アストゥリアス山岳3連戦の最後を締めくくったアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)とクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)の一騎打ち。最後の休息日を前にした選手たちのコメントをお届けします。



今大会ステージ初優勝を飾ったアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)

マイヨロホを着るアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)が独走でフィニッシュマイヨロホを着るアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)が独走でフィニッシュ photo:Tim de Waele天候が崩れるという天気予報が出ていたので、ウェット用のタイヤを装着したバイクで走っていた。でも予報ほど天候が悪化しなかったので、最後の登りを前にドライ用タイヤを装着したバイクに交換したんだ。

総合リードを広げたアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)総合リードを広げたアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) photo:Tim de Waele見ているだけでは分からなかったかもしれないけど、フルームは3回か4回ほどペースを変化させて振るい落とそうとしてきた。でも脚の調子は良かったし、彼との一騎打ちには慣れている。

復調したフルームは強力だ。でも彼から15秒のリードを稼ぐことが出来た。互いにここまで違ったシーズンを送ってきたけど、今こうして高いレベルの闘いを繰り広げている。ワットも出ていたし、とにかく最後の登坂はハイスピードだった。

ライバルたちを引き離す重要なステップにはなったけど、まだブエルタの総合争いが決まったわけじゃない。残りの5ステージで様々なことが起こる可能性がある。総合リードは広がったけど、ライバルたちを完全に引き離したとは思っていない。それにいつバッドデーがやってくるか分からないので、毎日一歩一歩進んで行くしかないんだ。いつ何時予想外のことが起こるかも知れないから。

休息日に出来る限りリカバリーしないといけない。今年のブエルタは開幕からずっとハードだ。灼熱の1週目を終えて、登りっぱなしの2週目が終わった。みんな疲労感を抱えて走っている。脚を高く上げて、よく食べて、残りの5ステージのことを考えたい。明日はコーヒーストップ有りの50kmライドの予定だ。

ティンコフ・サクソのビャルヌ・リース監督

今朝のミーティングで、フルームが早めにアタックしてアルベルトが反応するシナリオが最高だと話していた。そうなれば自ら攻撃せずに有利にレースを進めることが出来る。昨日のステージでアルベルトが最強だと確信したものの、フルームが更に調子を上げる可能性もあった。

今日のステージを終えてフルームから1分39秒のリードを得ている。良い状況だ。アルベルトが失速しない限り(総合優勝は)大丈夫だろう。フルームは調子を上げているが、同時にアルベルトも調子を上げている。警戒心を解くことなく、自信を胸に闘う。まだハードなステージがいくつか残っている。

果敢に攻撃を仕掛けたクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)

残り4kmで攻撃を仕掛けるクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)残り4kmで攻撃を仕掛けるクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) photo:Tim de Waeleチームメイトたちは今日もファンタスティックだった。集団を率いてハードな展開に持ち込んでくれた。ピーター(ケノー)なんて自分の逃げ切りのチャンスを捨ててまで集団のペースを作ってくれたんだ。もうこれ以上何も望めないほどみんな素晴らしかった。

登りで全開を出したものの、アルベルト(コンタドール)を振るい落とせなかった。あと残り1週間あるのでもう少し総合順位を上げることが出来ると思う。でもアルベルトを打ち負かすことは出来ないだろう。

ツールを落車リタイアしたので、まだ仕上がっていない状態でこのブエルタ開幕を迎えた。走りながらビルドアップして、ここまで調子を上げることが出来て満足している。理想的な状態で最終週に挑めそうだ。

逃げ切り叶わず3位に入ったアレッサンドロ・デマルキ(イタリア、キャノンデール)

ハードなチャレンジになることは分かっていた。でも悔いを残したくなくて挑戦してみたんだ。何としても逃げ切りを果たしたかったし、フルームとコンタドールに追いつかれた時も諦めたくなくて食らいついた。世界選手権を前に、今のコンディションとパフォーマンスには満足している。イタリア代表のカッサーニ監督に注目されていることは知っているし、このチャンスを逃したくない。

ステージ4位に入った総合2位のアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

協力して先頭を追うアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)とホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)協力して先頭を追うアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)とホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) photo:Unipublicコンタドールの走りは素晴らしかった。フルームの強烈なアタックに反応出来たのは彼だけだった。後ろでプリート(ロドリゲス)らと先頭交代したものの、誰もが疲れ切っていた。まだ最終週が残っていて、何が起こるか分からない。

ステージ5位のホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)

今日明らかになったのは、コンタドールとフルームが最強だということ。フルームは総合2位ではなく総合1位を狙って走っている。フルームはこれからも攻撃を仕掛けてくると思う。ブエルタは長く険しい。獲得標高差5000mの今日のステージで身体はダメージを受けたよ。

ステージ11位に終わったワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・シマノ)

少し失望している。でも毎日トップコンディションを発揮出来るわけじゃない。今日のステージを見据えて、昨日は力をセーブするべきだったのかも知れない。でも登りのリズムは悪くない。楽しみながら走れているよ。慎重に最終週を走って、1つでも総合順位を上げたいと思う。

失格処分を受けたジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、オメガファーマ・クイックステップ)

失格を言い渡されたジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、オメガファーマ・クイックステップ)失格を言い渡されたジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア、オメガファーマ・クイックステップ) photo:Tim de Waele大変申し訳ないことをした。こんなことは起こるべきではなかった。チームとレースオーガナイザー、そしてファンに謝りたい。

15分以上遅れたリゴベルト・ウラン(コロンビア、オメガファーマ・クイックステップ)

気管支炎に苦しみ続けて5〜6日が経つ。昨日も苦しんだけど、今日は最悪だった。息が出来ないような状態だった。最初の登りでバイクを降りようと思ったほどだ。でもチームメイトがサポートしてくれたおかげで集団に復帰して、走り続けることが出来た。何としても切り抜けないといけない一日、それが今日だった。この仕事がどれだけ厳しいものか痛感したよ。

周到に準備を積んで挑んでいただけに、病気によって闘いから脱落するのは悲しい。でも為す術が無かった。明日は休息日。出来る限りリカバリーして、最終週に向けて調子を戻したい。出来るならば、最終日のサンティアゴ個人タイムトライアルで成績を出したいと思う。

text:Kei Tsuji
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