日本一のレース距離と獲得標高を誇る大会「JAPANヒルクライムin大弛峠」が、5月29日に開催される。カテゴリーが細分化されており、誰でも入賞のチャンスがあるヒルクライムレースである。5月10日まで参加者を募集中だ。以下、主催者の案内より紹介する。



一般道日本最高所 標高2,360mの大弛峠を目指すヒルクライムだ一般道日本最高所 標高2,360mの大弛峠を目指すヒルクライムだ 写真は別大会より
山梨県峡東地域の豊かな自然環境を活かし、サイクルスポーツを通じ、観光振興と地域の活性化を目指すことを目的とし、「JAPANヒルクライムin大弛峠」事業を開催します。

日本一の距離、日本一の獲得標高
現在、日本一を争う有名なヒルクライムの大会として、「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍(距離20.5km 標高差1,260m)」と「Mt富士ヒルクライム(距離25km 標高差1,270m)」があげられますが、本大会は、一般道日本最高所 標高2,360mまでの距離38km、標高差2,000m(※パレード区間を含む)と日本一の富士を仰ぐ景観、そして迎える人々のおもてなしを含め、日本一の大会を目指します。

最もハードなヒルクライムレースの1つとして数多くのクライマーが実力を競い合う最もハードなヒルクライムレースの1つとして数多くのクライマーが実力を競い合う (c)JAPANヒルクライムin大弛峠実行委員会日本随一の難易度を誇る大会だ日本随一の難易度を誇る大会だ (c)JAPANヒルクライムin大弛峠実行委員会富士山を見ながらヒルクライムが行える大弛峠が舞台富士山を見ながらヒルクライムが行える大弛峠が舞台 (c)JAPANヒルクライムin大弛峠実行委員会日本一カテゴリを細分化
日本一速いヒルクライマーを決める大会であると同時に、年齢・性別・体重を問わずそれぞれの楽しみ方で楽しめるよう「カテゴリを日本一細分化」します。

例として、通常の大会は40歳台、50歳台と10歳区切り。50歳台を例にしますが、51歳と59歳では明らかな体力差があり59歳は一般的には不利です。そのため40歳以上を全て5歳区切りとして誰にでもチャンスがある大会にします。また、ヒルクライムはどうしても体重が軽い人が有利な競技。体重が重い方も勝つチャンスは少ないのが現状。そこで「体重別」で勝負を競うカテゴリも設けます。「59kg以下」「60~69kg」「70~79kg」「80~89kg」「90kg~99kg」「100kg超級」同じ体重範囲で競うカテゴリを設定します。

日本一選手の気持ちを考えた内容・スケジュール
ヒルクライムレース 前日にレースやアトラクションもないのに「前日受付が必須」。そして交通規制の関係で当日のレーススタートが朝早い大会が多いと思いますが、これは宿泊して欲しい開催地の都合、交通規制の都合が優先した結果。選手目線では、前日レースもないのに前泊必須などや、翌日レーススタート時間が早いためせっかく泊まった宿で「美味しい朝食を朝食べられない」という二重のマイナスをJAPANヒルクライムin大弛峠は重視。

そして日曜日は朝ゆっくり宿で朝食が食べられるようにスタート時間を9時45分にしました。もちろん、スタート時間が遅いことで泊まらず当日来られる方もいるでしょう。睡眠不足等なく体調を整えて山梨を訪れて頂き、レース後は、地域の魅力を満喫して頂きたいと考えております。

また、レース会場はお子様が遊ぶ場所がほとんどありませんが、会場を笛吹フルーツ公園にすることで「配偶者・お子様」が遊具など一日楽しめる場所を用意。ご家族揃ってお越しいただける大会にして参ります。

JAPAN ヒルクライム in大弛峠 開催概要
日時:平成28年5月29日(日)
場所:山梨市地内
競技内容:5月29日(日)午前9時45分 ~ 午後3時 真智地区~柳平~大弛峠 (23km・38km)
     ※パレード区間を含む
定 員:チャンピオンコース(38km)100名、パブリックコース(23km)600名
参加料:8,800円(チャンピオンコース)、6,500円(パブリックコース)
主 催:JAPAN ヒルクライム in大弛峠 実行委員会
    〒405-0018 山梨県山梨市上神内川1259-2 2F Yu甲斐な広場
    Eメール [email protected] 
共 催:山梨市
主 管:やまなし観光まちづくり機構
後 援:山梨県、山梨市観光協会、山梨市商工会、山梨青年会議所

申込方法:(1)エントリーサイト(クレジットカード、コンビニ払い)
     (2)FAXによる申し込み後・銀行振込
募集期間(予定):平成28年3月1日~平成28年5月10日
大会ホームページ:http://www.japan-hillclimb.com/



