UCIアジアツアーを中心に活動する愛三工業レーシングチーム。2016年はスプリンターの黒枝士揮とスピードマンの原田裕成が加入し、日本人選手のみでUCIポイントを獲得することを目標にする。



2016年の愛三工業レーシングチーム2016年の愛三工業レーシングチーム photo:aisanracing
ツアー・オブ・ジャパンに出場の愛三工業レーシングチームツアー・オブ・ジャパンに出場の愛三工業レーシングチーム photo:Hideaki TAKAGI一貫してUCIアジアツアーを中心に戦う愛三工業レーシングチーム。2015年はツアー・オブ・タイランド(UCI2.2)で中島康晴が個人総合優勝した。またHCのステージレース、ツール・ド・ランカウイで個人総合16位の早川朋宏(愛三工業レーシング)がベストアジアライダー賞を獲得するなど結果を出してきた。
ツアー・オブ・タイランド2015個人総合優勝の中島康晴(愛三工業レーシング)ツアー・オブ・タイランド2015個人総合優勝の中島康晴(愛三工業レーシング) photo:Sonoko Tanaka
2014年に西谷泰治氏と盛一大氏が引退し、ゴールスプリントは福田真平に頼ることが多くなった。2016年はスピードに長ける黒枝士揮と原田裕成の2名が加入することにより死角のないオールラウンドに戦えるチームとなった。メンバーは2015年の8名にこの2名が加わった10名に。
新加入の黒枝士揮、左は弟の咲哉。兄弟でジャパンカップオープンを連覇している新加入の黒枝士揮、左は弟の咲哉。兄弟でジャパンカップオープンを連覇している photo:Hideaki TAKAGIインカレ4kmインディヴィデュアルパーシュート 連覇の原田裕成(鹿屋体育大)インカレ4kmインディヴィデュアルパーシュート 連覇の原田裕成(鹿屋体育大) photo:Hideaki TAKAGI
黒枝は大分県立日出暘谷高校3年時に全日本選手権ロードジュニア優勝(2位は山本元喜)、インターハイロード優勝。鹿屋体育大学3年時にツール・ド・北海道第1ステージ優勝でリーダージャージ着用。卒業後はNIPPOに所属し2015年ツール・ド・コリア第6ステージ2位、ナショナルチームとして出場したGP MARCEL BERGUREAUで優勝などの成績があるスプリンター。

原田裕成は岡山県立水島工業高校でインターハイ個人追抜き3位、鹿屋体育大学では個人追抜きでインカレ2連覇達成。3年時の4分33秒784は大会新記録で、4年時には屋外でも34秒を出している。トラック中距離を得意とし、ロードではスピードマンとして期待される。

以下、チームからのリリースを紹介しよう。



自動車部品メーカーの愛三工業株式会社を母体とする愛三工業レーシングチーム(UCI登録名:AISAN Racing Team)は、2006年にUCIコンチネンタル登録を行ってから、今年で10周年目のシーズンを迎えました。10周年目を迎えた今シーズンも例年と変わらずUCIアジアツアーを中心に活動し、日本からアジア、アジアから世界へ向けてレース活動を行っていきます。

チームが目指すもの

2016年の目標は8月にブラジルで開催されるリオ・デ・ジャネイロ・オリンピックの出場権の獲得すること。そして2020年に行われる東京オリンピックの出場権を獲得するための強化を行っていきます。世界の舞台で戦う選手を輩出するために、愛三工業レーシングチームは日本人選手のみでUCIポイントを獲得する事に拘ります。

UCIアジアツアーランキングは10位以内を目指します。また、UCIアジアツアーランキングが上位になることで、選手たちは更に上のカテゴリーの扉を開くことができます。愛三工業レーシングチームはUCIアジアツアーを中心に活動することで、世界へと繋がる道も示したいと考えています。

2016年チームメンバー

新加入の黒枝士揮新加入の黒枝士揮 photo:aisanracing2016年は10名体制で挑みます。2016年から新たにNIPPO-VINI FANTINIから黒枝 士揮(くろえだ しき)が加入、また4月から鹿屋体育大学の原田 裕成(はらだ ひろあき)が愛三工業レーシングチームの一員としてチームに合流します。

