国内6チームと日本代表チームがすべて参加するジャパンカップのアフタパーティーが大会終了後の夜にさっそく開催。日本人選手が大活躍した2日間を終えて、選手もファンも、豪華な賞品や「ここだけの話」などで今年も大盛況に。



国内チームと日本ナショナルチームメンバーが勢ぞろい国内チームと日本ナショナルチームメンバーが勢ぞろい photo:Hideaki TAKAGI
進行はおなじみブラッキーさんと絹代さん進行はおなじみブラッキーさんと絹代さん photo:Hideaki TAKAGI乾杯の音頭は今年も今中大介氏乾杯の音頭は今年も今中大介氏 photo:Hideaki TAKAGI

2日間を通して行なわれた今年のジャパンカップは日本人選手と日本チームが活躍。クリテリウムではポイント賞を鈴木譲、城田大和(宇都宮ブリッツェン)、初山翔(ブリヂストンアンカー)が獲得し、別府史之(トレックファクトリーレーシング)が優勝。本戦では青柳憲輝(宇都宮ブリッツェン)と初山が山岳賞を獲得。そして新城幸也(日本ナショナルチーム/ユーロップカー)3位、ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)8位、畑中勇介(チーム右京)10位などの結果に。

”ジャパンプロレーサーファン大感謝祭”と題したアフターパーティは、今年は会場を宇都宮東武ホテルグランデに移してレース後の18日の夜に行なわれた。対象はその名の通り、国内チームの愛三工業レーシングチーム、宇都宮ブリッツェン、チーム右京、那須ブラーゼン、ブリヂストンアンカー、マトリックスパワータグ、そして日本ナショナルチームの選手や監督・スタッフたち。

さすがジャズのまち宇都宮。生演奏ですさすがジャズのまち宇都宮。生演奏です photo:Hideaki TAKAGIメカニックは体力勝負!メカニックは体力勝負! photo:Hideaki TAKAGI

進行は今年もおなじみブラッキー中島氏と絹代さんで、今中大介氏と栗村修氏が会場を盛り上げる。冒頭の挨拶は佐藤栄一宇都宮市長がつとめ、「ジャパンカップをワールドツアーへ昇格させたい」と構想を語った。そして今中氏の挨拶で全員が乾杯し、楽しいパーティーが始まる。会場は立食形式で飲料や食事が振舞われた。

JA全農とちぎから「勝手に表彰式」の3人へとちぎ霧降高原牛肉1kgが贈られるJA全農とちぎから「勝手に表彰式」の3人へとちぎ霧降高原牛肉1kgが贈られる photo:Hideaki TAKAGI会場のあちこちで即席サイン会が。本戦3位の新城幸也(日本ナショナルチーム/ユーロップカー)もファンサービス会場のあちこちで即席サイン会が。本戦3位の新城幸也(日本ナショナルチーム/ユーロップカー)もファンサービス photo:Hideaki TAKAGI

EQAつながりの3人と可愛い応援団EQAつながりの3人と可愛い応援団 photo:Hideaki TAKAGI地元山形の土井雪広応援団も元気いっぱい地元山形の土井雪広応援団も元気いっぱい photo:Hideaki TAKAGI


チームへ贈られたのはJA全農とちぎから「とちぎ霧降高原牛肉」、JAかみつがからイチゴの「とちおとめ」と「コシヒカリ」。「勝手に表彰式」ではロングエスケープ賞として土井雪広(チーム右京)が受賞。1周目の逃げができたタイミングについて、土井は「近くにいたフミがトレックのメンバーと最前列で集団に蓋をする動きに出たので抜け出した(笑)」と語った。

グッドスプリント賞はクリテリウムで7位に入った小野寺玲(那須ブラーゼン)に。「自分はクリテだけだったので見せ場を作りたかった」とコメント。そしてMVPはもちろん新城幸也だ。「前輪がスローパンクしていたが、とにかく最終周回は全開で攻めた」と明かした。それでも3位の成績は驚きだ。

マトリックスパワータグ応援団とマトリックスパワータグ応援団と photo:Hideaki TAKAGI知っている日本語は? アイラン「宇都宮最高!」知っている日本語は? アイラン「宇都宮最高!」 photo:Hideaki TAKAGI

ブリヂストンアンカーからはサコッシュセットが。2日間表彰台に上がった初山翔ブリヂストンアンカーからはサコッシュセットが。2日間表彰台に上がった初山翔 photo:Hideaki TAKAGIチーム右京からはジャージやタオル、ボトルがチーム右京からはジャージやタオル、ボトルが photo:Hideaki TAKAGI


ここ数年の国内チームの国際化にともないチーム所属のスペイン人選手やフランス人選手も参加。オスカル・プジョル(チーム右京)は、日本に来て一番苦労したのは?の問いに、「ハタナカ!」と場を盛り上げる。今回は特に国内チームとしてベンジャミン・プラデスが8位と最上位になり、Jプロツアーや国内UCIレースで見せる活躍どおりの結果を出した。そのプラデスは「優勝したモレマとは終盤、お互いに『脚が攣ったよ』と話していたのに!」と残念がる。

パーティー前半はスポンサーからチームや選手へプレゼントが贈られ、後半は大抽選会でチームからファンへグッズのプレゼントが。盛り上げ役の栗村氏はパーティー開始直後からビールを皆から注がれ、自分でもセルフで注いでかなりのオーバーペースに。開始30分後には完全に出来上がり.....。自主規制のためそれらの写真のほとんどをお見せできないのが残念です!

今中大介さんとブラッキーさんの真面目な会話中ですが後ろでは。。今中大介さんとブラッキーさんの真面目な会話中ですが後ろでは。。 photo:Hideaki TAKAGI
那須ブラーゼンからはジャージがプレゼント那須ブラーゼンからはジャージがプレゼント photo:Hideaki TAKAGIマトリックスパワータグからはチームキャップとソックスがマトリックスパワータグからはチームキャップとソックスが photo:Hideaki TAKAGI

大抽選会ではたくさんのプレゼント品が大抽選会ではたくさんのプレゼント品が photo:Hideaki TAKAGI愛三工業レーシングチームからはTシャツなどが愛三工業レーシングチームからはTシャツなどが photo:Hideaki TAKAGI


締めは映像会社ビデオライフ制作による大会2日間のダイジェストビデオの放映。本戦はもちろんこのパーティーの冒頭挨拶も入って素早い仕事ぶりに皆が驚く。2時間半以上にわたったパーティーも濃い内容であっという間にお開きに。

栗村さんが酔って階段につまずく芸を披露(笑) まだまだ語り足りない、飲み足らないけれども2時間半はあっと言う間に栗村さんが酔って階段につまずく芸を披露(笑) まだまだ語り足りない、飲み足らないけれども2時間半はあっと言う間に photo:Hideaki TAKAGI

photo&text:高木秀彰