2016年6月1日、UCI(国際自転車競技連盟)はリオ五輪女子ロードレース参加資格を得た38カ国のリストを発表した。日本からはロードレースとタイムトライアルに1名が出場する。



リオ五輪女子ロードレースとタイムトライアルの出場枠が発表リオ五輪女子ロードレースとタイムトライアルの出場枠が発表 photo:Kei Tsuji2016年リオ五輪女子ロードレースならびにタイムトライアルの参加資格が決定した。合計67枠が与えられるロードレースの第1基準となるのはUCI国別ランキング(2015年6月1日〜2016年5月31日)で、同ランキング1〜5位の国に4枠、同6〜13位の国に3枠、同14〜22位の国に2枠が与えられる。最大となる4枠を得たのはオーストラリア、ドイツ、イタリア、オランダ、アメリカの5カ国。

また、第2基準としてUCI個人ランキングで100位以内の国には1枠が与えられる。日本は合計174ポイントでUCI国別ランキング32位に沈んだものの、萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が103ポイントで個人ランキング92位に入ったため1枠を獲得している。

タイムトライアルの参加枠は合計25名(ロードレースとの掛け持ち)で、第1基準としてUCI国別ランキングの上位15カ国が1枠を獲得し、さらに第2基準として2015年ロード世界選手権タイムトライアルの上位10カ国が1枠(重複した場合は下位の国が繰り上げ)獲得。與那嶺恵理(ハーゲンスベルマン・スーパーミント)が同大会で18位に入ったため、日本が1枠を獲得した。

各国オリンピック委員会は6月15日までに参加資格を使用する旨をUCIに報告。その後UCIはリストを再調整し、最終的な出場枠が決定する。

JCFは全日本選手権の結果を考慮した上で日本代表選手を決定するとしている。



リオ五輪女子ロードレース参加資格(カッコ内はタイムトライアル)

4名
オーストラリア(2名)
ドイツ(2名)
イタリア(1名)
オランダ(2名)
アメリカ(2名)

3名
ベルギー(2名)
カナダ(2名)
イギリス(1名)
ポーランド(1名)
スウェーデン(2名)

2名
ブラジル(0名)
フランス(1名)
ルクセンブルク(1名)
南アフリカ(1名)
1名
オーストリア(0名)
アゼルバイジャン(0名)
ベラルーシ(1名)
チリ(0名)
コロンビア(0名)
キューバ(0名)
キプロス(0名)
スペイン(0名)
フィンランド(0名)
イスラエル(0名)
日本(1名)
韓国(0名)
リトアニア(0名)
メキシコ(0名)
ナミビア(0名)
ノルウェー(0名)
ニュージーランド(1名)
ロシア(1名)
スロベニア(0名)
スイス(0名)
タイ(0名)
台湾(0名)
ベネズエラ(0名)





text:Kei Tsuji
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