チームスカイのセカンドエースであるリッチー・ポート(オーストラリア)のジロ・デ・イタリア欠場が正式に発表された。タスマニア生まれのオールラウンダーはツール・ド・フランスでのアシストに専念する。



リッチー・ポルト(オーストラリア、チームスカイ)リッチー・ポルト(オーストラリア、チームスカイ) photo:Cor Vos事前の発表では、ポートがジロで、クリス・フルーム(イギリス)がツールでエースを担うと予定されていた。しかしポートはティレーノ〜アドリアティコで体調を崩し、思うようにコンディションを上げることが出来ていない。チーム首脳陣は、ツールでの走りを視野に入れて、ポートのジロ欠場を決めた。

祝福のキスを受けるリッチー・ポルト(オーストラリア、チームスカイ)祝福のキスを受けるリッチー・ポルト(オーストラリア、チームスカイ) photo:Kei Tsujiチームスカイのパフォーマンスサポート責任者のティム・ケリソン氏はチーム公式サイトの中で以下のようにコメントしている。「リッチーは元々ツールに出場する予定だった。ジロ欠場が決まった今、最高のコンディションでツールに挑めるようフォーカスして行く。彼は2012年と2013年のツール制覇において欠かせない役割を担っていた。チームとしてラインナップを見直した結果、成功の可能性を最大限引き上げるために、彼をジロに出場させないことを決めた」。

2013年ツールでフルームをアシストするリッチー・ポート(オーストラリア、チームスカイ)2013年ツールでフルームをアシストするリッチー・ポート(オーストラリア、チームスカイ) photo:Cor Vosポートは3月のボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャに出場した際に「ティレーノ〜アドリアティコで崩した体調がまだ戻っていないんだ。とにかく今は休む必要がある」と疲れ顔で語り、その翌日にレースをリタイアしている。「ジロとツールの両立は可能。でもジロで勝つためのアシストがチームに足りていないんだ。ツールでフルーミーをサポートするためにジロは欠場するかも知れない」と語っていた。

ポートはフルームとともに4月27日のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュに出場予定。ジロではポートに代わってダリオ・カタルド(イタリア)やカンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ)、ピーター・ケノー(イギリス)らがエースを担うことになるだろう。

また、ロンド・ファン・フラーンデレンを32位で終えたブラドレー・ウィギンズ(イギリス)は予定通りパリ〜ルーベに出場する。アルデンヌ・クラシックには出場せず、4月22日から25日まで北イタリアで開催されるジロ・デル・トレンティーノに出場予定だ。

text:Kei Tsuji

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