シクロクロス中心に活動してきたチーム「弱虫ペダル」が、今度はロードレースチームを発足させる。シクロクロス東京の行われたお台場で、渡辺航先生が7人の選手たちを発表した。
弱虫ペダルサイクリングチーム photo:Makoto.AYANO
弱虫ペダル作者・漫画家の渡辺航先生の自転車界へのサポートは止まらない。シクロクロス東京が行われたお台場。夜のアフターパーティの場において「弱虫ペダルサイクリングチーム」が発表された。今度はロードレースを中心に活動する7人の選手によるチームだ。
ゼネラルマネジャーの佐藤成彦氏と渡辺航監督 photo:Makoto.AYANO
先がけてシクロクロス東京の表彰式でサプライズ発表があった photo:Makoto.AYANO
シクロクロス東京のアフターパーティに登場したのは弱虫ペダルのイメージカラーでもある黄色いジャージに身を包んだ7選手とスタッフ、そして渡辺先生。とはいえトップチームとしてのスタートではなく、JBCFのクラスタで言えば「エリートツアー」からスタートするセカンドカテゴリーのチームだ。
「Jプロツアーなどの最高峰カテゴリーではなく、下のクラスのエリートツアーからのスタートです。レース数が多くて参戦しやすく、応援するにもこれから成長していく身近なレベルの選手たちです。子供たちが憧れてくれて、入りたいと思えるチームにしたい。そして徐々にレベルアップして、東京オリンピックの年に闘えるようなチームにしたい」と渡辺先生。
バイクはKUOTA。しかも弱ぺ・スペシャルカラーだ photo:Makoto.AYANO
ジャージの胸にはスポンサー/サプライヤーの名前が photo:Makoto.AYANO
おもなメンバーはチームのマネジャー役をつとめる佐藤成彦氏の運営してきたチームなどとつながりのある選手などを中心に構成された。
メンバーはシクロクロスチームでも活躍している前田公平、先のシクロクロス世界選にジュニア代表選手として出場した織田聖。昨シーズンまでEQADSで走った岡篤志、北海道出身でツール・ド・北海道に道選抜チームで出場した経験を持つ市民レーサーの西島優太郎、栗栖嵩。そしてプレイングマネジャー的な役割として、2013年の全日本選手権タイムトライアル王者である大場政登志と、2004年のアテネ五輪ロード代表であり、欧州トップチームで活動し、シクロクロス全日本チャンピオンにも輝いた経験を持つ唐見実世子がコーチ兼選手として走る。
レインボーブリッヂとお台場を背景にした弱虫ペダルサイクリングチーム(この時点で岡篤志が不在) photo:Makoto.AYANO
シクロクロス、マウンテンバイクでも活躍する前田公平と、シクロクロスで上位カテゴリーの選手にさえ勝てる実力をもつ織田聖が主力選手だ。そして若い前田と織田を除く大半のメンバーが仕事を持つアスリートだ。欧州プロロードマンを目指してきた岡篤志は世界への挑戦という一線からは身を引いたが、現在はスポーツクラブのインストラクターをしながら自転車レースへの取り組みを継続している。大場、西島、栗栖もフルタイムワーカーだ。
渡辺先生にとって、描く漫画の世界であるロードレースのチームを立ち上げたいという思いは以前からあったという。「カテゴリーは低くてもロードレースにはドラマがある。そこに面白さを見出してもらえるような活動がしたい。チームを見た人が『自分もレースに出てみたい』と思ったり、子供たちが『入りたい』と思えるような走りができるチームになりたい」と考えたのがロードチームを立ち上げた経緯だという。
チームの初戦は3月20日の「宇都宮クリテリウム」で、年間30レースほどを走る予定だ。
メンバー
前田公平
岡篤志
西島優太郎
栗栖嵩
織田聖
大場正登志(コーチ兼)
唐見実世子(コーチ兼)
監督:渡辺航
ゼネラルマネジャー:佐藤成彦
メカニック:日比谷篤史
photo&text:Makoto.AYANO

弱虫ペダル作者・漫画家の渡辺航先生の自転車界へのサポートは止まらない。シクロクロス東京が行われたお台場。夜のアフターパーティの場において「弱虫ペダルサイクリングチーム」が発表された。今度はロードレースを中心に活動する7人の選手によるチームだ。


シクロクロス東京のアフターパーティに登場したのは弱虫ペダルのイメージカラーでもある黄色いジャージに身を包んだ7選手とスタッフ、そして渡辺先生。とはいえトップチームとしてのスタートではなく、JBCFのクラスタで言えば「エリートツアー」からスタートするセカンドカテゴリーのチームだ。
「Jプロツアーなどの最高峰カテゴリーではなく、下のクラスのエリートツアーからのスタートです。レース数が多くて参戦しやすく、応援するにもこれから成長していく身近なレベルの選手たちです。子供たちが憧れてくれて、入りたいと思えるチームにしたい。そして徐々にレベルアップして、東京オリンピックの年に闘えるようなチームにしたい」と渡辺先生。


おもなメンバーはチームのマネジャー役をつとめる佐藤成彦氏の運営してきたチームなどとつながりのある選手などを中心に構成された。
メンバーはシクロクロスチームでも活躍している前田公平、先のシクロクロス世界選にジュニア代表選手として出場した織田聖。昨シーズンまでEQADSで走った岡篤志、北海道出身でツール・ド・北海道に道選抜チームで出場した経験を持つ市民レーサーの西島優太郎、栗栖嵩。そしてプレイングマネジャー的な役割として、2013年の全日本選手権タイムトライアル王者である大場政登志と、2004年のアテネ五輪ロード代表であり、欧州トップチームで活動し、シクロクロス全日本チャンピオンにも輝いた経験を持つ唐見実世子がコーチ兼選手として走る。

シクロクロス、マウンテンバイクでも活躍する前田公平と、シクロクロスで上位カテゴリーの選手にさえ勝てる実力をもつ織田聖が主力選手だ。そして若い前田と織田を除く大半のメンバーが仕事を持つアスリートだ。欧州プロロードマンを目指してきた岡篤志は世界への挑戦という一線からは身を引いたが、現在はスポーツクラブのインストラクターをしながら自転車レースへの取り組みを継続している。大場、西島、栗栖もフルタイムワーカーだ。
渡辺先生にとって、描く漫画の世界であるロードレースのチームを立ち上げたいという思いは以前からあったという。「カテゴリーは低くてもロードレースにはドラマがある。そこに面白さを見出してもらえるような活動がしたい。チームを見た人が『自分もレースに出てみたい』と思ったり、子供たちが『入りたい』と思えるような走りができるチームになりたい」と考えたのがロードチームを立ち上げた経緯だという。
チームの初戦は3月20日の「宇都宮クリテリウム」で、年間30レースほどを走る予定だ。
メンバー
前田公平
岡篤志
西島優太郎
栗栖嵩
織田聖
大場正登志(コーチ兼)
唐見実世子(コーチ兼)
監督:渡辺航
ゼネラルマネジャー:佐藤成彦
メカニック:日比谷篤史
photo&text:Makoto.AYANO
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