コース



1(左):チャンピオンコース 定員100名 (牧丘町真智地区~大弛峠 全長38km)
2(右):パブリックコース  定員600名 (牧丘町真智地区~乙女湖 全長23km)

大弛峠38kmもチャンピオンクラス(日本一を決める実力者のみのクラス)とパブリッククラスにわけます。チャンピオンクラスは、過去実績による主催者選抜20名、一般参加の80名の合計100名で行います。

参加カテゴリ・定員数
1、チャンピオンコース:牧丘町真智~大弛峠 38km(定員100名)
主催者選抜枠:20名
一般枠:80名
制限時間を2時間30分以内に完走できることが条件となります。

2、パブリックコース:牧丘町真智~乙女湖 23km(定員600名)
(1) 小学生(4〜6年生)男女
※それ以下の年齢の場合も、過去実績を主催者に提出頂き実力共に充分と判断された場合は参加することができる。その場合保護者の伴走を必須とします。
(2) 中学生 男子      (3) 中学生 女子
(4) 高校生 男子      (5) 高校生 女子
(6) 19歳〜30歳 男子  (7) 19歳〜30歳 女子
(8) 31歳〜35歳 男子  (9) 31歳〜35歳 女子
(10) 36歳〜40歳 男子 (11) 36歳〜40歳 女子
(12) 41歳〜45歳 男子 (13) 41歳〜45歳 女子
(14) 46歳〜50歳 男子 (15) 46歳〜50歳 女子
(16) 51歳〜55歳 男子 (17) 51歳〜55歳 女子
(18) 56歳〜60歳 男子 (19) 56歳〜60歳 女子
(20) 61歳以上   男子 (21) 61歳以上   女子

(体重別)男性限定 入賞3位まで 
(22) 59kg以下の部 (23) 60−69kgの部 (24) 70−79kgの部
(25) 80−89kgの部 (26) 90−99kgの部 (27) 100kg超級の部

3、競技規則
日本自転車競技連盟(JCF)競技規則に準ずる。競技規則に適合しない機材を使用する場合は賞典外とします。競技終了後規則違反が発覚した場合、表彰終了後でも降格、失格等の処分対象となる事があります。
http://jcf.or.jp/?page_id=218 競技規則に目を通し理解に務めることは全参加者の義務とします。

4、注意事項
(1)競技中に於ける傷害、疾病について、参加者の安心・安全確保のため万が一に備えて「医師1名・看護士2名」を派遣し応急処置を行いますが、それ以後の処置については本人の責任で行うこと。医師などの治療費については、初診料より本人負担とになるので健康保険証を必ず持参してください。

(2)試走を推奨します。但し、その時間は交通規制が行われていませんので交通法規を順守の上、地元の方々に迷惑をかけることがないよう注意して走行をお願いします。1人でも守られない方がいらっしゃる場合は主催者判断で大会を中止することもあります。琴川ダムゴールから先大弛峠頂上までは試走は出来ません。ご理解下さい。

(3)レーススケジュールは進行状況により変更することがあります。予測できない事故や天候の変化により競技運営が不可能と競技委員長が判断した場合は大会を中止または内容を変更することがあります。

・連続降雨量が150mm以上かつ時雨量が40mm以上の場合中止とする。
・悪天候、災害の場合、主催者及び競技運営責任者が選手の安全が確保されないと判断した場合
中止判断日時は大会前日22時に公式ホームページ、及びエントリー時の登録Eメールアドレスに参加者・関係者全員に送信し周知徹底をはかる。

この場合参加費は返金しません。台風などで事前に開催できない可能性が非常に高い場合「主催者判断により諸経費を差引いて返金する場合もあります」。

(4)競技走行中の撮影 安全確保の観点から、競技走行中の競技者による撮影行為は「主催者が許可する場合」を除き禁止とします。※希望される方は事前に申請頂き主催者の確認を受けてください。また撮影したデータは公式サイト用動画として提供頂く場合がありますのでご協力をお願いします。

(5)公道を使用し「一般車両の通行はレース中禁止」です。但し、コースに面する地域住民の方がが車で移動する場合や、緊急車両が通行する場合は「大会役員の誘導指示で通行を許可することが開催条件ですのでレースを一時中断する場合があります」

(6)ゴミについて、競技中の選手は飲料水ボトルや補給食などの投げ捨ては禁止。罰金1万円。観戦者・応援者についても同様とします。


大会に関するお問合せ
主催:JAPANヒルクライムin大弛峠 実行委員会
ホームページ: http://japan-hillclimb.com    
Eメール:[email protected]