ。先代から受け継いだヘリウム伝統の細身のシートステーを採用し実現した、過酷な石畳でも負担を軽減してくれる優れた振動吸収性も特徴のひとつ。

今回その「HELIUM X」に、今年のサントス・ツアー・ダウンアンダーから投入されたロット・ソウダルチームカラーモデルが追加された。黒をメインにチームカラーである深い赤色が随所に入るシックなデザインだ。真横から見るとブラックカラーだが、グレーのグラデーションとレッドを組み合わせたグラフィックがトップチューブとダウンチューブの上部に、加えてシートチューブ後ろに配置される。フレームセット販売となり、サイズはXXS、XS、S、Mの4種類。価格は268,000円（税抜）だ。

チェーンステー部分はロットソウダルロゴが入り、内側が赤いカラーリング (c)ジェイピースポーツグループ

トップチューブ及びダウンチューブの上部にグラフィックが施される (c)ジェイピースポーツグループ

リドレー HELIUM X　フレームセット
素材：30T、24Tハイモデュラスカーボン
BB規格：PF30（68×46）
シートポスト径：27.2mm
サイズ：XXS（410）、XS（440）、S（470）、M（500）
フレーム重量：900g（Mサイズ）
カラー：HELX02As（2016年ロット・ソウダルチームカラー）、HELX06As（2017年ロット・ソウダルチームカラー）※追加カラー
価格：268,000円（税抜）

リドレー FENIX プロトタイプカラー

リドレー FENIX （JP16-02As） (c)ジェイピースポーツグループ
ロングライドコンフォートバイクとしてリドレーのラインアップの中で根強い人気を誇る「FENIX」。2016年は新モデル「FENIX SL」発売によりラインアップから外れることとなったが、その高い人気と再販を望む多くの声から2017年は数量限定で復活。コンフォートバイクという位置づけだが、発売当時はチームロットが3シーズンに渡ってクラシックレースで使用した、エンデュランスレーシングバイクとして高い耐久性と信頼を備えたバイクだ。

今回紹介するのは、2016年のサイクルモードにて試乗車として使用されていたプロトタイプカラーだ。艶有りブラックカラーとなり、通常モデルとロゴの配置が異なる特別なデザインが施されている。このプロトデザインはユーザーから製品化を望むリクエストが多かったため、ラインアップに追加されたという。

また、FENIXはブランド史上過去最高の1モデル6色展開がされていたが、今回の追加により全7色から選べるようになった。フレームセットで138,000円（税抜）とお手頃な価格ながら、プロバイクのような存在感を醸し出す一台に仕上がっている。FENIXはシクロワイアードでインプレッションを行っているのでそちらも是非参考にしてもらいたい。

インプレッションはこちら。

リドレー FENIX　フレームセット
素材：24Tハイモジュラスカーボン
BB規格：PF30（68×46）
シートポスト径：31.6mm
サイズ：XXS（410）、XS（440）、S（470）、M（500）
フレーム重量：XXS/1,110g、XS/1,150g、S/1,190g、M/1,230g
カラー：JP16-01As（BLK/GREY/PINK）、JP16-01Bs（RED/WHT/GREY）、JP16-01Cs（BLK/BLU/GREEN）、JP16-01Ds（BLK/RED/WHT）、JP16-01Es（WHT/RED/BLK）、JP16-01Fs（WHT/BLU/BLK）、JP16-02As（BLK）※追加カラー
価格：138,000円（税抜）

リドレーサイクルジャージ2017

リドレーサイクルジャージ2017（レッド、ブルー） (c)ジェイピースポーツグループ
リドレーバイクオーナーなら、是非持っておきたい半袖リドレージャージが登場。製造はイタリアの高品質アパレルメーカーの老舗モア・スポーツ社だ。製品には同社独自の「MANTO DRY BREATHABLE」機能を採用。水分蒸散作用を持った合成繊維を使用することで、肌上の水分を素早く吸収、外へ排出してくれる。効率的に熱を放出するため、常に快適でフレッシュな着心地を保つだろう。

カラーはレッドとブルーの2種類。デザインは胸元に大きくリドレーのロゴが入り、左袖と右腹部にはリドレーが本拠地を置くフランドル地方の象徴である獅子のイラストが入る。黒基調のウェアのためレースパンツとも合わせやすく、使い勝手の良いジャージとして日々のライドで活躍するだろう。サイズはXS、 S、 M、Lの4種類で価格は11,000円（税抜）。入荷予定は3月頃で現在予約受付中だ。