黒枝はスプリンターで、鹿屋体育大学に在学中の2012年ツール・ド・北海道ステージ優勝や、日本代表遠征での2014年フランスのワンデーレースGPマルセル・ベルジュロー(FFC1.12.1)で優勝をしている実績があります。昨年もアジアツアーではコンスタントに上位入賞を果たしており、今年の活躍が期待されます。

原田はトラック中距離競技を得意としている選手で、2015年のオムニアム選手権では4位で大会を終えています。トラック競技でオリンピック出場を目指すとともに、ロードレースでも持ち前のスピードを武器に世界の強豪にチャレンジしてもらいたいと思っています。

選手

新加入の原田裕成新加入の原田裕成 photo:aisanracing綾部勇成
中島康晴
福田真平
伊藤雅和
小森亮平
平塚吉光
早川朋宏
中根英登
黒枝士揮 NIPPO-VINIFANTINIから移籍
原田裕成 鹿屋体育大学より4月から加入

スタッフ

マネージャー 別府匠
テクニカルディレクター 西谷泰治
チーフメカニック 吉田正樹
チームアシスタント 度会菜々
チームアドバイザー 別府始
プロジェクトマネージャー 中根賢二
ゼネラルマネージャー 鷲見成起

レーススケジュール

2016年の最初のレースとして、今年で7年連続出場になるアジア最高峰のレース、ツール・ド・ランカウイへの出場が決まっています。その後は今年初開催のマレーシアでのステージレース、ツール・ド・サワラックへの出場も決定しています。マレーシアでの2連戦以降もUCIアジアツアーをメインに参戦していきます。またJBCF Jプロツアーにも随時参戦し、全国を転戦して行きます。

2016年出場予定レース

2月24日~3月02日 Le Tour de Langkawi UCI 2.HC(Malaysia)
3月16日〜3月20日 Tour de Sawarak UCI2.2 (Malaysia)
4月01日~4月06日 Tour of Thailand UCI 2.2 (Thailand)
5月04日〜5月07日 Banyuwangi Tour de Ijen UCI 2.2 (Indonesia)
5月29日~6月05日 ツアー・オブ・ジャパン UCI 2.1
6月05日~6月12日 Tour de Korea UCI2.1 (Korea)
6月16日~6月19日 ツール・ド・熊野 UCI 2.2
6月21日 全日本自転車競技選手権大会タイムトライアル N.C.
6月24日 全日本自転車競技選手権大会ロードレース N.C.
9月01日~9月03日 ツール・ド・北海道 UCI 2.2
9月13日~9月17日 Jelajah Malaysia UCI 2.2 (Malaysia)
※2016年1月1日現在。レーススケジュールは変更になる可能性があります。

JBCF Jプロツアー出場予定レース

3月20日 宇都宮クリテリウム
4月10日 伊吹山ヒルクライム
4月16日〜4月17日 白浜チームタイムトライアル・クリテリウム
4月23日〜4月24日 群馬CSCロードレース
7月02日〜7月03日 西日本実業団ロードレース
7月17日 石川ロードレース
8月06日〜8月07日 みやだヒルクライム・クリテリウム 
8月27日〜8月28日 山口ロードレース・ヒルクライム
9月24日〜9月25日 前橋クリテリウム・赤城山ヒルクライム
10月09日 全日本実業団自転車競技選手権大会 輪島ロードレース
10月15日〜10月16日 南魚沼チームタイムトライアル・ロードレース
10月29日〜10月30日 大分クリテリウム・ロードレース

使用機材、ウェア

2016年の使用バイクはスコットのFOILとADDICT。バイクコンポーネンツはシマノDura-Ace 9070シリーズ Di2。ホイールはシマノホイールシステム。シューズはシマノSH-R321を使用します。サイクリングウェアはシマノACCU3D R。ジャージデザインは昨年から引き続きグラフィックデザイナーの奥野真行氏(Home AL1)が担当。昨年のデザインから細かなマイナーチェンジが行われており、グローブ・ソックスなどがオリジナルデザインになりました。


text:愛三工業レーシングチーム edit:高木秀彰
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