ツアー・オブ・カタールでの落車で左大腿骨骨折の怪我を負った新城幸也(ランプレ・メリダ)が手術を終え、帰国した。これからレース復帰に向けてリハビリに入る。

帰国便の空港では愛犬のコリンがお出迎えして、再会を喜んだ。以下、飯島美和さんがユキヤ通信でレポートしてくれた。

帰国し空港で出迎えた愛犬コリンと久々に対面して笑顔の新城幸也帰国し空港で出迎えた愛犬コリンと久々に対面して笑顔の新城幸也 photo:Hitoshi OMAE​
16日の深夜の便で帰国を予定し手続きを進めてまいりましたが、直前で航空会社から術後間もないため、安全安静を確保するのが難しい。との理由で搭乗の許可が下りずに、2日遅れとなりましたが、19日の夕方、無事に日本に到着いたしました。空港から直接病院に直行し、現在検査入院中ですが、痛みもだいぶ治まり、元気な様子がうかがえます。

術後の経過など詳しい検査を受けた後、病院からの許可がおり次第、国立スポーツ科学センター(オリンピックの強化選手のみが使用できる施設)へ入り、24時間体制であらゆるリハビリ設備が整っている環境でリハビリに励みます。

現在は松葉杖を使用しながらの歩行、生活のほとんどは自分で出来るようになっておりまして、今後本格的なリハビリを行っていきます。新城自身はツール・ド・フランスに出場する目標は変えてはおらず、「リハビリではなくてトレーニングのもつもりで!と言う気持ちで、頑張ります」とのことです。

report:Miwa.iijima
photo:Hitoshi OMAE