別府史之(トレック・セガフレード)が、8月末から開幕するブエルタ・ア・エスパーニャへの出場を自身のFacebook上で発表した。



[img_assist|nid=196494|title=4度目の出場となった別府史之(トレック・セガフレード)|desc=photo:Tim de Waele|link=node|align=right|width=350|height=]別府のブエルタ出場は自身初のこと。最終日に敢闘賞を獲得した2009年のツール・ド・フランス、2011、12、14、15年のジロ・デ・イタリア出場と合わせて6度目のグランツール出場であり、ブエルタへの日本人選手参加は土井雪広(2011、12年)、新城幸也(2015年)に次いで3人目。これによって別府は3大グランツール全てに出場することとなる。

ツール・ド・ポローニュやクラシカ・サンセバスティアンに出場してきた別府は、Facebook内で「次回は8月20日から9月11日まで開催されるブエルタ・ア・エスパーニャに出場です。初参加のグランツール、3週間応援よろしくお願いします!」とコメントしており、ブエルタではアイマル・スベルディア(スペイン)やファビオ・フェリーネ(イタリア)のアシストを務めると思われる。

8月20日にスペイン北西部、ガリシア地方で開幕する第71回ブエルタ・ア・エスパーニャは、10もの山頂フィニッシュを含む山岳比率の高いレイアウトが特徴。

ツールで総合優勝を飾ったクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)をはじめ、アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ)やツール総合3位のナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)、ジロ総合2位のエステバン・チャベス(コロンビア、オリカ・バイクエクスチェンジ)や同総合4位ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ロットNLユンボ)の出場も有力視されている。新城幸也(ランプレ・メリダ)の出場予定は今のところアナウンスされていない。

text:So.Isobe