「追いついた時、これは今日勝てるんじゃないかと気づいたよ」とは、劇的なステージ優勝を飾ったステージ優勝を飾ったエンリーコ・バッタリーン。ほか、マリアローザをキープしたウランなど総合上位勢のコメントと合わせて紹介する。



ステージ優勝を飾ったエンリーコ・バッタリーン(イタリア、バルディアーニCSF)

ステージ優勝を飾ったエンリーコ・バッタリーン(イタリア、バルディアーニCSF)ステージ優勝を飾ったエンリーコ・バッタリーン(イタリア、バルディアーニCSF) photo:Kei Tsuji本当に今日はこの勝利が欲しかった。逃げグループの中ではあまり積極的に動いていなかったけれど、すごく集中して走っていたし、リアルスタートが切られてから僕が一番にアタックをした。最後の登りでは自分のリズムで上っていて、これが正しい判断だった。最終盤は勾配が緩んでいたのでペースを上げて、カタルドとパンターノに追いついた。これは勝てるんじゃないかと理解したんだ。

ちょうど一年前僕はジロでクラッシュしてリタイヤするという選択をしたけれど、今日は勝利した。昨日は僕の良き友であるカーノラが勝って、今日は僕。スーパーな気分だよ!今日の勝利にはみんなとても満足しているし、チームにとって歴史的な一日となったね。スポンサーや、チームのみんなに感謝したい。

3番手で最終コーナーを抜けるエンリーコ・バッタリーン(イタリア、バルディアーニCSF)3番手で最終コーナーを抜けるエンリーコ・バッタリーン(イタリア、バルディアーニCSF) photo:Kei Tsuji
マリアローザを25秒引き離したナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)

マリアローザを25秒引き離したナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)マリアローザを25秒引き離したナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) photo:Kei Tsuji正直に言ってここ数日よりもハッピーに一日を終えることができた。より良いフィーリングだよ。脚の調子も今日は良くて、これから待ち受ける山岳ステージを前にして良い兆候だと思った。落車してからというものずっとバッドデイが続き、特に呼吸系のトラブルが長い間走りに影響を及ぼしてしまった。でも幸運にも調子が戻ってきて、今日の走りはこれからのステージに自身を持たせてくれるはずだ。

今日ウランに対して稼いだ25秒は少ない数字だけれども、僕は山岳でリードを奪うことができると証明できた。僕らのレース戦略はタイミングを待ち何が起こるかを良く見極めること。山岳で攻撃できることは今日証明できた。警戒すべき選手はポッツォヴィーヴォだ。彼は山岳で非常に強さを発揮していて、1mの先行も許してはならないと思っている。明日のヤマ場は最終の峠だろう。今日と同じプランで動き、ライバル達から離れずに走るよ。ジロはまだまだ長い。

マリアローザをキープしたリゴベルト・ウラン(コロンビア、オメガファーマ・クイックステップ)

ライバルたちから遅れてフィニッシュするリゴベルト・ウラン(コロンビア、オメガファーマ・クイックステップ)ライバルたちから遅れてフィニッシュするリゴベルト・ウラン(コロンビア、オメガファーマ・クイックステップ) photo:Kei Tsuji今日僕は良い走りができていたと思う。チームがずっと僕に付き添って走ってくれていた。残り5kmからペースが上がったときもまだアシストをしてくれていて嬉しく思っているよ。僕は何回かグランツアーを経験しているから、3週間の中でコンスタントに走る必要があることを知っている。

今日ライバルに対して20〜25秒を失ったけれど、本当の問題ではない。最後にマリアローザを着ているためには全てのステージで強さをアピールする必要は無いんだ。まだまだハードなステージが残っているから、できる限り体力をセーブしなければならない。トリエステのフィナーレでマリアローザを着ていたい。

ウランから先行したカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング)

フィニッシュ後に介抱されるカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング)フィニッシュ後に介抱されるカデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング) photo:Kei Tsujiもう数秒稼ぐことができたかもしれないけれど、僕の前に数人の選手がいた。峠の序盤に誰かが凄く早いペースを刻んだので、集団にセレクションがかかった。僕はモラビートとサンチェスがそばにいてくれたけれど、その影響で多くのリーダー達が孤立している状況となったんだ。

逃げグループに乗ったアルバート・ティマー(ドイツ、ジャイアント・シマノ)

フィニッシュ後のアルバート・ティマー(オランダ、ジャイアント・シマノ)らフィニッシュ後のアルバート・ティマー(オランダ、ジャイアント・シマノ)ら photo:Kei Tsuji自分自身にちょっと驚いている。最後は本当にキツい登りで、僕は自分のマックスパワーで上っていた。一か八かの走りだったから自分のリズムを崩さないように集中をしていたよ。

登りをこなしているときは多くのファンから声援をもらって鳥肌が立っていたよ。変な気分だった。惜しかったけれど、最後は自分にはちょっとキツすぎた。でも自分の走りにハッピーだし、こんなビッグレースにチャンスを見いだすことができて素晴らしい気分だよ。

21分58秒遅れでステージを終えた別府史之(トレックファクトリーレーシング)

1級山岳アルペ・ノヴェイスで集団先頭を走る別府史之(トレックファクトリーレーシング)1級山岳アルペ・ノヴェイスで集団先頭を走る別府史之(トレックファクトリーレーシング) photo:Kei Tsuji「今日は途中の1級カテゴリーの登りが激坂のため、34x28のギアを付けて走った(バッソが話してくれた事前情報)。序盤22人の逃げにダニーロ(・ホンド)が乗り、集団はオメガファルマ・クイックステップが集団をコントロールしてレースは進んだ。

1級カテゴリーの登りは道が狭く、上りきった後の下りがトリッキーなので、チームリーダーのロバート(・キセロフスキー)とリカルド(・ゾイドル)とアレドンドを前で山岳を通過させる必要があった。補給所のあとチームメイトを先頭まで連れて行き、先頭に出て麓から集団前方を走った。急勾配の坂の位置取りはうまくいった。

そのあと第2カテゴリーの坂でリカルドがアタックしていったのを見送ってメイングループから離脱した。そしてグルペットでゴールを目指して走っている最中、多くの観客から「Grande Fumy!! Fumiyuki Beppu!!」声をかけてもらって元気が出た。」

各コメントはチーム/個人公式ウェブサイトなど、新城幸也のコメントはTeamユキヤ通信より。

text:So.Isobe

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